移動販売車業を始める第一歩に車選びがのしかかる
オートマ、クーラー付き、立ち作業、二人は入れるスペース、丈夫は最低条件
そしてbocchenoは薪窯を積む、
薪窯の美しい炎や数秒で焼き上がるピザ、薪窯の魅力を看板にしたい。みんなに見てもらいたい。
クイックデリバリーや1.5tトラックなどの横が販売面では大事な部分が見えない
うしろ開き、後部販売口でないとダメだ。
付け加えて、車高が低くないとお客様の視線に入らない。
全部をクリアしたのが、トヨタハイエースグランドだった。
当時はハイエースの移動販売車はほとんどいなかったなぁ
ただ、デメリットはある。
うしろ置き(業界用語か)はお客様に見る面は2m×2mという極めて小さい。
横置き車は5m×2.5mくらいはある
ぼっけ号の課題はどう大きく、広く見せるかだった。
まず一つに、奥行きを利用して立体感を出す。
奥を明るくしたり、ネオンつけたり、手前と奥の天井の素材を変えたりね。
もう一つは、立て看板や、ヤグラ看板を組んで大きく外回りも立体感を出したり。
そやって、大きな移動販売車の中でも埋もれないよう、目立つように演出してきたのよ。
先日、12年ではじめてレッカーされましたが
(移動販売車では珍しい事、12年一度も故障しないなんて)
なんせ丈夫な車です。
昨今、大型の移動販売車が主流となっている中で、
小さくてもでっかく表現できるスタイルも面白い。
移動販売車業はエンターテイメントだとつくづく思うわ。