毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「広河隆一責任編集『DAYS JAPAN』・・・捨てようかな」No.3755

2020-01-11 23:00:59 | 表現

毎月820円を払うのが苦しくて、

ずいぶん前に定期購読を止めてしまった報道写真誌「DAYS JAPAN」。

ずっと押入れにおいていました。

今度、引っ越すので押入れを整理し始めてそれを手に取ると

広河隆一責任編集」という、表紙の一番上の文字が目立ちます。

表紙の多くは女性たちの写真です。

(広河の野郎はどんな気持ちでこの写真を撮ったんだ!

あのエロジジイは)と思うと

その写真誌が薄汚れた偽善の固まりのように感じ、

もう捨てようと思いました。

私にとって広河隆一は、あのレイプ男山口敬之の双子の兄弟です。

・・・しかし、

捨てる前にちょっとだけ、・・・パラパラめくって見ると、

どの写真も捨てるなんて冗談じゃない迫力です。

第一、写真のほとんど(或いは全て)は

広河隆一が撮ったものではありません。

彼は編集しただけです(その編集が偽善であるにしても)。

〈広河の罪を憎んで、「DAYS JAPAN」を憎まず〉

引越し先まで持って行くことにしました。

私が大好きで何度も見た、下の写真は

「おばあちゃんと猫」という特集の伊原美代子さん撮影の一枚です。

田舎のおばあちゃん一人と猫一匹が、起きている時も寝ている時も

ずっと一緒に、心から信頼しあって暮らす様子を撮った

伊原さんの写真と文は今見ても、読んでも、感動的です。

↓(「ぼた餅みたい」とフクマルを食べようとするおばあちゃん。09年3月)

「DAYS JAPAN」ー人々の意思が戦争を止める日が必ずくるー

Vol.6 No.9 2009年9月号:おばあちゃんと猫/日本人の食べるエビ


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