現在ゲームをプレイ中~ドラゴンクエスト9星空の守り人

ゲームのプレイ日記を中心にいろいろと。基本的に箱と取説の情報だけでプレイするのでおかしな事をしてたりします(^^;;

「八重の桜」50話「いつの日も花は咲く」

2013-12-18 01:41:26 | 八重の桜
本編終了後の八重の桜紀行。
今回ほど「本編でやれ!!」と強く思ったものはない。どうして勢津子妃のことやらないんだよ。喜んだ八重が歌を詠むのをやらないんだよ。
浩に「会津が名誉を回復する日は必ず来る」と言わせておきながら、京都守護職始末出版を直接描かないし、勢津子妃も描かないっておかしいだろ。出版妨害を描いたのは良かったけど、出版はナレーションじゃなく、映像で見たかった。薩摩娘に土下座なんていらない話やってるから時間が足りなくなるんだよ。紀行で補完するな!

と思ったので、本編がどんなラストだったか一瞬忘れてしまった(笑)。思い出したけど。
しかしあのラストはなあ。どうだろうなあ。
狙撃手が弾を一発残しとくのって自分を撃つためだから、まさか自分を撃つのでは?そしたら籠城戦で戦ったこと全否定だ、史実の八重と反する、と考えてたら、空に向かって撃った(笑)。
えー。なんか違う。
八重の心象風景場面だとは分かってるけど、弾自分に落ちてくるだろ。結局自殺かよ。まあ、素直に考えると、暗雲を撃ち払うってことだろうけど。

ラストにOPを持ってくるのもなんか違う。
ちゃんと冒頭にやって欲しかった。OPが一年の総集編だったのは綺麗だったけど、これは来年放送の総集編に使って、今回は12月分のOPを使って欲しかった。
「私は諦めねえ」ってまるで「俺たちの戦いはこれからだ」と言って終わる打ち切り漫画のようだ。物語がきちんと終わってない感じがする。

反戦思想一歩手前の八重vsまさかのラスボス徳富蘇峰なんてやってないで、素直に京都守護職始末と勢津子妃と八重死亡をやればいいのに。

ナレーション(以下ナレ)「明治44年11月、京都守護職始末が出版された」京都守護職始末を読む八重。本を閉じる。八重「やりましたね、健次郎さん」ナレ「このときの出版は会津藩関係者のみに配られた。しかしこれをきっかけに幕末会津藩の記録を残そうという機運が高まることになる」
以上2分。
ナレ「昭和3年、会津藩主松平容保の孫、勢津子と秩父宮の婚礼が執り行われた」喜ぶ八重。喜ぶ会津の人々。和歌を詠む。ナレ「鶴ヶ城籠城戦を戦った者で、会津復権を見届けることが出来たのは少数だった」
以上3分。
ナレ「昭和7年6月、八重はにわかに体調を崩し、死去。波乱の生涯は静かに幕を閉じた。享年86」布団に寝ている八重。ナレ「葬儀は同志社栄光館で執り行われた。参列者は2000人の盛大なものだった」紀行に出した写真をそのまま使う。
以上2分。

みたいな感じで。
時間はあったはず。茶をたてて蘇峰に出す場面から「私は諦めねえ」まで10分以上あるんだから描けたはずなんだ。
頼母との会話で本編終わらせて、エピローグ的に京都守護職始末出版と勢津子妃御成婚と八重死亡やればいいのに。復興大河と銘打ってんだからやってくれると思ってた。やらなきゃおかしい。

清国兵に日本語しか使ってないのに何で通じるんだ。清国兵、実はインテリか?

佐久、登美(襄の母)、久栄が死んだのをナレーションで済ますとは。
登美と久栄は出番はあまりなかったからまだいいとして、佐久は1話からずっと出てた主人公の母親だ。病床の佐久の手を取って、「おっかさま」(涙)だけで良いから、ちゃんと映像で見たかった。
山川浩の死亡もナレーションか。
前回の容保死亡もナレーションだった。時間がないのは分かるが、色々おかしい。

慶喜が出てきて「わしは会津を見捨てた」と言いだしたときは、謝るなよ、絶対に謝るなよ、と思った。謝らなくて良かった。むしろ理不尽な理由で会津のせいにしてて安心した。
慶喜にも春嶽にも薩摩にも長州にも謝って欲しくない。絶対に。
慶喜「わしには会津のような忠臣はいなかった」(意訳)と2度も聞かされる勝海舟がちょいと気の毒。勝の本心は確かに慶喜の言う通りだろうが、明治になっても30年以上仕えてくれてんだから、少しは感謝すりゃいいのに。いや、そこで感謝したら慶喜じゃないな(笑)。
というか、慶喜に忠臣いただろう。3人くらい。まあ、上から下まで容保に忠実に仕えた会津と比べりゃそう思うのも仕方ないが。

健次郎「名誉を雪ぐ」って名誉を雪いでどうすんだ。雪ぐのは不名誉とか汚名だ。NHKなんだから日本語は正しく使え。
紀行は「汚名を雪ぐ」だな。ノベライズも「汚名を雪ぐ」だな。役者の間違いを指摘しないスタッフが悪いんだな。

容保が御宸翰を公表しなかった理由を前回説明したのは失敗だった、と今回の放送で思った。
説明したばかりに、健次郎が捨松に説得されてしまった。ここはやはり逸話通り、死後に発見されて容保が何を考えていたか分からなかった方が、健次郎が京都守護職始末を出版する原動力になると思う。
京都守護職始末の出版を一度断念するのを逸話通りに描くと色々複雑になるから、こういう形にしたのかもしれない。

ちなみに逸話の流れ(「観樹将軍回顧録」三浦梧楼著「松平家救助事件」参考)
会津松平家の困窮を健次郎が三浦に相談。三浦が会津松平家を訪問。御宸翰と御製を見る。これが世に出たらまずいと判断。会津松平家に下賜金を出す代わりに京都守護職始末を出版しないよう交渉。健次郎はこの条件をのむ。北原雅長(神保修理弟)が「七年史」を出版。御宸翰と御製のことが記載される。これを見た健次郎は京都守護職始末を出版しない理由がなくなったと考え、京都守護職始末を出版。

捨松は、あれしか台詞無いのに大根役者だと分かったのがすごい。
この時点で(明治31年2月以降)捨松が帰国してから15年経ってるんだぞ(明治15年11月帰国)。帰国直後は日本語たどたどしくても、母語は日本語なんだから流暢に話してなきゃおかしい。津田梅子と違って日本語完全に忘れてたんじゃないんだから。
「鹿鳴館の華」で悪くないかもと思ったのは、帰国直後で日本語たどたどしいっていう設定のためだったことが良く分かった。
「八重の桜」の役者陣は明らかなミスキャストはいなかったのに(萱野権兵衛と日向ユキは心配したけど悪くなかった)、捨松は失敗だった。よりによって会津にとって重要な人物で(泣)。

明治になってから何度か「賊軍の会津が」って言われたけど、何度も言って欲しかった。
1話に1度どころじゃなく、何度も。「お前会津出身だから」と出世できないのも多く入れて欲しかった。いや別に自分マゾじゃないんだけど(笑)、何度も言われた方が「御宸翰で名誉回復」というのに説得力があったと思う。

この作品、テロップでマメにいま何年何月か書いてたし、季節の移ろいを桜や雪や紅葉で描いていて、とても分かりやすくて好きだったのに、最後はほとんど分からないようにしてたのは、わざとだろう。
ちなみに、山川浩が死んだのが明治31年2月。

なんだかんだ文句付けつつ、久しぶりに大河ドラマを1年間全部見た。不満点はいっぱいあるが、良いところもいっぱいあって楽しかった。
関連本はまだ全部読んでないので、もう少し楽しむつもり。



来年の「軍師官兵衛」は軍師で戦国だから面白そう。「この男がいなかったら戦国の世は終わらなかった」とか「戦国の世を終わらせる」とかが不安要素だが、とりあえず初回は見る。
再来年の「花燃ゆ」は視聴率的に面白そう。「平清盛」の下を行きそう。見る気はないが、幕末政局だけ見るかな。「八重の桜」が会津目線幕末だったのに薩長を中立的にわりとかっこよく描いていたのに対し、これは会津をどう描くのかが気になる。完全悪役として描いたら笑う。

「八重の桜」49話「再び戦を学ばず」

2013-12-12 01:32:31 | 八重の桜
アリス先生、襄と対立してたのに、襄の演説を英語教材に使うことで襄の考えを教えるとは。そういえば襄危篤のときも祈ってたっけ。意見が対立しても、それはそれ、これはこれなんだな。

健次郎が覚馬に京都守護職時代のこと聞きに来てたけど、浩に聞け。覚馬に聞く必要ない。
覚馬が長崎に行ってたときは、浩はロシアに留学してて、ほぼ同時期に京都に戻ったんだし。鳥羽伏見の最中に薩摩に捕まった覚馬よりも浩の方が詳しいだろ。
覚馬に「戦にならない道があったはず」というのを言わせるためだけに、この場面作ったとしか思えん。

覚馬のこの台詞も唐突。
ずっと「戦にならない道」を考えてたって描写があったのならともかく、ないんだもんな。まあ、この作品、いっつも途中経過を描かないんだが。

さらに健次郎に「戦にならない道があった」って言わせるんじゃないよ。それも容保の前で。
覚馬が言うなら、西郷隆盛や木戸孝允と交流あったし、まあしょうがないか、と思えるんだが、健次郎が言うわけない。

あの戦は避けられなかった。
と「八重の桜」資料提供してる野口信一氏も公式サイトで書いてる。
恭順嘆願書が握りつぶされた。容保の首を要求した。武力決着を図ろうとした。武士は攻撃されたら受けて立つのが当然。幕府の代わりに生贄にされた。といったあたりを要約して健次郎に言わせても良かったんじゃなかろうか。
個人的には、守護職時代に長州の恨みを買いすぎた、そして世良修三が死んだのが決定打だった。

公式サイトで思い出したけど、最近全然公式サイト行ってねえ(笑)。明治京都編が始まってしばらくは行ってたのになあ。

覚馬「戦を身をもって知る私」って、鳥羽伏見も鶴ヶ城籠城戦も西南戦争も不参加じゃないか。
参加したのは八月十八日の政変と蛤御紋の変だけだろ。説得力がない。

覚馬「やっと帰れんな」は泣けた。
「帰ってきたぞ、会津に」もセットで泣けた。このころの覚馬はよく走ってた。

卒業式で思い出したけど、覚馬が発注した銃が間に合わなかったのも負けた理由の一つ。
そういえば、この銃の行方はドラマじゃやってない。
間に合わなかった銃は明治政府が買い取って、西南戦争で使われたという、歴史の皮肉というか、めぐり合わせというか。これやって欲しかった。そしたら1話の「南北戦争で使われた銃が幕末日本に入ってきて、それが戦の流れを左右した」というのが生きたのに。

御宸翰を世に出さなかった理由。
幕末京都では、勅を得たものが正義になった。御宸翰が再び戦の火種になるのを避けたかった。

なるほど。この作品だとそういう解釈か。
なにせリアル容保は御宸翰持ってることも、何を考えて行動したのかも、なんにも話さず書き残さず死んだから、想像するしかないんだよな。言い訳がましくても何か残して欲しかったよ。

会津松平家現当主の解釈は、私信を公表するのは不敬に当たる。帝との思い出を汚したくなかった。(「歴史街道」2013年7月号)

「武士の忠義を貫き通した代わりに、わしは会津を死地へと追いやった」とずっと思ってた容保に、「あのとき会津までもが徳川を見捨てていたならば、この国に真の武士などはいなかった」と浩が言ったことで、容保の心は救われたんだな。
予告で心配してたけど、思ったよりは良い場面だった。

御宸翰が、くるくると巻き戻るのが気になった。本物と同様に、折り目入れて欲しかった。

襄の幽霊は良かった。はっきり映してないところが良かった。

徳富蘇峰と蘆花の対比は良かった。

八重と大山巌の話し合いは、すぐに結論出すんじゃないほうが良かったな。
この場では話し合い決裂。後日新聞で大山の言葉を知り、八重は意見が通ったことを知る。そこに捨松から手紙が来て。
みたいな。

予告。次回最終回。
慶喜が一番楽しみ(笑)。
個人的には会津に謝らないで欲しいが、「会津にはすまぬことをした。しかし、わしは間違っていなかった」だったら問題ない。理由は慶喜だから。
明治以降の慶喜が出るのって、珍しいんじゃなかろうか。大河ドラマ「徳川慶喜」の最終回は江戸無血開城だった。そんで会津は?五稜郭は?戊辰戦争終わってないよ?と思った記憶がある。

しかし、このサブタイトル「いつの日も花は咲く」。復興支援ソング「花は咲く」を連想するなあ。

「八重の桜」関連書籍の感想3

2013-12-05 01:00:27 | 八重の桜
「八重の桜」の関連書籍が色々出てるので読んでみた。関連書籍じゃないものも読んでる。簡単な感想付き。関連書籍の感想1はこちら。関連書籍の感想2はこちら

「清らかにたかく」2(終)。松尾しより。双葉社
まさかの全2巻。もう1巻あると勝手に思ってた。その分エピソードが濃くてスピードもあって、そんで泣いた。幸せな場面で泣くとは思わなかった。面白い。大河ドラマの明治編は、この本そのままやっても良かったんじゃないかと思ったくらい面白かった。
八重が勝海舟に言った言葉がかっこよすぎて惚れる。本当にかっこいいよ、八重。
2巻を読む前に1巻を読みなおしたが、「お腹にお子が」はなかった。どうやら他の作品と勘違いしたらしい。秋水社(大都社)か竹書房のはずだがどっちだろう。

作者の松尾しよりは会津若松市の親善大使だったことを、先日初めて知った。人選に不満はない。
「八重~会津の花~」(秋田書店)という作品も書いてるので、そのうち読もうと思う。

「八重の桜ノベライズ」三。ノベライズ五十嵐佳子。NHK出版。
カットされた台詞が多すぎる。とくに籠城戦。この台詞なかった、こっちの台詞もなかったってのが多くて残念。見たかった。
「おん自ら戦の陣頭に立つ御主君にお仕え出来たのだからな」はノベライズでは台詞が違う。現場で直したんだろうか。それでカットとは泣ける。養子藩主の容保に家臣が付いて行った理由を分かりやすく説明してる台詞なだけに。

「歴史街道2013年2月号」八重と幕末会津
大河ドラマが始まるので特集組みました、的な印象。初心者向け。

「歴史読本2013年3月号」幕末戊辰戦争全史
八重と尚之助が東京で会ったはずはない、とあるが、そりゃそうだろう。
それより、川崎尚之助が出石藩出身かどうかはっきりしないってマジですか?兵庫県豊岡市と 福島県会津若松市との交流が始まりつつあるようなないような感じなんだけど。豊岡市のサイトに「川崎尚之助のふるさと」って書いてあるんだけど。尚之助のこと詳しく解説したブログだかサイトだかもあるようなんだけど。おまけに八重の桜紀行でしっかりやってしまったんだけど。
この記事書いた人の史料の読み込みが甘かったのか、その後史料が出てきたのか。それとも別の理由なのか。
請西藩は初めて知った。
赤報隊と相楽総三を初めて知ったのは「るろうに剣心」だったなあ、と懐かしくなった。

「歴史読本2013年7月号」山本覚馬 会津近代化への先駆者
谷干城と西周と横井小楠は大河ドラマに出てないが、出すべきだった。この3人がいないだけで、覚馬の人脈の広さや頭の良さが分かりにくくなってる。

「歴史読本2012年9月号」新選組京都15大事件の謎
斎藤一と会津戦争、なんて表紙にあったから、つい。新選組自体は割と好きだし。柴司の事件を2人が別角度から書いてるが、書き手によって受ける印象が違う。

「歴史読本昭和53年10月号」奥羽越列藩同盟と会津戦争
古い本だし、と期待しないで読んだんだが、字が小さくて情報量が多くて読み応えあった。
容保の孫で出版当時福島県知事だった松平勇雄の思い出話。戊辰内戦の戦略と経済。ドキュメント会津戦争の全貌(特に主要戦闘一覧、軍備)が良かった。
普通、敗者側の出来事は歴史に残りにくいものだが、人々は会津戦争に興味を持ったし、会津は「朝敵ではない」という思いで記録を残したので、会津側の事情が詳しく記された。とあって、ああ、なるほど。敗者が記録残さないと勝者の記録だけが残るよな。勝者より敗者の方が多く死んでたりするから、記録が残りにくいよな、と思った。
主要参戦人物事典に山本(新島)八重子の名がある。

「八重の桜」48話「グッバイ、また会わん」

2013-12-03 01:30:46 | 八重の桜
今月のOPは綺麗だな。
何度も傘が開くので、多いな、と思った。が、本編見て、この傘は襄が蒔いた種が開いたというのを意味してるんじゃないかと。もしそうなら多く開かないと意味ないな。背景は会津の風景っぽい。

襄死亡回。

八重が襄の具合が悪いと察知して、覚馬から襄の居場所を聞き出し、駆けつける。
美しい夫婦愛だと思うよ。
電報が来て初めて大礒に行ったと知ってた自分としては、電報は?電報まだだよ?と思ったが。

徳富蘇峰がこの辺りまで八重のこと疎ましく思ってたなら、敬愛する襄の意思を悩みつつも無視して八重に電報を打つ、というのが見どころになったんだろうに。惜しいな。

襄「あなたに話したいことがたくさんあるのに」と言ってたけど、医者に「いつ死んでもおかしくない」って言われてから1年近く経ってるじゃねーか。と余計な突っ込み。いや、そういうことじゃないっていうのは分かるんだけどさ。
襄にあんまり思い入れがないもんだから、全然泣けないし、心揺さぶられない。前夫の尚之助のほうが泣けたよ。

今回だけでいうなら、梶原平馬が書いた人形の絵の方が泣けた。
この人形、二葉は一生大事に持ってたっていう話もあるんだよなあ。

秋月は出ただけで嬉しい。小泉八雲に「神のごとき人」と評されたとナレーションで言ってくれたのも嬉しかった。予告にあった台詞がカットされてたのは残念だった。

襄が亡くなって終わりかと思ったら、看護婦話もやるとは。来週やるかと思ってたよ。時間ないんだろうなあ。前にも書いたが、この作品、時間配分がおかしい。
薩摩娘に土下座なんてやってる場合じゃないだろ。襄死後に最低3話、できれば5話欲しかった。博覧会もやらないし、容大入学もやらないし。八重が容保に会おうとしたけど時間的制約で果たせず、というのもやらないし。容保が東照宮で宮司やってるとき、頼母が禰宜やってるっていうのもやらないし。

襄の死から立ち直れない八重に覚馬が喝を入れるのは良かった。

が、英語習うのも、聖書習うのも、舎監やるのも、看護婦やるのも、全部覚馬に指示されたからっていう、このドラマの作りはどうなんだろう。
八重が自分自身でやりたいと言ったのって鉄砲だけじゃないか。主体性がなさすぎる。せめて看護婦くらいは自分で選んで欲しかった。

敵味方の区別なく~と赤十字の理念語るなら、瓜生岩子出しとけば良かったのに。

紀行。
勝海舟はただ単に間違えただけじゃないかなー。後でそれっぽい理由付けただけじゃないかなー。

次回予告。
御宸翰を山川浩に預けるって駄目だろ。それだけは駄目だ。
だったらなんで平成のいま、御宸翰と御製と錦袋が個人蔵になってんだよ。会津松平家所有物だぞ。ことが済んだら、会津松平家に返還させるからいいだろうとでも言うつもりか?
誰にも言わず、風呂以外は肌身離さず、死後、家族が確認してみたら御宸翰と御製だったという史実通りにやれよ。史実の方が感動的だよ。
容保側室を出しとかないから、家族が確認してみたら…が出来ないんじゃないか。側室も子供もいなくて、どうやって孫のことやるつもりなんだろ。まさかやらないなんてことはないよな。不安……。

「八重の桜」47話「残された時間」

2013-11-26 01:16:48 | 八重の桜
先週、先々週と比べると、ずっと面白かった。政局もあったし。

みねの遺児、平馬を山本家の養子に、ってよく伊勢(横井)時雄が了承したな。平馬は長男だぞ。後添えに産ませるからってことだとしたら、泣けるな。

覚馬は歳取ったな。声が。
ここで久栄が手に持ってるのって、みねの形見か。この姉妹仲良かったことを思い出した。
明治21年に、女が学問したいって父親に申し出て、OK出るのは珍しい。現代目線で見るとなんでもないことだけど、山本家は普通とはかけ離れた家なんだよな。

襄の演説は、もうちょっとなんとかならなかったのか。
一国の精神の柱になる人を育成したい。まずは文学、歴史、哲学、経済学。理学部、医学部もやりたい。けど校舎建設や教員招聘に金がかかるから、援助よろしく。
って、この演説じゃ自分だったら金を出さん。

籠城戦での八重の2回の演説は、ありえないと思ったが良かったし、2回目のは泣けたのに。

大隈「西洋では富める者が慈善を行うのは慣例」と言って、財界から金を引き出すのは上手かった。
このころ政府は西洋化を推し進めてたから、「ここで金出さないと日本は文明国ではないと証明すること」という脅し文句というか殺し文句というか。

煙草の煙もうもうとする中での宴会って、時代だな。襄の心臓に悪そう。
具合が悪くても金を出してもらう身としては、中座出来ないのはいまでも同じ。
大隈は良い人というか、面倒見が良さそう。

横井小楠の名前をこんなところで出すとは。
ここで出すなら本人をちょっとでいいから幕末で出しとけよ。横井小楠の息子が伊勢時雄でみねの旦那というのもやってないだろ、このドラマ。

鎌倉という設定だが、実際のロケは猪苗代湖。
鎌倉の射的に何故赤べこ(会津の特産品)があるんだ(笑)。
槇村は相変わらずだが、そこが良い。空気が明るくなる。

明石博高はいつの間に医者になったんだ。
槇村、覚馬、明石の3人で京都府政を担ってたあと全然出てこなかったら、経緯が分からん。

襄の余命宣告されて、八重は現実を受け入れられなくて、一度逃避。そのあと受け入れるっていうのは、前にもあったな。三郎のときと、あと何だっけ?

この後の一連の八重と襄の夫婦の会話は良かった。寝室での会話が良い。

襄「医者の言うことを聞いて良く療養してください」
お前が言うな。
襄「関東で募金集めたらすぐに戻ります」
どう見ても死亡フラグ。
実際来週死ぬしな。それにしても襄やせたな。声も力ないし死ぬのに説得力ある。

ところで、大日本帝国憲法って、発音「だいにほん」じゃなくて「だいにっぽん」だよね?
少なくとも自分は学生のときこう習った。
「日本」の発音は「にっぽん」「にほん」どっちも使うけど、これは「だいにっぽん」のはず。いまの学生は「だいにほん」で習ってるんだろうか。

「八重の桜」46話「駆け落ち」

2013-11-19 01:06:07 | 八重の桜
今回、戦も政争も全くなし。
明治20年だから戦がないのは当たり前として、政治は何やってんだよ。少し前に面白かった教育史もどうなってんだよ。この辺やってこそ「大河ドラマ」だろうよ。

みね、あっさり死んだな。
「覚馬の娘」で覚馬とみねの絆を描いたんだから、今回のみねの死で、その辺の伏線回収っぽいことやって欲しかった。
そんで八重がみねの死を悲しんでる描写がない。入れろよ。

八重「私は子供に恵まれなかった」ってあっさりしすぎだ。
この時代、八重が襄との間に子供がいないことを全く気にしてないのがおかしい。襄は上が姉ばっかりの長男で、新島家にとっては唯一の男子。嫁である八重は子供を産む必要がある。たとえ襄やその両親が何も言わなくても、内心では気にしてないとおかしいだろ。

実は気にしてて、襄に「子供いなくても気にしないでください。私達には同志社の学生という子供が大勢います」と言ってもらって初めて、今回の「母親に」エピソードがあるなら問題ないのに。
どうして「清らかにたかく」(八重の漫画版。双葉社)みたいに描けないのか。

ユキに大きな子供がいることに驚いてたけど、この時点でユキは36歳。
斗南藩がなくなったあとに結婚、2年後に出産として、12歳くらいの子供がいても全然おかしくないんだよな。

久栄と蘆花(健次郎)の結婚に反対した理由は「学生だから」ってそれだけ?
別の理由があるはずだろ。
みね亡き今、久栄は跡取りだから小説家志望の男とは結婚させられない、みたいな。

蘆花の「優秀な兄と比較して駄目な自分」というキャラ設定は良かった。実際にはもっと駄目な男だったらしいけど。
蘆花と八重の場面は良かった。特に「食うために小説家に云々」の台詞は良かった。

つか今回良かったのってここだけだ。
「大河ドラマ」としてだけではなく、「普通のドラマ」としてもつまらなくなってきてて、感想書くのも面倒になってきた。文章量も明らかに減ってる。後4回あるけど、次に感想書くかどうか怪しくなってきた(笑)。

紀行で「不如帰」紹介ということは、捨松のことあることないこと書きまくって、風評被害に遭う話はやらないということか。
蘇峰との対立を見たかったな。

次回、「残された時間」は「限りある命」から変更。意味はほぼ同じだが、変更前のが良かったな。

「八重の桜」45話「不義の噂」

2013-11-12 01:22:34 | 八重の桜
つまらない。もうどうにもつまらない。
自分が見たいのは「大河ドラマ」であって、昼ドラじゃないんだよ。
役者が熱演してるだけに、どうにもつらい。

伊藤博文が初代内閣総理大臣になりました。
という場面も「これは大河ドラマです」というアリバイ作りのために入れたとしか思えない。
伊藤博文が首相になったことで、八重周辺に直接間接関わるならこの場面は必要だけど、そうなるんだろうか。

なんかどうでもよくなってきたな、このドラマ。もう完全に惰性で見てる。

時栄「ずっと妬んでましたんや」って八重に言うのかと思ったら、うらにかよ。
うらは若い時栄にかなわないと思って身を引いた。時栄は覚馬の心に住む若いうらに嫉妬した。
時栄も覚馬の心の中では若いままだろうと思うが、これは感情の問題だから、理屈じゃないんだよな。

八重と時栄の会話は良かった。
当初時栄をかばっていた八重だが、噂でなかったので出てけと言うのが、妙に緊迫してて良かった。
個人的には、八重が時栄に「久栄も傷ついてる」って言って欲しかった。八重が覚馬に「時栄を許したら久栄の縁談にも影響が出る」って言って欲しかった。

覚馬の妻であることが誇り。覚馬の心は自分のものにならない。山本家に入り込めない。その辺の複雑な感情が時栄を動かした。みたいな感じか。

予告では、八重を「良い人」に描かないみたいな雰囲気で楽しみにしてたのに、久栄と時栄を守るために悪役を買って出るってなんだそりゃ。
これはこれで悪くなかったけど、悪役八重を楽しみにしてた自分としては、少し残念。

八重が悪役買って出たのは佐久と時栄は分かってる。
久栄は分かってなさそうなので、次回、徳富蘆花との絡みで生きてくるんだろうと予想。

久栄の泣き方は下手だな。
時栄(谷村美月)が良かっただけに、いちいち引っ掛かる。

襄「伝道と大学設立の件をあいまいにして寄付を募った」ってなかなかの策士だ(笑)。

「八重の桜」44話「襄の遺言」

2013-11-05 01:10:31 | 八重の桜
今回もサブタイトル詐欺一歩手前(笑)。
死にそうになってあわてて遺言書くだけで、まだ死なない。

OPは毎回月初めに変更なんだが、今回のOPはいままで一番気に入った。
なんで絵ろうそく?(会津の特産品)と思い、なんで絵ろうそくまつり?(2月にやる会津のイベント)と思ったが、映像が綺麗だったのでまあいいや。

今回は伏線張りの回。
明治京都編になってから一話完結型で話が進んでたから、それに慣れてると「今回は見なくても良かった」って感想になる。

明治教育史が面白いと思ってる自分としては、その辺あんまり触れてくれなくて、残念。

伊藤博文の言い分はもっともだ。
津田梅子がかわいいのでもっと見たい。津田塾大学を作るところを見たい。

容保と照姫の場面っているか?
「鶴ヶ城開城」での「あなたの思いは私が分かってます」(意訳)という場面で美しくフェードアウトで良かった気がする。
エロくて綺麗で素敵だったが、いらないよなあ。
照姫よりも、東照宮で頼母と再会の方が見たかった。容大が同志社入学するエピソードも見たいんだけど、まあ無理だろう。

何故ここで御宸翰と御製を出してくる?
まさか容保死んだときに出さないつもりか?いやいや、まさか。それはないよな。心配になってきた。

八重とアリス・スタークウェザーとの対立は、どちらも間違ってないから平行線のまま。それを上手く佐久がおさめる。
そういう佐久の賢人エピソードを幕末会津編で積み上げて欲しかった。
史実だと八重は什の掟を教えようとして対立したはずだが、それは描かなかったな。

青木を連れてきた広沢安任(富次郎)。
京都時代、覚馬、大蔵と割とつるんでた人。戊辰戦争時には、勝海舟の添え状付きの助命嘆願書を持って薩摩がいる江戸城に行って捕まった人。斗南では尚之助に全てをかぶせることを決意した浩に対して「それじゃ川崎先生があんまりだ」的なことを言った人。
多分誰も覚えてないだろうから書いてみた。

覚馬は青木しか面倒見てないような描き方だが、これ以前に何人か会津からの学生を面倒見てたはずなんだよ。その辺描いてないから、どうしても山川家と比べてしまう。

時栄と青木の場面はエロい。
時栄を女として見る青木と、覚馬が咳き込んでも全く反応しない時栄。時栄は、覚馬を夫として見ていないのはともかく、家族としても見ていないんだろうか。

ここだけ見てるとドロドロ系昼ドラ展開だな。
明治京都編になったら朝ドラになるだろうと思ってて、実際に朝ドラっぽかったが、ここにきて昼ドラになってきた。
容保と照姫の場面も昼ドラといえば昼ドラだ。

予告と特報動画見る限りだと、八重を「良い人」に描かないみたいだから、そこは楽しみ。

「八重の桜」43話「鹿鳴館の華」

2013-10-29 01:05:49 | 八重の桜
相変わらずのサブタイトル詐欺一歩手前。
肝心の鹿鳴館のシーンがちょっとしかなくて、残念だった。鹿鳴館なんだから、華やかにして欲しかった。もっと広くて人もいっぱいいて、捨松以外は洋装があかぬけてないっていうのを期待してたのに。

山川家は金がない。
アメリカ留学から帰った捨松は、女であるため仕事がない。
浩「捨松を同志社女学校で働かせてくれ」と襄と八重に頼む。
もちろんOK。
2通の手紙で捨松周辺でなにか起こってることに気付く。
事情を聞くため東京に行く。

という流れが自然で分かりやすかった。これなら史実無視で八重がしゃしゃり出ても違和感ない。
腕相撲は、なんでそうなる(笑)と思ったが、八重の性格と、言いなりの浩と襄という図式がいままでずっと描かれてたから、まあ良いか。

腕相撲自体は、見てるこっちがなんだか力が入ってしまった。
が、音楽が戦闘音楽だと気付いた後は、なんだか笑ってしまった。
捨松が大山巌を応援したのに気付いた八重が、わざと負けたんだろう。浩と健次郎も捨松の気持ちに気付いたから、あっさり認めたんだろうな。艶の説得はまだだが、良いのか?

西郷従道が出てこないのはまあ良い。そのため、大山巌が直接山川家に乗り込むのも問題ない。
ただ、個人的には

山川浩「うち、賊軍の家臣だから」
西郷従道「うちも賊軍の家系だから」(従道は西郷隆盛の従兄弟)

というやり取りが見たかった。

捨松は、アメリカ留学帰りで日本語が不自由、という設定があったから、なんとか見れた。
操は今回初登場。まさか今回だけで終わりじゃないだろうな。まだ出番あるよな。

明治の教育史が面白い。

憲法によって国会を開く。議会は選挙に左右されるから不安定。強力な国家には強力な官僚組織が必要。
伊藤博文「東京大学は有能官僚の育成機関にしろ」
山川健次郎「学問は国家に左右されるものではない」
新島襄「官立学校は政府の意向で人を育てるから、そうでない私立学校を作りたい」

分かりやすい。
いろんな人がいろんな立場で教育が重要だと考えてて、立場によって結論が違ってる。
大隈重信も学校作ってた。
出て欲しいと思ってたけど、出るとは思ってなかった津田梅子も出たから、津田塾大学の話も見たい。こっちは女子教育。

それにしても、山川健次郎の名を聞いただけで会津出身だと分かるなんて、健次郎がすごいのか、伊藤博文の部下がすごいのか。あれ誰。

浩&健次郎VS伊藤博文の図式が出来上がりつつあるが、この先対立すんのかな。この辺詳しくないから楽しみだ。

他、細かいこと。
腕相撲前の大山巌と山川浩の言いあいは大変良かった。お気に入りです。

尚之助の書いた「会津戦記」引っ張るなあ。もう出さないで欲しい。これをきっかけに「京都守護職始末」を書くという展開になったら嫌だ。

伊藤博文「大山さんもやりよるの」お前が言うな(笑)。ラスボス感が出てて結構気に入ってる。

次回「襄の遺言」
でもまだ死なない(笑)。
そんなことより、容保と照姫が心配。
「鶴ヶ城開城」で綺麗に終わった方が良かったんじゃないかと思う。
でもまあ、再会するのは良い。エロい雰囲気漂わすのも良い。ただ、直接的な描写は止めて欲しいんだよな。こっちで勝手に妄想するので。
本当は西郷頼母と東照宮で再会してほしいんだけどな。そっちはやらないのかな。

「八重の桜」42話「襄と行く会津」

2013-10-22 01:36:23 | 八重の桜
板垣退助「会津の領民は戦を傍観するばかり」ってその通りだけど、確かその後に「強い会津でこれなら他の藩は推して知るべし」みたいなのが続いたはず。それがあるのとないのとじゃ印象が全然違う。言って欲しかった。
ドラマ的には、それを会津で板垣が目撃した場面がないから、唐突。この作品、残念なことに色々唐突なんだよな。

板垣「領民揃って力を合わせてたら会津は焦土にならなかったかも」は違うだろ。
武器が違いすぎたのと、奥羽越列藩同盟が瓦解して援軍の見込みが無くなったのが直接の原因じゃないか。遠因としては、京都守護職時代に長州の恨みを買いすぎたのと、徳川宗家と江戸を助けたからその身代わりになった。
いままでそういう描写してたのに、ここにきて「上下の力を合わせなかったのが原因」と言われても違うだろとしか思えん。
板垣の言いたいことは、「だから国民皆兵が必要」ってことなのは分かってるんだが。

この話を聞いてるのが襄だから、反論できないっていうのがなあ。
板垣がこう思ってるのはいいんだけど、物語の中で誰かに反論させて欲しかった。

みね「私嫁に行ったんだよ」でうらの台詞が「良かった」って良くないだろ。違うだろ。
そこは「婿貰って山本家継いだんじゃないの?」だろ。

先妻としては、自分が産んだ娘が後妻にいじめられてないかとか、後妻かわいさの夫にないがしろにされてないかとか、後妻が産んだ子が後継ぐことに決まったから自分の子が追い出されたんじゃないかとか、その辺を気にしないとおかしい。
みねが家族と仲が良くて、結婚は自分で決めたことを説明して初めて、「良かった」じゃないのか。

八重「良い人に望まれて、みんなに祝福されて、嫁に行った」でその辺の事情を察した、と脳内補完しろということか。こういうとこが面倒くさいんだよ、この作品。

回想シーンが多すぎて、視聴率良くないから新しい画を撮れないのか、CGも作れないのか、と思った。
いや、この回想シーン泣いたんだよ。泣いたんだけど、あまりに多いから冷静に分析してしまった。
このころは本当に平和だったなあ、覚馬若いなあ、うら美人だなあ、尚之助と八重良い夫婦してるなあ、権八厳しくもやさしかったなあ、みんな笑ってるよ、とうるうるした。

こんなに多くの回想シーン入れるんなら、白河に寄ったという設定で、襄が八重にだるま買ってくれても良かったのに。買ってくれるもんだとずーっと前から思ってた。

回想シーンにも出てきた八重が座っていた桜の木。襄に「私良くこの桜の木の上で本を読んでたんです」とかいうシーンがあっても良かったんじゃないか?どうせ最終回で出すんだろうから今回ちょっとくらい出してくれても良さそうなもんなのに。

襄「私は会津に教会を作ります」って、野口英世が通った栄町教会?つーかそこしか思い浮かばん。家族も同じ教会を連想してた。栄町教会と襄が関係あるのかは知らない。

捨松は意外に悪くないかも。
日本語が聞き取れても日本語で返せなくて、本人もあれ、おかしいと思ってるっぽいのが良い。津田梅子はアメリカから戻ったら日本語ほとんど忘れてたという話があるし。捨松と同時期に健次郎が留学してたから、捨松はまだましな方なんだろうな。
予告を見る限り、役者本人はあんまり演技できなそうな感じがするけど、日本語怪しいという設定なら問題ない。

予告といえば、大山巌と捨松がちょいとエロかった。期待して良いですか(笑)。

捨松が帰ってきたときに家にいたのって、艶、二葉、常盤とその子、ともう一人は誰?操?浩の嫁?OPクレジットに名前なかったと思うが、録画消してしまったから確認できない。

前から気になってたけど、山川操ってこのドラマに出てる?
最初に山川家が勢揃いした、梶原平馬が許嫁の二葉を訪ねて山川家を訪ねてくる場面では操はいたと思うんだ。「新しいあんつぁまですね」とか健次郎が勉強した書き付け?を家中に張ってあるとかの場面。
ただそのあとはいない気がする。
八重の晩年、雑誌にインタビューを掲載する過程で操は必要だと思うんだけどなあ。台詞だけで済ますのか、ここは描かないのか。描かなそうな気がしてきた。

紀行は群馬県安中市か。
清水屋旅館跡だと思ってたからちょっと意外だった。まあ、清水屋旅館跡は看板立ってるだけだからなあ(笑)。