昨日は、バンテリンドームナゴヤで中日vs巨人の試合を見に行くまえに、午前中は、
伏見ミリオン座で1本、映画を観ました。観たのは、「メイ・ディセンバー ゆれる真実」を観ました。
この映画は、実際にあったスキャンダルを題材にしているので、事実に基づいていると言えるので、
観ることにしました。なかなか捻りの効いた設定だとは思うので、観る前のワクワクがりました。
逆に話が複雑になり過ぎて、わけわからなくなってしまったりしてと若干不安もありました。
内容は、20年前、当時36歳の女性グレイシーは、23歳年下の13歳の少年ジョーと運命的な恋に落ちるが、
2人の関係は大きなスキャンダルとなり、連日タブロイド紙を賑わせる。グレイシーは未成年と関係を
もったことで罪に問われて服役し、獄中でジョーとの間にできた子どもを出産。出所後に晴れて2人は結婚する。
それから20年以上の月日が流れ、いまだ嫌がらせを受けることがあっても、なにごともなかったかのように
幸せに過ごすグレイシーとジョー。そんな2人を題材にした映画が製作されることになり、グレイシー役を
演じるハリウッド女優のエリザベスが、役作りのリサーチのために彼らの近くにやってくる。エリザベスの
執拗な観察と質問により、夫婦は自らの過去とあらためて向き合うことになり、同時に役になり切ろうと
するエリザベスも夫婦の深い沼へと落ちていく。
う~ん、スッキリとスキャンダルの内容が明らかになるわけではないので、その辺はモヤッとする。
結構、エリザベスとグレイシーの心理戦といった感じになっているので、観ていて疲れる。
グレイシー以外から、知らされる事実もあるが、その確認もしっかりできないと言うのがね。
なのでエリザベスが、グレイシーのことを自分が納得できるまでのリサーチが出来たのか?もよくわからない。
ただ、彼女来てリサーチしたことによって、グレイシーを取り巻く人間の思いは変化したように感じた。