現在ゲームをプレイ中~ドラゴンクエスト9星空の守り人

ゲームのプレイ日記を中心にいろいろと。基本的に箱と取説の情報だけでプレイするのでおかしな事をしてたりします(^^;;

「八重の桜」38話「西南戦争」

2013-09-24 01:18:32 | 八重の桜
やっぱ戦闘シーンはいいなあ。
大河ドラマには政局か戦がないとつまらん。なくても面白い大河ドラマもあるはずなんだが、それは脚本家の力量による。

山川浩の見せ場カットかよ(泣)。
浩の軍事的見せ場の第一は彼岸獅子、第二は熊本城、第三は萩の乱だと思ってるんだが、第二と第三全カット。熊本城のは映像で見たかった。ナレーションですら説明なかった萩の乱よりはましだと思うしかない。

あとは文化的見せ場の京都守護職始末に期待するしかない。その京都守護職始末に、尚之助が書いたという設定の史実にない会津戦記が絡んできそうで、そうなったら嫌だなあ。
あ、そういえば浩の見せ場?は容保と捨松があるけど、やらないだろうなあ。

浩と西郷のシーンは正直微妙。
会わせる必要性を感じないというか。「いまのこの国は会津人が流した血の上に出来上がっている」という台詞を言わせたいだけだろ。台詞自体は悪くないだけに、なんだか残念な感じ。
そもそも、西郷お前なんでそこにいる、敵地でのんきに犬捜してる場合か。浩も、下手したら逃亡幇助で軍法会議だぞ。

覚馬の逸話があったはずだが、やらなくて残念。

1、木戸「西南戦争いつ終わると思う」覚馬「薩摩では米がこのくらいとれて、武器はこのくらいあるから年内には終わると思う」と具体的な数字を出して答えた。
2、覚馬「西郷は知り合いだから説得してくる。だから西郷のところに連れてけ」と周囲に頼む。

八重「この戦、いつまで続くんだべ」の後に木戸が映ったから期待したのに。見たかった。

最後の女学生のシーンはいらない。
と言うより、次回冒頭にやればいいじゃないか。こっちは西郷のかっこいい最期に感動(というほどのものでもないが)してるっていうのに、一気に世界が身近なものになってしまって、気分が台無しだ。

そういや前にもあったな、気分が台無し。「尚之助との再会」だった。

熊本バンドが「熊本が戦場になるかも」とあせってるところから、西郷の場面に切り替わるところは良かった。

前回、徳富猪一郎(蘇峰)がツンデレっぽいと書いた。
史実だとリアルツンデレなんだな。デレたのを八重に見せたのはずいぶん後だから、今はツンだけでデレを八重に悟られてはいけないだろうに。

次回から朝ドラっぽい大河ドラマに戻るみたいだ。
朝ドラだったら面白く見たんだろうが、これは大河ドラマなので、個人的にはもう見所がほとんどない。捨松と勢津子妃くらいだろうか。後は容大が出るかどうかと日光東照宮をやるかどうか。会津関連しか無い(笑)。

今回の、予告にあったのにカットされた台詞2つと映像1つ。
八重「誰が戦を望んでいるのでしょう」
これはカットになって良かった。反戦台詞だし。八重に反戦台詞は似合わない。この台詞前後も反戦台詞のようなものだが、カットされた台詞がないことで疑問の印象が強くなった。が、「この戦、いつまで続くんだべ」と予告で不安になった。
木戸「災いはこの戦で一掃する」
大久保の場面のテーブルセットとシャンデリア。

「八重の桜」37話「過激な転校生」

2013-09-17 01:17:21 | 八重の桜
自分の中で面白さレベルが下がってきてるのを実感した。
10段階評価で一番面白いのを10とすると、
1話から京都守護職受諾直前までが7、その後8、鳥羽伏見直前までが9、鳥羽伏見から鶴ヶ城開城までが10、
とどんどん面白くなってきてたんだが、その後はどんどん面白さレベルが下がって、いまは7。この先どんどんレベルが下がりそう。来週は西南戦争だから少し期待してる。
やっぱりある程度政局や戦がないと「大河ドラマ」って感じがしない。最近の話は朝ドラ見てるみたいだった。

一気にキャラが増えたので、誰が誰やら。
そこそこ有名な歴史上の人物ならともかく、同志社関連人物なんてマイナー歴史人物だらけだ。
会津だってマイナー歴史人物だけど、こっちはたまに単発ドラマやってるし、慶喜とか新撰組とかメジャーどころも出るから、まだ付いていける。

そんなマイナー歴史人物だらけのはずなのに、金森通倫の名前は見覚えがあった。
どこで見たのか覚えてない。何者かは気になるが調べるのは面倒なので、このまま放っとく。

徳富猪一郎(蘇峰)は、あっさり八重と和解してるっぽい。もう少し猪一郎は八重に突っかかってくると思ってた。夢もすんなり話すし。
鵺と呼んだのだって、八重が美人で照れたからっていうツンデレ風。ツンデレは山川二葉だけで十分だ。この先出るかどうかは分からないけど。
史実だと何年だか何十年だか経った後に「あのときは若かった。すみませんでした」って和解するはずなんだが。もっとこう、突っかかる学生vsどこ吹く風の八重というのを見たかった。

そういえば蘆花がいない。蘇峰と一緒に来たんじゃないのか。

神風連の乱、秋月の乱、萩の乱はナレーションであっさり終了。
そんなことだろうと思った。
でも来週は西南戦争。佐川官兵衛と斎藤一と山川浩と木戸孝允と西郷隆盛に期待したいところだが、期待しすぎるとろくなことないので、期待しないで待つ。
個人的には、西郷死亡を聞いた八重が「ざまあみろ」と言って欲しい。

今回いいところをほとんど書いてなかったので、ここで書く。
八重と襄のほのぼのカップル。山川浩が出てた場面全部。

「八重の桜」36話「同志の誓い」

2013-09-10 01:20:44 | 八重の桜
京都明治編になってから、重い役者がいなくなってしまった。
神保内蔵助(津嘉山正種)田中土佐(佐藤B作)林権助(風間杜夫)山本権八(松重豊)孝明天皇(市川染五郎)松平春嶽(村上弘明)井伊直弼(榎木孝明)あたりのベテラン勢。病死したり自刃したり戦死したり退場したり。

明治時代は若い人たちが活躍したから仕方ない。

生き残ってるのでこれから出てきそうなのって西郷頼母(西田敏行)だけだが、どう考えても出番は少ない。実力ある役者が出ると画面が引き締まるというか、画面に引きつけられるというか、そんな感じがあるんだが、最近はそんなこともない。

さみしい。

そんで微妙に冷めてきた。
どうも明治京都編は自分には合わないような気がしてきた。政局も少ないしな。今回西南戦争に繋がる話をやったけど、あれだけじゃなあ。

政局と言えば、桐野利秋(中村半次郎)。
ここで出すなら鶴ヶ城開城での降伏式をもっと詳しくやっとくべきだったろう。降伏文書に書いてあること難しくて分かんなかったよ~とか容保に便宜を図ったり助命嘆願したりとかやって欲しかった。それがあってこそ見てるこっちは「あの中村半次郎が」と西南戦争で思うのに。

八重先生と話すなと父親に言われた女生徒は良かった。
その女生徒が一番に八重を追いかけていくのがまた良い。歌は唐突な感じがするけど、八重の言葉に対する答えで、役所の人間たちに遮られない、八重と生徒たちだけは分かってるというのが良い。

八重「会津の者はおとなしく恭順しねえのです」はもう一言何か欲しかった。もう一言ないなら、もう少し余韻を持たせて欲しかった。
でもこの一連の場面は良かった。

襄は体力ないな(笑)。
そのへん前の旦那と同じか。というより襄本人の伏線だろう。

琵琶湖から運河をひく計画。
まさかのヒストリアネタ。じゃなくてこれもやるのか。でも詳しくはやらなさそう。

大垣屋の説得。あれで説得になってるのか?なってないだろ。自分だったら絶対無理だ。
そういえば大垣屋清八(松方弘樹)もベテラン勢の部類に入るはずなんだが、民法時代劇の雰囲気がするせいで軽く感じる。

覚馬は当初教室の中にいただろ。いつの間に廊下に出てたんだよ。健常者なら何とも思わんが、足腰ろくに動かない障害者だぞ。
と思って録画見返したら、襄の生徒たちへの挨拶のときは教室にいて、授業が始まったら教室にはいなかった。授業が始まる前に八重に連れ出してもらったと脳内補完。

八重「建前です」は良かった。
以前の八重と槇村の会話があっての「建前」。あんなに堂々とやるとは思わなかったが。

先週あたりから槇村と覚馬の確執が見えてきて、今週で後がない感じになって、なかなか良い。
槇村正直(高嶋政宏)はベテラン勢少し手前だな。最近は槇村くらいしか見所ないな。

襄の手紙は肝心なところがない。
「もちろん彼女は美しくありませんが」という前提。あれがあるのとないのとじゃ受ける印象大違い。綾瀬はるかじゃ説得力ないから削られたんだろうとは分かるけど。そういえば米沢藩士が「こんな美人に鉄砲教えてもらって」って言ってたのを思い出した。

八重のウエディングドレス姿を襄に最初に見せたのは良かった。
まあ視聴者は予告で先に見てたけど。それにしても採寸なしであんなに身体にあったウエディングドレスってすごいなー。ありえないよなー。

次回「過激な転校生」は「熊本からの転校生」から変更。

「八重の桜」35話「襄のプロポーズ」

2013-09-03 00:56:56 | 八重の桜
脚本家が「八重が敬愛してたのは兄と殿で、旦那二人は同士のようなものだったと思う」と言ったのをどこかで見た。今回の放送で、脚本家が書きたかったであろう「同士のような夫婦」というのが見れたような気がした。

襄「忘れないでいて欲しい」で「めぞん一刻」を思い出した(笑)。あれも男が女に似たようなこと言うからだな。2回目のプロポーズでOK貰うのも同じだな。

尚之助の死に涙した同じ回に、襄のプロポーズを受けるって時間配分的に駄目だろう。
ただでさえ襄よりも長い時間出演してた尚之助に感情移入してる上に、非業の死。物語的には夏から秋に時間が過ぎているが、視聴者的には数分後だ。気持ちが付いていかない。尚之助の死と襄のプロポーズは違う回でやるべきだった。

それもこれも幕末会津編が長かったせいだと思う。
幕末会津編だったら必ずやってた八重に直接関係ない政局が、今回全く描かれてない。大河ドラマで明治以降は少ないんだから、実は少し期待してたのに。いま大山巌とか大久保利通とか木戸孝允とか西郷隆盛とか何やってんだ。

幕末会津編好きなだけに、明治京都編が思った以上に面白いだけに、つらい。
押しかけ登城とか吉田松陰とか覚馬禁足とか、そんなの全てすっとばして、2話で京都守護職受ける話で良かったと思う。追鳥狩りも象山塾も八重の子役も良かったけど、いま明治編の時間が足りないなら要らなかった。鳥羽伏見以降の時間配分は問題ないんだけど、その前段階が長すぎた。

しかしその前段階がないと「会津は悪くない」とか「会津は賊軍ではない」という主張が受け入れ難いというジレンマ。さらに言うと、その前段階を放送中は長いとは全然思わなかった。
あ、そうか。
もう少し丁寧に描いて欲しかったのか。つまり全50回じゃ足りないと。それだけハマって見ていると。どんだけ気に入ってるんだよ、自分(笑)。

尚之助の死は泣いた。
覚馬「尚之助は戦死だ。ゆっくりと死んでいった」とか襄「力強い字だ」とか。死亡報告を聞いた八重が表情がだんだん硬くなり、「仕事あるから」で逃げるように行くのも泣ける。当初現実を受け入れられないのは三郎のときと一緒。今回はあのときとは違って、わめき散らさないだけ成長したな。

が、尚之助が書いた「会津戦記」は要らなかった。こんな創作やってまで尚之助を持ちあげなくても、と思う。これに刺激を受けて「京都守護職始末」や「会津戊辰戦史」を書きました、なんて話の流れにだけはしないで欲しいんだが、どうなるか。

斉藤一(藤田五郎)が良かった。
会津で八重と会ったときは山口二郎を名乗ってたはずだが、そこはスルー。山川浩も佐川官兵衛も誰も藤田とは呼んでない。だって斉藤一と書かないと分からないし。

「あなたは新撰組の」じゃなくて「旦那さまです」で反応する女生徒っておかしくね?
ここ京都だよ。子供のころ人斬り集団の噂ぐらい聞いたことあるだろうに。

佐川「口数が増えたな」で、確かに。最初のころは一言二言くらいしか台詞無かったもんな。今回が一番台詞多いもんな。と思ってしまった(笑)。

斉藤一と襄の語らいは良かった。

で、八重は親友の時尾と再会したわけだが、ここでも「嫁に行かない同盟」は語らず。八重が結婚したときも、時尾が結婚したときも語らないなんて、がっかりだ。

それはともかく、この斉藤一見てたら「るろうに剣心」読みたくなった(笑)。

槇村は相変わらず良いな。
史実だと覚馬の協力者で敵になる人物なんだが、その辺もやってくれそうで楽しみ。特報動画「明治を駆け抜ける八重と襄」を見ると、府議会議長っぽい場面もあるし。

襄も尚之助も衣装の基本が白なのは、狙ってるんだろうな。
別次元の人というか異邦人というか本来ここにいるはずのない人というか、そんな感じ。尚之助は八重と結婚した後だったか戊辰戦争勃発後だったか、そのあたりから白の衣装を着なくなった印象があるので、襄もそうなったりするんだろうか?

次回予告。
八重のウエディングドレス姿、どうして予告で見せるんだよ。正面からの映像を使うな。せめて背中とか足元とか襄の向こう側にいる八重とか、ドレスのデザインも八重の表情も見えないところを使えば、興味をそそられるのに。
そういえば八重の角隠しも、最初に見せるのは旦那なのかと思ってたら、あっさり視聴者に見せたので興ざめだったのを思い出した。