オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

ようこそ映画音響の世界へ ~寿司安さん~ ~HiFi堂~ ~健康診断~

2020-10-02 13:23:48 | 日記
 9/26(土)朝に”ようこそ映画音響の世界へ”を見に行きました。その日の夕食は、たまには回転しない寿司にしようという家族の提案でJR尼崎駅の南にある寿司安さんで御寿司を頂きました。9/27(日)は、日本橋を散策したついでに”HiFi堂”に寄ってきました。健康診断は10/1でした。
 映画音響の世界も覗いてみたいなと思い、尼崎のキューズモール(旧ココエ)の4FにあるMOVIX尼崎のシアター4で上映している”ようこそ映画音響の世界へ”を見ました。AM9:10からの上映でしたが私以外は1名でほぼ貸切状態。本当は、”シチリアーノ 裏切りの美学”を見たかったんですが、24日に終わってしまっていたのでこれにしました。
 10/3 青字追記 昨夜の中秋の名月

 今夜は満月で以下のように10月6日に今年地球に最接近する火星が月の左に明るく輝いています。火星は14日に「衝」となる。今夜は月明かりが明るいので月で照らされた人の影も明確に見れます。


 ■1)ようこそ映画音響の世界へ

 1927年に初の本格的なトーキー映画『ジャズ・シンガー』が誕生してから、現在に至るまで、進化し続けている映画音響。映画の“音”へのこだわりや芸術性を著名な映画監督が語るほか、1941年の『市民ケーン』から2018年の『ROMA ローマ』など、新旧の名作の映像を織り交ぜて、映画音響の歴史をたどっていく。
 監督は25年に渡りハリウッドで主に音響デザイナー、音響編集者として活躍する女性でミッジ・コスティン。『クリムゾン・タイド』(95)と『アルマゲドン』(98)では、ゴールデン・リール賞の音響編集賞を受賞した。本作『ようこそ映画音響の世界へ』は彼女の初の長編監督作。
 以下URLに詳細がありこのブログでも一部引用しています。
 https://cinemore.jp/jp/erudition/1607/article_1608_p1.html

 ■2)最初は映画音響の歴史

 ①1927年 初の本格的なトーキー映画。映像と音を同時に。『ジャズ・シンガー』が誕生。
 ②1933年 キングコング“音作り”の先駆け的存在。トラの声を逆再生し、半分の速度に変換したライオンの声と重ねた。この手法は現在でも使用。
 ③1941年 市民ケーン 音を空間再現に使う。オーソン・ウェルズはラジオドラマ『宇宙戦争』(38)で培った音響のテクニックを映像に応用。「音響による空間演出」を彼が提示した。その進化系といえるのが、『プライベート・ライアン』(98)。いかに「画面に映らない状況を音で伝えるか」がキー。マシンガンの音を数パターン作成して、背後にちりばめ、映画の中にある種のリズムを生み出すことで、体験度を強める。
 ④1930~1960年の間は、音楽が多用された時代。
 ⑤1963年 鳥 ヒッチコック 音楽なしを効果的に!?又電子楽器が奏でる音響効果の凄み。シンセサイザーを効果的に用いた作品
 ⑥1963年 『地獄の黙示録』(1979)などで知られるウォルター・マーチによってスピルバーグとコッポラが出会った。
 ⑦1970年 ドルビー社の登場
 ⑧1976年 音のステレオ化 『ゴッドファーザー』(’72)もモノラルだったとは意外!『スター誕生』(’76)あたりからステレオ。
        『ナッシュビル』(75年):音楽を主題にしたブラック・コメディで録音の方法がマルチトラック化へ。
 ⑨1977年 『スターウォーズ』 生の“本物”の音がいいというジョージ・ルーカス監督の依頼。
   チューバッカの声:セイウチやライオンなど、様々な動物の声を採取した音響デザイナー、ベン・バートは、ある1頭のクマと出会う。プーという名のそのクマが実に感情豊かだったため、様々なパターンの声を採取でき、チューバッカの声につながっていった。
  R2・D2:バートはルーカスとの会話の中で「言葉とは音の表情だと気づいた。」「言語とは音」と定義づけたバートは、自らの声にキーボードの音を重ね合わせて、R2-D2の声色を表現。『スター・ウォーズ』の音作りは、試行錯誤の連続
 ’80年代後半から活躍する音響のキーマンの1人は、ゲイリー・ライドストロムで、『スター・ウォーズ』の音響デザイナーであるベン・バートと頻繁に活動した。日本アニメでもスタジオジブリ作品等の英語版収録にも関わっている。
 ⑩1979年 『地獄の黙示録』 5.1chサラウンドシステムを世界で初めて実現。音を映画館のあちこちに移動させるという未知の技術に挑み戦場の“音”を見事に表現。5.1chの着想は、冨田勲の4chから。音響デザイナーはウォルター・マーチ。
 ⑪1986年~ デジタル化。デジタルSFXの元祖ともいえるピクサー社(’86)誕生
 ⑫1993年 『ジュラシック・パーク』(アカデミー音響効果編集賞&録音賞:ゲイリー・ライドストロム )
 ⑬1995年 『トイ・ストーリー』ではコンピュータによる音作りが進められ、一気にデジタル化。:ピクサーによるデジタル・コンピュータアニメーション映画
 ⑭1999年 マトリックス
 
 ■3)音作りの様々な方法

 ・ADR:ADR(英: Automated Dialogue Replacement/Additional Dialogue Recording)アフレコ(アフター・レコーディング)のこと。映画やテレビドラマなどで撮影後に俳優の台詞(声)だけを別途録音すること。
 1980年 R・レッドフォード監督『普通の人々』では、ノイズを消す技術が導入され、ADRも最初のアルゴ(仮想の街)の群集のシーンで使われる。

 ・SFX(エス・エフ・エックス)は、特殊撮影(特撮)。音でも効果音として活用
 1986年 トップガンでは、本物のジェット機の音は退屈だった。⇒ライオンやトラの猛々しい咆哮、 猿のキーキーとした鳴き声を重ねることで退屈なエンジン音ではなく、鋭く激しい迫力のある戦闘機の爆音を再現し、観客に強烈な印象を残す。 ”へー!本物と動物の合成音とは知らなかった。”

 ・Foley アーティスト 『スパルタカス』(60)等で活躍した音作りの先駆者「ジャック・フォーリー」の名に由来する。例えばアリソン・ムーア:擬似音作りの技術者として有名。

 ・アンビエント~環境音楽。『リバーランズスルーイット』(’92年ロバート・レッドフォード監督)や『ロスト・イン・トランスレーション』(’2003年ソフィア・コッポラ監督)、『ブロークバック・マウンテン』の風の音・環境音による心情描写(’05年アン・リー監督、アカデミー賞 オリジナル音楽賞)で効果的に活用。

 ・音楽(MUSIC) 
 『ブラックパンサー』(’18)の音楽づくり。民族音楽とクラシックを融合

 ・パンニング
 『ROMA/ローマ』(’18)カメラの左右の首振り(パン)に合わせて、声が移動する。監督の「音に動きが欲しい」というこだわりから。

 この映画で一番印象的な言葉は、音響デザイナーであるベン・バートの言葉で
 ”仕事以外に何かしら外に楽しみを見出すことでより人生が充実できる。”  と言う言葉。
 彼は若くしてアカデミーの音楽賞を受賞し天才ともてはやされたた。その重圧からスランプに陥った。復活する際にポイントだったのが仕事以外の楽しみを持つこと。これは何となく共感できる。心の余裕に繋がる。
 
 ■4)寿司安さん
 映画を見た日の夕食は、家族3人で”寿司安”さんにしました。ネットの評判で決めました。場所はJR尼崎駅から南に行ったところです。紛らわしいですが、JR尼崎駅北にも”寿し安”さんがありますが言ったのは南側の”寿司安”さんです。
 初めてだったので 注文したのは、”店長お勧め10貫”(@2700円)と天ぷら盛り合わせ(@~1600円)です。
 店長お勧め10貫は、

 10貫共絶品でした。
 左上から時計周りに行くと、ハマチ、大トロ、イカ、マグロ、ヒラメ、アワビ、カンパチ、エビ、ウニ、アナゴ。
 特に大トロは口の中でトロケマス。イカもこんなに旨味の濃いのは初めて。マグロの赤身も中トロの隣の部位かなと思う位柔らかくて美味い。ヒラメもクリームレベルの柔らかさとむちむち感味の旨味が!アワビが噛んだ瞬間は硬いのですが噛めば噛むほど旨味が口に広がります。カンパチ・ウニも絶品でアナゴはシャリの下までネタが一周してサンドイッチ状態で、これもクリーム並みの柔らかさとむちむち感のする旨さがあります。
 天ぷらもしゃきしゃきの衣とネタのおいしさの融合でした。エビと白身の魚と野菜(ゴボウ等)

 前回のフレンチ同様、3人共大満足の夕食でした。尼崎中央市場がすぐ北にあるのもいいネタが手に入るポイントかもです。

 ■5)HiFi堂
 この日の目玉は、アルテックの9861(コンセプト:A7-Xをベースにした上でのマンタレーを加えた全体のワイドレンジ化)でした。49.8万円(2年保証)程度は良かったです。鳴っていなかったのが残念。その他は、
 ・KEF Model207/2 99.8万円(1年保証)程度は極上。定価は、 ¥294万円(ペア税込)ですので妥当。B&W800に似ている。
 ・JBL4560と思われるショートホーンに入った130A  5.98万円
 ・JBL2345ホーン                   5.48万円
 ・B&W684S2                    11.8万円
 ・B&W CM5                     8.58万円
 ・DS97C                        7.48万円
 ・DS77Z                        3.98万円
 ・DALIのトールボーイ型                  ?

 ■6)健康診断
 10/1に南森町の健康診断施設に行ってきました。昨年総コレステロールが280でレッドカードでしたので今年初めからピタバスタチンを夜1錠飲んでいます。飲んで3か月後の4月に178まで下がりました。通常2錠のところを半分の処方で100以上減るのは怖い位の凄い効果です。
 バリウムが苦手なので回避し、胃カメラをやりました。ここでは鼻からもできます。鼻からだと経口と違って”ウエー”とならないので楽ですね。
コメント
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