毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

「『平和の少女像』展示中止とは!まさに表現の不自由時代の開幕」No.2927

2019-08-03 22:45:58 | 表現

あいちトリエンナーレ「表現の不自由展」に展示された「平和の少女像」

なぜ、ここまで感情的になって拒絶するのですかね。

日本国家が戦争時代の負の歴史を否認するのも恥ずかしいことですが、

さらに国民一人ひとりが自分の頭で冷静に考えず、

国家の政治的言辞に盲従してどうするんですかっての。

名古屋市長の川村たかしさんが視察して

展示中止を要請したというのも

市議会で論議されてもおらず、市長個人の見解ですよね。

見学者の中には

自分が見たくないからといって

作品の頭に袋をかぶせたりした者もいたそうですが

それって100%暴力以外の何ものでもありませんよ。

しかも、そういうことやっているのはみんな男ばかり。

「日本の男はこれだからね~」と蔑まれるわね。

政治にかかわりがあるからと言って

議論することまで拒絶する感情的な空気が蔓延している今の日本

まさに、「言論の不自由」時代に突入した感があります。

こういう空気が戦前・戦中の日本の空を覆い尽くしていたんですね。

    

「あいちトリエンナーレ2019」で芸術監督を務める津田大介さんの言葉。

  ↓     ↓     ↓     ↓

「日本が自国の現在または過去の負の側面に言及する表現が

安全に行えない社会となっていることを内外に示すことの意味を、

よく考えていただいて、

自制的に振舞っていただきたいと思っております」

 

 

 

 


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