現在ゲームをプレイ中~ドラゴンクエスト9星空の守り人

ゲームのプレイ日記を中心にいろいろと。基本的に箱と取説の情報だけでプレイするのでおかしな事をしてたりします(^^;;

「八重の桜」43話「鹿鳴館の華」

2013-10-29 01:05:49 | 八重の桜
相変わらずのサブタイトル詐欺一歩手前。
肝心の鹿鳴館のシーンがちょっとしかなくて、残念だった。鹿鳴館なんだから、華やかにして欲しかった。もっと広くて人もいっぱいいて、捨松以外は洋装があかぬけてないっていうのを期待してたのに。

山川家は金がない。
アメリカ留学から帰った捨松は、女であるため仕事がない。
浩「捨松を同志社女学校で働かせてくれ」と襄と八重に頼む。
もちろんOK。
2通の手紙で捨松周辺でなにか起こってることに気付く。
事情を聞くため東京に行く。

という流れが自然で分かりやすかった。これなら史実無視で八重がしゃしゃり出ても違和感ない。
腕相撲は、なんでそうなる(笑)と思ったが、八重の性格と、言いなりの浩と襄という図式がいままでずっと描かれてたから、まあ良いか。

腕相撲自体は、見てるこっちがなんだか力が入ってしまった。
が、音楽が戦闘音楽だと気付いた後は、なんだか笑ってしまった。
捨松が大山巌を応援したのに気付いた八重が、わざと負けたんだろう。浩と健次郎も捨松の気持ちに気付いたから、あっさり認めたんだろうな。艶の説得はまだだが、良いのか?

西郷従道が出てこないのはまあ良い。そのため、大山巌が直接山川家に乗り込むのも問題ない。
ただ、個人的には

山川浩「うち、賊軍の家臣だから」
西郷従道「うちも賊軍の家系だから」(従道は西郷隆盛の従兄弟)

というやり取りが見たかった。

捨松は、アメリカ留学帰りで日本語が不自由、という設定があったから、なんとか見れた。
操は今回初登場。まさか今回だけで終わりじゃないだろうな。まだ出番あるよな。

明治の教育史が面白い。

憲法によって国会を開く。議会は選挙に左右されるから不安定。強力な国家には強力な官僚組織が必要。
伊藤博文「東京大学は有能官僚の育成機関にしろ」
山川健次郎「学問は国家に左右されるものではない」
新島襄「官立学校は政府の意向で人を育てるから、そうでない私立学校を作りたい」

分かりやすい。
いろんな人がいろんな立場で教育が重要だと考えてて、立場によって結論が違ってる。
大隈重信も学校作ってた。
出て欲しいと思ってたけど、出るとは思ってなかった津田梅子も出たから、津田塾大学の話も見たい。こっちは女子教育。

それにしても、山川健次郎の名を聞いただけで会津出身だと分かるなんて、健次郎がすごいのか、伊藤博文の部下がすごいのか。あれ誰。

浩&健次郎VS伊藤博文の図式が出来上がりつつあるが、この先対立すんのかな。この辺詳しくないから楽しみだ。

他、細かいこと。
腕相撲前の大山巌と山川浩の言いあいは大変良かった。お気に入りです。

尚之助の書いた「会津戦記」引っ張るなあ。もう出さないで欲しい。これをきっかけに「京都守護職始末」を書くという展開になったら嫌だ。

伊藤博文「大山さんもやりよるの」お前が言うな(笑)。ラスボス感が出てて結構気に入ってる。

次回「襄の遺言」
でもまだ死なない(笑)。
そんなことより、容保と照姫が心配。
「鶴ヶ城開城」で綺麗に終わった方が良かったんじゃないかと思う。
でもまあ、再会するのは良い。エロい雰囲気漂わすのも良い。ただ、直接的な描写は止めて欲しいんだよな。こっちで勝手に妄想するので。
本当は西郷頼母と東照宮で再会してほしいんだけどな。そっちはやらないのかな。

「八重の桜」42話「襄と行く会津」

2013-10-22 01:36:23 | 八重の桜
板垣退助「会津の領民は戦を傍観するばかり」ってその通りだけど、確かその後に「強い会津でこれなら他の藩は推して知るべし」みたいなのが続いたはず。それがあるのとないのとじゃ印象が全然違う。言って欲しかった。
ドラマ的には、それを会津で板垣が目撃した場面がないから、唐突。この作品、残念なことに色々唐突なんだよな。

板垣「領民揃って力を合わせてたら会津は焦土にならなかったかも」は違うだろ。
武器が違いすぎたのと、奥羽越列藩同盟が瓦解して援軍の見込みが無くなったのが直接の原因じゃないか。遠因としては、京都守護職時代に長州の恨みを買いすぎたのと、徳川宗家と江戸を助けたからその身代わりになった。
いままでそういう描写してたのに、ここにきて「上下の力を合わせなかったのが原因」と言われても違うだろとしか思えん。
板垣の言いたいことは、「だから国民皆兵が必要」ってことなのは分かってるんだが。

この話を聞いてるのが襄だから、反論できないっていうのがなあ。
板垣がこう思ってるのはいいんだけど、物語の中で誰かに反論させて欲しかった。

みね「私嫁に行ったんだよ」でうらの台詞が「良かった」って良くないだろ。違うだろ。
そこは「婿貰って山本家継いだんじゃないの?」だろ。

先妻としては、自分が産んだ娘が後妻にいじめられてないかとか、後妻かわいさの夫にないがしろにされてないかとか、後妻が産んだ子が後継ぐことに決まったから自分の子が追い出されたんじゃないかとか、その辺を気にしないとおかしい。
みねが家族と仲が良くて、結婚は自分で決めたことを説明して初めて、「良かった」じゃないのか。

八重「良い人に望まれて、みんなに祝福されて、嫁に行った」でその辺の事情を察した、と脳内補完しろということか。こういうとこが面倒くさいんだよ、この作品。

回想シーンが多すぎて、視聴率良くないから新しい画を撮れないのか、CGも作れないのか、と思った。
いや、この回想シーン泣いたんだよ。泣いたんだけど、あまりに多いから冷静に分析してしまった。
このころは本当に平和だったなあ、覚馬若いなあ、うら美人だなあ、尚之助と八重良い夫婦してるなあ、権八厳しくもやさしかったなあ、みんな笑ってるよ、とうるうるした。

こんなに多くの回想シーン入れるんなら、白河に寄ったという設定で、襄が八重にだるま買ってくれても良かったのに。買ってくれるもんだとずーっと前から思ってた。

回想シーンにも出てきた八重が座っていた桜の木。襄に「私良くこの桜の木の上で本を読んでたんです」とかいうシーンがあっても良かったんじゃないか?どうせ最終回で出すんだろうから今回ちょっとくらい出してくれても良さそうなもんなのに。

襄「私は会津に教会を作ります」って、野口英世が通った栄町教会?つーかそこしか思い浮かばん。家族も同じ教会を連想してた。栄町教会と襄が関係あるのかは知らない。

捨松は意外に悪くないかも。
日本語が聞き取れても日本語で返せなくて、本人もあれ、おかしいと思ってるっぽいのが良い。津田梅子はアメリカから戻ったら日本語ほとんど忘れてたという話があるし。捨松と同時期に健次郎が留学してたから、捨松はまだましな方なんだろうな。
予告を見る限り、役者本人はあんまり演技できなそうな感じがするけど、日本語怪しいという設定なら問題ない。

予告といえば、大山巌と捨松がちょいとエロかった。期待して良いですか(笑)。

捨松が帰ってきたときに家にいたのって、艶、二葉、常盤とその子、ともう一人は誰?操?浩の嫁?OPクレジットに名前なかったと思うが、録画消してしまったから確認できない。

前から気になってたけど、山川操ってこのドラマに出てる?
最初に山川家が勢揃いした、梶原平馬が許嫁の二葉を訪ねて山川家を訪ねてくる場面では操はいたと思うんだ。「新しいあんつぁまですね」とか健次郎が勉強した書き付け?を家中に張ってあるとかの場面。
ただそのあとはいない気がする。
八重の晩年、雑誌にインタビューを掲載する過程で操は必要だと思うんだけどなあ。台詞だけで済ますのか、ここは描かないのか。描かなそうな気がしてきた。

紀行は群馬県安中市か。
清水屋旅館跡だと思ってたからちょっと意外だった。まあ、清水屋旅館跡は看板立ってるだけだからなあ(笑)。

「八重の桜」41話「覚馬の娘」

2013-10-15 01:44:06 | 八重の桜
明治政府には金がない。地方に金を負担させよう。京都府知事槇村は増税を決定。議会に諮って決めてないので議会と知事が対立。新聞を使って世論を巻き込みつつ互いに一歩も引かない。
という中央での決定が地方に波及。それにより身近でごたごたが、というのは分かりやすくて良かった。

覚馬と槇村の対立良かった。

京都復興という理念が同じで、互いを必要としていて、手法が違うから意見は対立するが、互いに相手には一目置いていている、というのが良い。

維新直後は世の中ごたついてたから強引な手法で引っ張ってくのは良かったけど、10年も経つと法律やら議会やらが出来て、そうはいかなくなった。時代に合わなくなったんだな。

覚馬と槇村と明石の蜜月時代をもう少し描いておいて欲しかった。一応あったけど1回だけだし、そのあとはナレーションで済ませてた。映像で見たかった。そうしたら、互いをたたえて終わるという今回の場面がもっと良く見えたんじゃないかと。

これで槇村退場か。重い役者がまた減ってしまった。個人的にはベテラン勢一歩手前だと思ってるけど、いま出てる役者の中では重い方だから、いなくなるのは残念だ。

覚馬「母上にはかなわねえ」って唐突だな。
確かにリアル覚馬は「母の聡明さにはかなわない」って話してたけど、おひつのお湯とか、種痘の重要性を説いてまわるとかの佐久の賢人エピソードが全然ないから唐突に感じる。おひつのお湯は覚馬少年時代だからやれないだろうけど、種痘はやれたはず。
「お米が神様のおぼしめしなら~」は良かったから、あんな感じでちょこちょこはさんでくれればいいのに。色々と惜しい。

横井小楠全く関係なく終わった。まあ、期待はしてなかったけど。

みねは嫁に行ったが、山本家の跡継ぎ問題は解決していない。
みねはその辺どう折り合い付けたんだ。久栄がいるから嫁に行っても良いってことか。跡継ぎ娘というプライドもあったろうし、努力もしてただろうに。覚馬がみねの幸せを願ってるから、というだけでは弱いような気がするんだ。

覚馬「大声で呼べ。助けに行く」で、ちょっとうるっとした。歳取ると涙腺ゆるくて。
が、次の瞬間、あんた自力でろくに動けないじゃないか。と思ってしまった。あと演説ちゃんと聞いてやれ、とも思った。

これでみねも退場か、と思ったら、予告に出てた(笑)。
そうだった。伊勢時雄とみねも旅行に行くのは史実だった。すっかり忘れてた。

会津へは白河経由で行ったと思うんだが、もしそうなら襄にだるまを買って欲しい。
あとは荒廃した会津の街並みと石垣だけの鶴ヶ城を見たい。
次回の紀行は清水屋旅館跡だと勝手に予想。

「八重の桜」40話「妻のはったり」

2013-10-08 00:54:54 | 八重の桜
面白かったよー。これが大河ドラマだと思わなければ。
先週の放送でかなり冷めたから、期待も何もなくて気楽に見れたのも大きかった。

中央政界やってないのが面白くない理由だろうか、と考えてみたが、「独眼竜正宗」も「毛利元就」も面白かったことを思い出した。

そんで今回の地方政界である府議会の様子は面白かった。

立候補してないのに当選とか、本人の意思にかかわらず当選とか、51票で当選とか、覚馬以外の当選者が訳も分からないまま府議会にやってきてるとか。
もう一つ二つ、覚馬の他議員たちへの解説を聞きたかったところ。ナレーションでかぶせないで欲しかった。

そういえば、八重「あんつぁまのこれまでの働きが認められたんだべ」と言ってたが、その肝心の「京都の救世主覚馬」をほとんど映像で見てないもんだから、どんな働き?と思った。博覧会は映像で見たかった。博覧会も琵琶湖疎水も「やる」と言っただけだ。

府議会議員の数知らないけど、映像で見る限り、議長選挙は覚馬圧倒的優勢じゃないか。リアル覚馬は本当に「救世主」だったんだな。
ふと思って、議会の場面で人数数えてみた。座ってる人物が議員だとして覚馬入れて45人しかいない。槇村は知事だから外した。後ろに立ってる人物は新聞記者だと思ってたけど、それも議員か?だとすると、プラス6人で51人?それしかいなくて45票で議長選出か。ありえなくね?
実際の府議会議員はもっといて、撮影で人数揃えられなかった、と考えた方が無理なさそう。

調べてみた。
明治12年時点の京都府議会議員数は95。やっぱり人数揃えられなかったのか。
それにしてもリアル覚馬はすごいな。95人中45人の支持を集めて議長就任とは。

本格的に覚馬と槇村が対立してる。予告見ると次回その辺描いてくれるみたいで面白そう。
次回サブタイトルは「覚馬の娘」だが、その「覚馬の娘」関係なく政界の様子描いてて、「覚馬の娘」関係ないじゃん。と思ったら、最後にちょっと出てきた。本当に予告ではちょっとだが、本編はどの程度の割合になるんだろうか。

第一回卒業生は熊本バンドだけって、熊本バンドが入る前にいた生徒たちはどうした。
と思ったが、どうやら卒業できなくて在籍してるっぽい。熊本バンドは本当に優秀だったんだな。

伊勢時雄とみねは良い雰囲気だ。初々しいな。
来週の放送によっては、横井小楠どうして出しとかなかったんだ、と思うかもしれん。

ナレーションであっさり1年経過。
この先この調子でさくさく進めるのかな。あと10回しかないもんな。

八重が嘘をつくこと自体は別にいいんだけど、それについて本人の感想がないのが気になる。
什の教えで「虚言を言ふことはなりませぬ」、キリスト教で「偽証してはならない」ってあるんだが、そのどっちも出してない。おかしい。

徳富蘇峰と襄の交流は紀行で説明。本編でやれ。
ふと思った。ツンデレ徳富猪一郎があっさりデレたのって、襄の死後、八重を支え続けたっていうのをやるつもりがないからか?

そういえば、本編でやれ、って何度も書いてるな。
記憶にあるだけで、タイムスクープハンター、歴史秘話ヒストリア、松平容大。
容大は、本編に出ないんだろうな。最終話までのサブタイトルを見る限り、やってる時間なさそう。見てみたかったのに、残念だ。

「八重の桜」39話「私たちの子ども」

2013-10-01 01:10:31 | 八重の桜
今回の話って必要か?全然要らない。
おまけに八重の性格設定が破綻してる。土下座ってありえないだろ。予告見たときから嫌な予感はしてたが、予感は当たってしまった。

リツに言われて何も言い返せないっておかしい。
その場で「私の父も籠城戦で死にました。弟は鳥羽伏見で死にました」ぐらい言え。
「籠城戦は薩摩だけじゃなくて大垣やら土佐やら色々いたからともかく、鳥羽伏見は薩長しかいなかった。苦労がたたって夫は死んだ。帝の信頼を受けた会津に賊軍の汚名を着せたのは薩長だ。会津は防衛戦争やっただけ。大勢死んだ。会津は焼け野原になってしまった。あれは戦争だったんだからいまさら言ってもしょうがない」とリツを追い詰めても良かった。その後、言いすぎた、と反省して、看病すれば問題なし。看病シーンで謝罪の方が良かった。

会津に父を殺されたから会津が憎い。その感情は分かる。それを受け入れて謝罪する八重、まではなんとか付いていけた。でも土下座は駄目だ。

晩年「戦とは面白きもの」って言った八重と別人すぎる。それ以前に八重は「会津は悪くない」という考えでいるんだから、そこで謝るのはおかしい。

今回の話は、
八重が自宅に薩長出身生徒を招かなかった。後日、襄に「薩長出身生徒を家に招きました」という手紙を書いた。襄は喜んだ。
というのを元にしてるんだろうが、だったら3話くらいかけてじっくり八重の心の変化を見せりゃいいのに、手間を惜しんだのか時間がないのか1話で無理やりおさめてる。しかも下手。

いままで文句言いつつ見てきたのは、女が反戦台詞を口にしないっていうのが大きかったことに気が付いた。

この話は2回目見る気起きない。というわけで見ない。
「敗戦の責任」の1カ月くらい前から2回見るようになって、「敗戦の責任」以降は2回プラス再放送まで見る大ハマりっぷりだったが、ここにきて冷めつつある。次回も期待できなさそう。

これ、会津が舞台の大河ドラマじゃなかったら、今回で切ってた。もうここまで来たら、惰性で最後まで見るけど。

このほかの細かいこと。

山縣有朋「帝に弓引いた~」お前が言うなというツッコミ待ちですか?
大山巌と山川浩のシーンは良かった。将来の義兄弟。
大山「戦は終わりじゃ」日清日露と控えてますが。やるのかなあ。やらないだろうなあ。
槇村は相変わらず良かった。
覚馬は顧問辞めて嫁と子供2人と母親どうやって食わせるつもりなんだよ。あてはあるのか?あんた身障者なんだよ。そう簡単に仕事見つからないぞ。次の仕事は予告でばらされてたけど。

熊本バンド八重に懐きすぎ。猪一郎がデレるの早すぎ。
襄「私たちが引き取ります」その前に手紙を書け。
八重「体治して私に報復しろ」は良かった。
佐久とみねのキリスト教入信。史実だが唐突過ぎ。ちゃんと伏線張れ。

サブタイトル「子ども」こういうの止めて欲しい。「子供」と全部漢字で書くか、でなけりゃ「こども」とひらがな表記にして欲しい。「破たん」とか「被ばく」とか熟語なのに漢字かな混じりで書くなよ。破綻、被曝と書いて欲しい。

と「八重の桜」に直接関係ないこと書いて、今回の感想終了。