前回はハイエースを選んで、うしろ開き車両のあれこれを書きましたが、今回は、ぼっけ号の小さなこだわり部分を。
まず車体のカラーについて
移動販売を始めるにあたり、細部を具現化しようと。スケッチブックに様々な形態のぼっけ号を描いたが、しっくりこない。(アナログだわな)そこで、どんな場所でピザを焼きたいかを考え、風景ありきで描いてみた。
小さな湖の湖畔の公園、
夕陽が沈む浜辺、
一面芝生の青々とした公園
青空の下のフェス
これらの風景に入り込んだぼっけ号を色々描くと、どれにもピッタリなのが今の色になったの。あと、雑誌で同じような風景の広告でどんな色使ってるかとかを参考にして。
若草色と黄色かかった生成色
もちろんつや消しでね。
自然の中でも溶け込みながら、目立つ感じがとても気に入った。
内装も同じコンセプト、すぐにイメージができた。無機質の自動車を少しでも有機な雰囲気を出すために、天井や壁に珪藻土を使い、正面から見える部分は木を使う。しゃれた山小屋になればと。
ぼっけ窯も奥行きを出すためにも、オレンジとモスグリーンを使って差し色に。
こうやって、ぼっけ号は出来上がったのでした。
めでたしめでたし。