平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

VORTEX ヴォルテックス

2023年12月14日 23時59分26秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日、浜田省吾のライブの前に伏見ミリオン座で、1本映画を観ました。
ライブの時間もあるので、観たい映画で観れたのは1本のみ。観たのは
「VORTEX ヴォルテックス」です。この映画は、事実に基づいた映画ではありませんが、
扱っているテーマ等が、自分の仕事に密接に関係していることもあり、観てみようかなと
思いました。


内容は、「アレックス」「CLIMAX クライマックス」などで知られるフランスの鬼才
ギャスパー・ノエ監督が、認知症の妻と心臓病の夫が過ごす人生最期の日々を、
2画面分割映像による2つの視点から同時進行で描いた作品。「病」と「死」をテーマに、
誰もが目を背けたくなる現実を冷徹なまなざしで映し出す。
心臓に持病を抱える映画評論家の夫と、認知症を患う元精神科医の妻。離れて暮らす息子は
そんな両親のことを心配しながらも、金銭の援助を相談するため実家を訪れる。夫は日ごとに
悪化していく妻の認知症に悩まされ、ついには日常生活にまで支障をきたすように。やがて、
夫婦に人生最期の時が近づいてくる。


2画面分割映像というのは初めてで、結構疲れる。何も喋っていない時とかは良いが、喋っている
シーンとか情報量が多過ぎる。まあ、なにか伏線があるのかとツイツイ画面の隅々まで観る癖が
あるからかもしれない。テーマ的には日本でいう所の老老介護的な感じだ。ついでに息子にも問題
有って感じ。でも、映画の息子は問題を抱えているものの両親を心配して、足を運んでいるだけ
良い感じである。自分の仕事とかでは、口は出すけど手は出さないとか、住んでるところが離れて
いて来れないとかざらにあるので。淡々と老夫婦の最期を描いている感じの映画なので、これを観て
何を感じるかは各々によって違うだろう。日本の社会には、あっちこっちで見られる現実だなと思った。
自分なんかは、ついつい仕事のケースと比較してしまったり、そういうこと言う人いるよなあとか、
こういうものを導入したほうがいいのでは?とか、この国の福祉制度的には何とかならんのかなあとか、
思って観てしまうのである。







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