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日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「笑いながら泣いたウーマンラッシュアワー/ THE MANZAI 2019年12月8日!」No.2717

2019-12-08 22:42:34 | 表現

↑友人の堀潤さんが誕生日にくれたというベルリンの壁崩壊の石を持つ村本大輔さん。

 

私はウーマンラッシュアワーの村本大輔さんの漫才が好きで、

中国の大学でもスクリプトを準備し、年に一度は学生達に披露しています。

(「コンビニの店員」とか「バイトリーダー」とか)

さて、三年前、

原発や基地建設問題を無視する世間の風潮を痛烈に批判した漫才を発表し、

村本さんのウーマンラッシュアワーは、テレビから干されました。

山本太郎さんと同じパターンです。

でも、山本太郎同様、村本大輔も

自分のやり方で表現活動を継続しています。

今日は年に一度の(テレビが放映する)彼の舞台で、

彼は普段はお笑い中心の漫才をしているそうですが、

この全国ネットのチャンスを逃すものかと、

原発も、辺野古も、朝鮮学校も炸裂させていました。

今晩7時から9時までの番組が

もうYOU TUBEに登場したので早速見ることができました。

(動画は一番下)

「ロックバンドのボーカルみたい」とか

「賛否両論は当たり前だけどTVで言いにくいことを言ってくれる芸人なんてもう村本さんくらいだと思うんです。来年も期待してます。」とか

「この後に出てくる芸人のネタがあっち向いてホイとか、考えずに笑えるネタだけど薄味に感じてしまう。」

などと動画コメント欄に書かれていて、

自分のことのように嬉しかった!

村本大輔さんが綴っているNOTEも

自分の言葉を持つ人の書く文ですから、

非常に惹き付けられます。

未だの方はどうぞ御一読くださいませ。

 ↓      ↓      ↓

「壁を壊す」村本大輔 https://note.com/muramoto/n/nd7ad8582b044?fbclid=IwAR3qiJSqEyYTFD-p1nb9g9roCP7YnQJQB3dwrWlKti5BrLx8GIZ3YC4voDM

(最初の部分だけちょびっと転載しますね)

僕はワイドショーや世間の風潮が好きではない。週刊誌や新聞はその時起きた問題をその日に記事にして、それが関心度が高そうな問題から報道番組やワイドショーで流し、専門家は知ってる顔で語り芸能人コメンテーターは実体験や、素直な感想でそれにコメントをする。

ひとつのテーマは約5分ほど。MCは「次のテーマはこちら」と言いまた新たな魚をまな板に乗せる。そうやってテンポよく次から次へと起こる問題が消化されて行く。それらは感動するわけではなく、流れ作業のようにも見える。

それらのテーマは時に「旬のテーマ」という言い方をされる。そして、それらを扱う漫才をする芸人は時事ネタ漫才と言われる。いま漫才で沢尻エリカを取り上げる芸人はいるけど清原やASKAはいない。なぜなら清原やASKAをやると「いつの話やねん、いまは沢尻やろ」となる。

ワイドショーで沢尻エリカに群がる番組、そして、それにいつもコメントする人たちは、なんだかタピオカや韓国のチーズハットグに並ぶ女子高生のようにもみえる。誰かが、時事ネタという言葉を使うとき、俺はいつも思う。

時事というのはその時の事、と書く。しかし当事者からしたら、その時の事ではなく日常のことだ。福島は今も泣いてるし沖縄は今日も怒っていて朝鮮学校の子供は明日も戦う。なんならあの時の戦争体験者はいまも声を上げている。だから時事ネタとか旬とか言うあなたは、その時たまたまメディアがピンスポットをあてた、そこをみただけの他人の悲しみつまみ食い野郎だ。

(続きは「壁を壊す」サイトでごらんください)

ウーマンラッシュアワー/

THE MANZAI 2019 マスターズ 2019年12月8日


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