息を吹き返す
夏の海にもぐって、呼吸の限界まで深く深くもぐる もぐる
そして波の合間からものすごい勢いで顔を出す
ちょっと水を飲んで苦しくなった
だけど見上げた空と体を揺らす波は何事もなかったようにただ青く
あまりに鮮やかに
今まさにこの星のへそだ
海原に顔だけつき出す星のへそ
そうか、深くもぐった後に見上げる空と吸い込む空気はこんなにも気持ち良かったのか
一つ、また一つそうやってしか分からないこともある
色を失いかけていた全ての事も少しずつ鮮やかになっていく
一つ、また一つだんだん分かることがある
そうして息を吹き返したこの心と目に映るものに今度はどんな色を塗ってやろうか
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そうだ、森はすべてのみどりをつかってやろう
花はすべてのいろをつかってやろう
想像のむこうがわ
感覚と形にするうごき
そうしてこの目に映る風景が鮮やかになっていく
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ゆうだいくん、だいすけくん、しんくん本当にありがとう。暖かい力を頂きました。感謝です。この場をかりて。
はじめ