平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ブックセラーズ

2021年04月27日 23時59分16秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日に観た2本目の映画は、「ブックセラーズ」。
この映画もドキュメンタリー映画である。ニューヨークのブックセラーに
スポットを当てている。今では、本もネットで買えるし、本自体も電子化に
なっている時代に、あえてブックセラーを題材にしたドキュメントというのが
興味深い。こんな時代を彼らはどう乗り切っていこうとしているのか?それとも・・・。


内容は、世界最大規模のニューヨークブックフェアの裏側からブックセラーたちの世界を捉えたドキュメンタリー。
業界で名を知られるブックディーラー、書店主、コレクターや伝説の人物まで、本を探し、本を売り、本を愛する
個性豊かな人々が登場。さらに、ビル・ゲイツが史上最高額で競り落としたレオナルド・ダ・ビンチのレスター手稿、
「不思議の国のアリス」のオリジナル原稿、「若草物語」のルイザ・メイ・オルコットが偽名で執筆したパルプ小説と
いった希少本も多数紹介する。ニューヨーク派の作家フラン・レボウィッツが辛辣ながらユーモアあふれる語り口で
ガイド役を務め、「カフェ・ソサエティ」などの女優パーカー・ポージーが製作総指揮とナレーションを担当。


なかなか、ここまで本を愛している人はいないのではないかというくらいの面々だ。ゆえにそれぞれのエピソードも
想像を超えてくる。古書のコレクターと美術品のコレクターは違うとのことだったが、なるほどと思える反面、そんなに
変わらないのではとも思ったりした。それにしても、古書の何処に価値を見出すかがそれぞれで面白いし、それが売れる
のだから、おんなじようにそこに価値を見出している人もいるのだから不思議だ。これからの行く末を心配しながらも、
最後は楽しそうにブックセラーあるあるみたいな話をみんなでしているところが微笑ましいし、彼らを見ていると、
これからの時代も決して紙の本がなくなることは無さそうだなあと感じた。
久々に本を読みたくなったが、なかなか時間がつくれないとか言っている自分は、まだまだ本好きではないんだなあと
感じつつも、少しは本を読まないとねと思わせてくれる映画でした。













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