平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

白い暴動

2020年04月07日 23時52分07秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日は午前中地元の映画館で「栄光のマイヨジョーヌ」を観た後に、
名古屋へ行ってもう1本映画を観てきました。
音楽がらみのドキュメンタリー映画で、今までのようにバンドやアーティストに
スポットを当てたものとは違うので観たかった映画「白い暴動」です。


あらすじは、1970年代後半のイギリスで、音楽を通して人種差別撤廃を主張し続けた
若者たちによるムーブメント「ロック・アゲインスト・レイシズム」に迫った。
経済が破綻状態にあった当時のイギリス。国民の不安と不満は、第2次世界大戦後に
増加した移民たちへと転嫁され、イギリス国民戦線を中心とする過激な排外主義運動が高まっていた。
街に暴力があふれかえる中、芸術家のレッド・ソーンダズら数人の若者たちが、
人種差別に対してロックで対抗する組織「ロック・アゲインスト・レイシズム」を発足。
彼らの発信するメッセージは、ザ・クラッシュ、スティール・パルスなどのパンクや
レゲエ音楽と結びつき、多くの若者たちに支持されていく。


混沌とした情勢の中で人種差別等が出てくる様は現代社会にも通じるものがある。
人は不安定な状況下に置かれると誰かを攻撃したくなるものなのでしょうかね?
現代でもアメリカなんで大統領が率先して人種差別だし、イギリスもEU脱退したり、
そしてこのコロナ騒ぎで世界のあらゆるところで人種差別が起こっている。
当時のイギリスはそんな人種差別に対して音楽をはじめカルチャーで対抗していく。
人種差別を牽引する保守党議員をエリック・クラプトンやデビット・ボウイが支持していた
ことはショックだった。一時のこととはいえそっちの思想だったのかと。
そんな中でも「ロック・アゲインスト・レイシズム」は精力的に活動を続け、
最後のデモ行進からコンサート会場へと続く“カーニバル”からの10万人の
フリーコンサートは圧巻でした。そして中でもザ・クラッシュは最高!
映画の題名にもなっている「白い暴動(WHITE RIOT)は素晴らしかった!
きっと現代でもカルチャーにはそんな力があると信じたくなる映画であった。









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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (桂蓮Keiren)
2020-04-08 05:21:49
オススメできる映画があるのかな~と思って
今、Neflexの映画を探してみましたが、
これといった良いのが見つからなかったです。

昨日、FLUという韓国映画(2013)をアマゾンプライムで観ましたが、今の状況を重なっているところがありましたね。
けれど、途中で観るのも飽きて(韓国人特有のあつかましさが図々しく表れていたから)最後の終わりも観なかったです。

最近、いい映画に出会えることが少なくなりましたね。
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Unknown (タクチ)
2020-04-08 06:00:56
桂蓮さん

最近映画は結構ドキュメント映画を観ることが多くなりましたね。それは本当の話しだからこそ、ある感動があるからかもしれません。
フィクションでの感動は少なくなったかも。
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Unknown (桂蓮Keiren)
2020-04-08 06:21:07
そうですね、ドキュメンタリーがいいですよね。
Neflexに『コスモス』というシリーズがあって、
何回も観たのでしたが、
何故か、Neflexから消えて
アマゾンプライムに有料として挙がっていました。

ここで三島由紀夫の映画を紹介されてから
YouTubeで検索してインタビューなど結構観ました。
返信する
Unknown (タクチ)
2020-04-08 06:58:56
桂蓮さん

あとは伝記モノというか半生を再現したみたいな映画を観ることも多くなりました。ボヘミアンラブソディ以降ですが。
この辺りの映画は演じる役者さんの技量にも左右される感じではありますけど。
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