平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家

2024年06月29日 23時59分11秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は伏見ミリオン座に、「アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家」を観に行きました。
観たい映画は、この1本のみだったので、来週封切りの映画とまとめて観るという案もありましたが、
スケジュールが合うか分からないし、観れるチャンスがあるならその時に観ておこうと
今日は、この1本を観るためだけに名古屋へ行くことに。この映画はドキュメンタリー映画なので
観ることに決めていました。


内容は、ドイツの名匠ヴィム・ヴェンダースが、戦後ドイツを代表する芸術家アンゼルム・キーファーの
生涯と現在を追ったドキュメンタリー。
ヴェンダース監督と同じ1945年にドイツに生まれたアンゼルム・キーファーは、
ナチスや戦争、神話を題材に、絵画、彫刻、建築など多彩な表現で作品を創造してきた。
初期の創作活動では、ナチスの暗い歴史から目を背けようとする世論に反してナチス式の
敬礼を揶揄する作品をつくるなどタブーに挑み、美術界から反発を受けながらも注目を
集めた。71年からはフランスに拠点を移し、藁や生地を素材に歴史や哲学、詩、
聖書の世界を創作。作品を通して戦後ドイツと「死」に向き合い、傷ついたものへの
鎮魂を捧げ続けている。
ヴェンダース監督が2年の歳月をかけて完成させた本作は、3D&6Kで撮影を行い、
絵画や建築が目の前に存在するかのような奥行きのある映像を表現している。アンゼルム・キーファー本人が
出演するほか、再現ドラマとして息子ダニエル・キーファーが父の青年期を演じ、
幼少期をヴェンダース監督の孫甥(兄弟姉妹の孫にあたる男性)アントン・ベンダースが演じる 。


再現ドラマというか、かなり断片的な感じの再現がいるのかなあって感じがしないでもない。
アクセントになって興味深いという人もいれば、そんなら本人のインタビューや
ナレーションのほうが情報としてわかりやすく入ってくると言う人もいるかもしれない。
まあ、ボーっと観させるのではなく、考えながら観て行くことによって、アルゼルムの
世界観を感じて欲しいと言うベンダース監督の意図なのかもしれない。この映画を
観るまで、アルゼルムのことは知らなかったのだが作品には圧倒されますね。また、
会場には美術を学んでいて彼のことに興味がるといった若者達も、結構いましたね。
もし、彼の作品を見れる機会があるなら行ってみたいですね。






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