平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

チャイコフスキーの妻

2024年09月12日 23時59分17秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日、伏見ミリオン座で観た2本目の映画は、「チャイコフスキーの妻」です。
この映画は、19世紀ロシアの天才作曲家ピョートル・チャイコフスキーと彼を盲目的に
愛した妻アントニーナの残酷な愛の行方をつづった伝記映画。ということで、事実に
基いた映画といえるので観ることにしました。 「世紀の悪妻」 と呼ばれたらしいので、
どんな感じなのか興味深いところでもありました。
また、ちょうどトーク・イベント付きの上映回をスケジュールできたので、ラッキーでした。



内容は、女性の権利が著しく制限されていた19世紀後半の帝政ロシア。かねて同性愛者だという
噂が絶えなかった作曲家チャイコフスキーは、世間体のため、熱烈な恋文を送ってくる
地方貴族の娘アントニーナと結婚する。しかし女性に対して愛情を抱いたことのない
チャイコフスキーの結婚生活はすぐに破綻し、愛する夫から拒絶されたアントニーナは
孤独な日々のなかで次第に狂気に駆られていく。 


なかなかの女性ですね、アントニーナ。かなりのストーカー気質かと。でも、ドーク・イベントでの
解説を聞くと、チャイコフスキー自身も同性愛の噂を否定するための策略もあって、この結婚を
利用した面もあったようです。当時は同性愛は罪でしたからね。しかし、アントニーナの
猛烈な愛に嫌気がさしたんでしょうね。精神に異常が来すほどだったといいますが、
これは彼の言い分なので、まるっと信じるわけにはいけません。当時は女性の権利がない時代ですし。
ウィキペディアによると他の女性を愛したこともあるようなので、女性恐怖症とかではないと思うし、
利用するだけの結婚、同性愛の否定と金銭面で。結婚した後、彼女を女性とした扱わなかったので、
余計にアントニーナが狂気に走ったのではないでしょうかね。










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