平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

アイヒマンが処刑された日

2023年09月17日 23時59分32秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日は、LOVEBITESのライブの前後に伏見ミリオン座で映画を観ました。
まずは、ライブの前に「アイヒマンが処刑された日」を観ました。
この映画は、監督が実際に焼却炉を作った人の息子をインタビューしたのが
きっかけで生まれたいうことなので、事実に基づいた話と言えることもあり、
観ることにしました。またナチスを描いた映画では、視点が全然違うことも
興味深いところでした。


内容は、ナチス親衛隊中佐としてユダヤ人大量虐殺に関与したアドルフ・アイヒマンは、
終戦後ブエノスアイレスに潜伏していたところをイスラエル諜報特務庁に捕らえられ、
1961年12月に有罪判決を受ける。処刑はイスラエルの「死刑を行使する唯一の時間」の
定めに基づき、62年5月31日から6月1日の真夜中に執行されることとなった。宗教的・
文化的に火葬の風習がないイスラエルでは、アイヒマンの遺体を焼却するため秘密裏に
焼却炉の建設が進められた。その焼却炉を作る工場の人々や、そこで働く13歳の少年、
アイヒマンを担当した刑務官、ホロコーストの生存者である警察官らの姿を通し、
アイヒマン最期の舞台裏を描き出す。


観る前は、ポスターも少年が前面に出ていたので、少年が主役でアイヒマンも少し出て
くる感じかと思いきや、少年だけでなく、アイヒマンの担当刑務官等。アイヒマンの
処刑に関わる人たちのオムニバスみたいなつくり。そして、アイヒマンは、思った
以上に出てきませんでした。一つの映画としてみると、ちょっと話がわかりにくい感じ
ではあるように思う。内容自体は興味深いものであり、やはり戦後になり、立場が
変わってもナチスと関わることで、精神的に負担が生じてしまったりするものなのかと。
また少年が移民であり、イスラエルではユダヤ人から差別を受ける立場なのが、話に
アクセントをすけており、また考えさせられるところである。












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