最近は過疎化の進んだ中山間地の廃校で十数名のダンサーたちと過ごしていた
男子は体全体でなんだか大きな迫力
女子は細かいけれど滑らかでもある動き
そういうシーンを見ていると言葉にはならない身体表現の大胆さやしなやかさを取り込めるような気がした
元来あれこれと分解しがちというか分解する訓練を勝手にしていて
右手と左手、右足と左足、右手と右足、右手と左足、左手と左足、左手と右足、かかととつまさき、光と影やその中間のグラデーション地点の薄さや濃さ、それらの分解に意識が集中してしまうのだけど、それを束ねて身体で表現するダンサーってすごいなと思う
ひょっとして体の分解だけでなく時間や光の分解から、回路を再構築しているようなことなのかもしれない
それは見ていて興味深い