平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

劇場版 アナウンサーたちの戦争

2024年08月17日 23時59分57秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、名古屋で映画を2本観ました。相変わらず観たい映画は少なく、今週も2本。
珍しく1本目がセンチェリーシネマで、2本目が伏見ミリオン座でした。今日は、
1本目と2本目の間は50分と移動を考えるとちょうどいい感じでしたが、ランチするには
時間がないので、映画館で食べる感じでした。1本目に観たのは「劇場版 アナウンサーたちの戦争」。
この映画は、戦時下における放送と戦争の知られざる関わりを題材に、プロパガンダの
先頭に立ったアナウンサーたちの葛藤や苦悩を、実話をもとに描いた映画。なので観ることにしました。


内容は、太平洋戦争中、アナウンサーたちは声の力で戦意高揚を図り、偽情報で敵を混乱させた。
1941年12月8日、天才アナウンサーと呼ばれた和田信賢と若手アナウンサーの館野守男は、
ラジオで開戦の第一報を伝えて国民を熱狂させる。その後も2人は緒戦の勝利を力強く
伝え続け、国民の戦意を高揚させていく。同僚アナウンサーたちは南方占領地に開設された
放送局に次々と赴任して現地の日本化を進め、和田の恩人である米良忠麿も前線のマニラ放送局に派遣される。
一方、新人女性アナウンサーの実枝子は、雄々しい放送を求める軍や情報局の圧力により
活躍の場を奪われてしまう。やがて戦況が悪化するなか、大本営発表を疑問視する
ようになった和田と「国家の宣伝者」を自認する館野は激しく衝突する。


軍の都合の良い放送しかできなかったというか、こればっかりは、軍が放送内容まで
調べて自分達の都合の良い放送しかできなかった時代。その原稿を読むアナウンサーが
現場で、そんなに苦しい思いをしていたのかと考えさせられる。また国民へ向けて
ではなく敵国との情報戦にまで駆り出されていたとは驚きだ。また自分達が言った
言葉で、国民を奮い立たせてしまい結果多くの戦争での犠牲者を出してしまった
という事実に和田は、押しつぶされてしまったのではなかろうかというくらいの悩みようであり、
それは心に残るところでもあった。









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