毎日がちょっとぼうけん

日本に戻り、晴耕雨読の日々を綴ります

大阪人の神髄   2011年4月18日(月) No.114

2011-04-18 10:14:36 | 中国事情
 16日(土)大阪での関西共同行動には、4000人近い人たちが参加したとフミちゃんからメールがあった。(朝日新聞発表は2000人とのこと。ネットにはまだ一切出ていない)

 その集会に帰国者の家族も参加した。それがどれほど勇気を必要とすることか、簡単に想像できる。日本に来てからはもちろん、おそらく中国でもこうした集会やパレード(←と言っておく。またブログを閉鎖されたくないので…)に参加する機会はなかっただろう。
帰国者一個人の立場で政治参加することの壁は、日本で生まれ育った者の何倍も厚かったはず。それを思うと、胸がジーンとなる。

 日本島の大阪には、日本人、中国からの帰国者とその家族、在日韓国・朝鮮人、中国人、イギリス人、フィリピン人、イラン人、コンゴ人、カナダ人、アメリカ人、タイ人…。私が知り合っただけでもいろんな国が出自の、たくさんの人たちが生活している。全ての生活者にとって、今回の大震災と原発事故は被害者としての当事者だ。日本人だけで小さくかたまらず、日本島に住む全ての人たちが等しく仲間であると、いつも心にとどめて欲しい。

 今回の行動には、昔、飲み過ぎて羽目をはずし、お連れ合いをハラハラさせたスエミ姐さんも参加した。彼女の参加もどれほど嬉しいか口では言えない。彼女のメールには「原発が心配で夜も眠れず。だから昼寝です。(なんて冗談言ってる場合じゃない)」とあった。
ああ、いいなあ!大阪はこうでなくちゃね。どんなときでも大阪人のすばらしさは、その「アホアホパワー」にある!大阪人の神髄を発揮して日本を元気にしてね。
アホ言って、不幸を、涙を笑い飛ばして行こう! 
コメント
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