平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

渇水

2023年06月19日 23時59分40秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の水曜日に地元の映画館のレイトショーで「渇水」を観ました。先先週の金曜日も
レイトショーの時に大雨で、避難とかも出ていましたが、この日も大雨。とても「渇水」
ではありません。この映画は、原作者の体験が基になっているとのことで、ある意味事実に
基づいていると言えるので、観ることにしました。こっちは、大雨に被害で先先週は、
渇水どころか断水の心配が出るほどでしたが・・・。自分の住んでる地方は、ダムの水不足で
昔はしょっちゅう節水でしたが、最近はそこまでかな。もちろん、お金は払っているので
止められませんしね。


内容は、市の水道局に勤める岩切俊作は、水道料金を滞納している家庭や店舗を回り、
料金徴収および水道を停止する「停水執行」の業務に就いていた。日照り続きの夏、
市内に給水制限が発令される中、貧しい家庭を訪問しては忌み嫌われる日々を送る
俊作。妻子との別居生活も長く続き、心の渇きは強くなるばかりだった。そんな折、
業務中に育児放棄を受けている幼い姉妹と出会った彼は、その姉妹を自分の子どもと
重ね合わせ、救いの手を差し伸べる。


主人公は、水道料金滞納者に対する「停水執行」の業務に着いている。ある意味、
底辺のような暮らしをする様々な人々に日々関わる仕事。泥臭く、ずる賢く生きて
いる人間の生活を嫌でも目のあたりにしていかなければいけない。それにしても、
「停水執行」って目の前にやるんですね。嫌な役回りですね、この仕事は。悪く
ないのに、こっちが悪いことしているような気になるし。主人公も何処かそう思う
ところがあって、そこに自分の家族関係がうまくいっていないところに、似た年頃の
子供に自分の子供の姿を重ねての行動だったのだと思いますが、ちょっと現実感が
ない。そこで原作を見るとそっちのほうが現実的かなあと思う。それどダメでクズな
親の子供ほどしっかり者が多いのかなあとか考えさせられる。それでも、現実彼女達が
自分達の力のみで全うに生きていくのは難しく、となりの世話焼きで余計なお世話の
オバサンの行動は至極まともな行動で褒められても良いだろう。本人たちにうまく
伝えられなかったのが残念なところで、本来は行政がやるべきところだが、行政は
申請主義なので、自ら救いの手を差し伸べるほど人員がいないのが現実だ。何処かで
過去、そして今の仕事に繋がるところもあるので、そういう視点で観てしまう。












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