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現在ゲームをプレイ中~ドラゴンクエスト9星空の守り人

ゲームのプレイ日記を中心にいろいろと。基本的に箱と取説の情報だけでプレイするのでおかしな事をしてたりします(^^;;

「八重の桜」41話「覚馬の娘」

2013-10-15 01:44:06 | 八重の桜
明治政府には金がない。地方に金を負担させよう。京都府知事槇村は増税を決定。議会に諮って決めてないので議会と知事が対立。新聞を使って世論を巻き込みつつ互いに一歩も引かない。
という中央での決定が地方に波及。それにより身近でごたごたが、というのは分かりやすくて良かった。

覚馬と槇村の対立良かった。

京都復興という理念が同じで、互いを必要としていて、手法が違うから意見は対立するが、互いに相手には一目置いていている、というのが良い。

維新直後は世の中ごたついてたから強引な手法で引っ張ってくのは良かったけど、10年も経つと法律やら議会やらが出来て、そうはいかなくなった。時代に合わなくなったんだな。

覚馬と槇村と明石の蜜月時代をもう少し描いておいて欲しかった。一応あったけど1回だけだし、そのあとはナレーションで済ませてた。映像で見たかった。そうしたら、互いをたたえて終わるという今回の場面がもっと良く見えたんじゃないかと。

これで槇村退場か。重い役者がまた減ってしまった。個人的にはベテラン勢一歩手前だと思ってるけど、いま出てる役者の中では重い方だから、いなくなるのは残念だ。

覚馬「母上にはかなわねえ」って唐突だな。
確かにリアル覚馬は「母の聡明さにはかなわない」って話してたけど、おひつのお湯とか、種痘の重要性を説いてまわるとかの佐久の賢人エピソードが全然ないから唐突に感じる。おひつのお湯は覚馬少年時代だからやれないだろうけど、種痘はやれたはず。
「お米が神様のおぼしめしなら~」は良かったから、あんな感じでちょこちょこはさんでくれればいいのに。色々と惜しい。

横井小楠全く関係なく終わった。まあ、期待はしてなかったけど。

みねは嫁に行ったが、山本家の跡継ぎ問題は解決していない。
みねはその辺どう折り合い付けたんだ。久栄がいるから嫁に行っても良いってことか。跡継ぎ娘というプライドもあったろうし、努力もしてただろうに。覚馬がみねの幸せを願ってるから、というだけでは弱いような気がするんだ。

覚馬「大声で呼べ。助けに行く」で、ちょっとうるっとした。歳取ると涙腺ゆるくて。
が、次の瞬間、あんた自力でろくに動けないじゃないか。と思ってしまった。あと演説ちゃんと聞いてやれ、とも思った。

これでみねも退場か、と思ったら、予告に出てた(笑)。
そうだった。伊勢時雄とみねも旅行に行くのは史実だった。すっかり忘れてた。

会津へは白河経由で行ったと思うんだが、もしそうなら襄にだるまを買って欲しい。
あとは荒廃した会津の街並みと石垣だけの鶴ヶ城を見たい。
次回の紀行は清水屋旅館跡だと勝手に予想。

「八重の桜」40話「妻のはったり」

2013-10-08 00:54:54 | 八重の桜
面白かったよー。これが大河ドラマだと思わなければ。
先週の放送でかなり冷めたから、期待も何もなくて気楽に見れたのも大きかった。

中央政界やってないのが面白くない理由だろうか、と考えてみたが、「独眼竜正宗」も「毛利元就」も面白かったことを思い出した。

そんで今回の地方政界である府議会の様子は面白かった。

立候補してないのに当選とか、本人の意思にかかわらず当選とか、51票で当選とか、覚馬以外の当選者が訳も分からないまま府議会にやってきてるとか。
もう一つ二つ、覚馬の他議員たちへの解説を聞きたかったところ。ナレーションでかぶせないで欲しかった。

そういえば、八重「あんつぁまのこれまでの働きが認められたんだべ」と言ってたが、その肝心の「京都の救世主覚馬」をほとんど映像で見てないもんだから、どんな働き?と思った。博覧会は映像で見たかった。博覧会も琵琶湖疎水も「やる」と言っただけだ。

府議会議員の数知らないけど、映像で見る限り、議長選挙は覚馬圧倒的優勢じゃないか。リアル覚馬は本当に「救世主」だったんだな。
ふと思って、議会の場面で人数数えてみた。座ってる人物が議員だとして覚馬入れて45人しかいない。槇村は知事だから外した。後ろに立ってる人物は新聞記者だと思ってたけど、それも議員か?だとすると、プラス6人で51人?それしかいなくて45票で議長選出か。ありえなくね?
実際の府議会議員はもっといて、撮影で人数揃えられなかった、と考えた方が無理なさそう。

調べてみた。
明治12年時点の京都府議会議員数は95。やっぱり人数揃えられなかったのか。
それにしてもリアル覚馬はすごいな。95人中45人の支持を集めて議長就任とは。

本格的に覚馬と槇村が対立してる。予告見ると次回その辺描いてくれるみたいで面白そう。
次回サブタイトルは「覚馬の娘」だが、その「覚馬の娘」関係なく政界の様子描いてて、「覚馬の娘」関係ないじゃん。と思ったら、最後にちょっと出てきた。本当に予告ではちょっとだが、本編はどの程度の割合になるんだろうか。

第一回卒業生は熊本バンドだけって、熊本バンドが入る前にいた生徒たちはどうした。
と思ったが、どうやら卒業できなくて在籍してるっぽい。熊本バンドは本当に優秀だったんだな。

伊勢時雄とみねは良い雰囲気だ。初々しいな。
来週の放送によっては、横井小楠どうして出しとかなかったんだ、と思うかもしれん。

ナレーションであっさり1年経過。
この先この調子でさくさく進めるのかな。あと10回しかないもんな。

八重が嘘をつくこと自体は別にいいんだけど、それについて本人の感想がないのが気になる。
什の教えで「虚言を言ふことはなりませぬ」、キリスト教で「偽証してはならない」ってあるんだが、そのどっちも出してない。おかしい。

徳富蘇峰と襄の交流は紀行で説明。本編でやれ。
ふと思った。ツンデレ徳富猪一郎があっさりデレたのって、襄の死後、八重を支え続けたっていうのをやるつもりがないからか?

そういえば、本編でやれ、って何度も書いてるな。
記憶にあるだけで、タイムスクープハンター、歴史秘話ヒストリア、松平容大。
容大は、本編に出ないんだろうな。最終話までのサブタイトルを見る限り、やってる時間なさそう。見てみたかったのに、残念だ。

「八重の桜」39話「私たちの子ども」

2013-10-01 01:10:31 | 八重の桜
今回の話って必要か?全然要らない。
おまけに八重の性格設定が破綻してる。土下座ってありえないだろ。予告見たときから嫌な予感はしてたが、予感は当たってしまった。

リツに言われて何も言い返せないっておかしい。
その場で「私の父も籠城戦で死にました。弟は鳥羽伏見で死にました」ぐらい言え。
「籠城戦は薩摩だけじゃなくて大垣やら土佐やら色々いたからともかく、鳥羽伏見は薩長しかいなかった。苦労がたたって夫は死んだ。帝の信頼を受けた会津に賊軍の汚名を着せたのは薩長だ。会津は防衛戦争やっただけ。大勢死んだ。会津は焼け野原になってしまった。あれは戦争だったんだからいまさら言ってもしょうがない」とリツを追い詰めても良かった。その後、言いすぎた、と反省して、看病すれば問題なし。看病シーンで謝罪の方が良かった。

会津に父を殺されたから会津が憎い。その感情は分かる。それを受け入れて謝罪する八重、まではなんとか付いていけた。でも土下座は駄目だ。

晩年「戦とは面白きもの」って言った八重と別人すぎる。それ以前に八重は「会津は悪くない」という考えでいるんだから、そこで謝るのはおかしい。

今回の話は、
八重が自宅に薩長出身生徒を招かなかった。後日、襄に「薩長出身生徒を家に招きました」という手紙を書いた。襄は喜んだ。
というのを元にしてるんだろうが、だったら3話くらいかけてじっくり八重の心の変化を見せりゃいいのに、手間を惜しんだのか時間がないのか1話で無理やりおさめてる。しかも下手。

いままで文句言いつつ見てきたのは、女が反戦台詞を口にしないっていうのが大きかったことに気が付いた。

この話は2回目見る気起きない。というわけで見ない。
「敗戦の責任」の1カ月くらい前から2回見るようになって、「敗戦の責任」以降は2回プラス再放送まで見る大ハマりっぷりだったが、ここにきて冷めつつある。次回も期待できなさそう。

これ、会津が舞台の大河ドラマじゃなかったら、今回で切ってた。もうここまで来たら、惰性で最後まで見るけど。

このほかの細かいこと。

山縣有朋「帝に弓引いた~」お前が言うなというツッコミ待ちですか?
大山巌と山川浩のシーンは良かった。将来の義兄弟。
大山「戦は終わりじゃ」日清日露と控えてますが。やるのかなあ。やらないだろうなあ。
槇村は相変わらず良かった。
覚馬は顧問辞めて嫁と子供2人と母親どうやって食わせるつもりなんだよ。あてはあるのか?あんた身障者なんだよ。そう簡単に仕事見つからないぞ。次の仕事は予告でばらされてたけど。

熊本バンド八重に懐きすぎ。猪一郎がデレるの早すぎ。
襄「私たちが引き取ります」その前に手紙を書け。
八重「体治して私に報復しろ」は良かった。
佐久とみねのキリスト教入信。史実だが唐突過ぎ。ちゃんと伏線張れ。

サブタイトル「子ども」こういうの止めて欲しい。「子供」と全部漢字で書くか、でなけりゃ「こども」とひらがな表記にして欲しい。「破たん」とか「被ばく」とか熟語なのに漢字かな混じりで書くなよ。破綻、被曝と書いて欲しい。

と「八重の桜」に直接関係ないこと書いて、今回の感想終了。

「八重の桜」38話「西南戦争」

2013-09-24 01:18:32 | 八重の桜
やっぱ戦闘シーンはいいなあ。
大河ドラマには政局か戦がないとつまらん。なくても面白い大河ドラマもあるはずなんだが、それは脚本家の力量による。

山川浩の見せ場カットかよ(泣)。
浩の軍事的見せ場の第一は彼岸獅子、第二は熊本城、第三は萩の乱だと思ってるんだが、第二と第三全カット。熊本城のは映像で見たかった。ナレーションですら説明なかった萩の乱よりはましだと思うしかない。

あとは文化的見せ場の京都守護職始末に期待するしかない。その京都守護職始末に、尚之助が書いたという設定の史実にない会津戦記が絡んできそうで、そうなったら嫌だなあ。
あ、そういえば浩の見せ場?は容保と捨松があるけど、やらないだろうなあ。

浩と西郷のシーンは正直微妙。
会わせる必要性を感じないというか。「いまのこの国は会津人が流した血の上に出来上がっている」という台詞を言わせたいだけだろ。台詞自体は悪くないだけに、なんだか残念な感じ。
そもそも、西郷お前なんでそこにいる、敵地でのんきに犬捜してる場合か。浩も、下手したら逃亡幇助で軍法会議だぞ。

覚馬の逸話があったはずだが、やらなくて残念。

1、木戸「西南戦争いつ終わると思う」覚馬「薩摩では米がこのくらいとれて、武器はこのくらいあるから年内には終わると思う」と具体的な数字を出して答えた。
2、覚馬「西郷は知り合いだから説得してくる。だから西郷のところに連れてけ」と周囲に頼む。

八重「この戦、いつまで続くんだべ」の後に木戸が映ったから期待したのに。見たかった。

最後の女学生のシーンはいらない。
と言うより、次回冒頭にやればいいじゃないか。こっちは西郷のかっこいい最期に感動(というほどのものでもないが)してるっていうのに、一気に世界が身近なものになってしまって、気分が台無しだ。

そういや前にもあったな、気分が台無し。「尚之助との再会」だった。

熊本バンドが「熊本が戦場になるかも」とあせってるところから、西郷の場面に切り替わるところは良かった。

前回、徳富猪一郎(蘇峰)がツンデレっぽいと書いた。
史実だとリアルツンデレなんだな。デレたのを八重に見せたのはずいぶん後だから、今はツンだけでデレを八重に悟られてはいけないだろうに。

次回から朝ドラっぽい大河ドラマに戻るみたいだ。
朝ドラだったら面白く見たんだろうが、これは大河ドラマなので、個人的にはもう見所がほとんどない。捨松と勢津子妃くらいだろうか。後は容大が出るかどうかと日光東照宮をやるかどうか。会津関連しか無い(笑)。

今回の、予告にあったのにカットされた台詞2つと映像1つ。
八重「誰が戦を望んでいるのでしょう」
これはカットになって良かった。反戦台詞だし。八重に反戦台詞は似合わない。この台詞前後も反戦台詞のようなものだが、カットされた台詞がないことで疑問の印象が強くなった。が、「この戦、いつまで続くんだべ」と予告で不安になった。
木戸「災いはこの戦で一掃する」
大久保の場面のテーブルセットとシャンデリア。

「八重の桜」37話「過激な転校生」

2013-09-17 01:17:21 | 八重の桜
自分の中で面白さレベルが下がってきてるのを実感した。
10段階評価で一番面白いのを10とすると、
1話から京都守護職受諾直前までが7、その後8、鳥羽伏見直前までが9、鳥羽伏見から鶴ヶ城開城までが10、
とどんどん面白くなってきてたんだが、その後はどんどん面白さレベルが下がって、いまは7。この先どんどんレベルが下がりそう。来週は西南戦争だから少し期待してる。
やっぱりある程度政局や戦がないと「大河ドラマ」って感じがしない。最近の話は朝ドラ見てるみたいだった。

一気にキャラが増えたので、誰が誰やら。
そこそこ有名な歴史上の人物ならともかく、同志社関連人物なんてマイナー歴史人物だらけだ。
会津だってマイナー歴史人物だけど、こっちはたまに単発ドラマやってるし、慶喜とか新撰組とかメジャーどころも出るから、まだ付いていける。

そんなマイナー歴史人物だらけのはずなのに、金森通倫の名前は見覚えがあった。
どこで見たのか覚えてない。何者かは気になるが調べるのは面倒なので、このまま放っとく。

徳富猪一郎(蘇峰)は、あっさり八重と和解してるっぽい。もう少し猪一郎は八重に突っかかってくると思ってた。夢もすんなり話すし。
鵺と呼んだのだって、八重が美人で照れたからっていうツンデレ風。ツンデレは山川二葉だけで十分だ。この先出るかどうかは分からないけど。
史実だと何年だか何十年だか経った後に「あのときは若かった。すみませんでした」って和解するはずなんだが。もっとこう、突っかかる学生vsどこ吹く風の八重というのを見たかった。

そういえば蘆花がいない。蘇峰と一緒に来たんじゃないのか。

神風連の乱、秋月の乱、萩の乱はナレーションであっさり終了。
そんなことだろうと思った。
でも来週は西南戦争。佐川官兵衛と斎藤一と山川浩と木戸孝允と西郷隆盛に期待したいところだが、期待しすぎるとろくなことないので、期待しないで待つ。
個人的には、西郷死亡を聞いた八重が「ざまあみろ」と言って欲しい。

今回いいところをほとんど書いてなかったので、ここで書く。
八重と襄のほのぼのカップル。山川浩が出てた場面全部。

「八重の桜」36話「同志の誓い」

2013-09-10 01:20:44 | 八重の桜
京都明治編になってから、重い役者がいなくなってしまった。
神保内蔵助(津嘉山正種)田中土佐(佐藤B作)林権助(風間杜夫)山本権八(松重豊)孝明天皇(市川染五郎)松平春嶽(村上弘明)井伊直弼(榎木孝明)あたりのベテラン勢。病死したり自刃したり戦死したり退場したり。

明治時代は若い人たちが活躍したから仕方ない。

生き残ってるのでこれから出てきそうなのって西郷頼母(西田敏行)だけだが、どう考えても出番は少ない。実力ある役者が出ると画面が引き締まるというか、画面に引きつけられるというか、そんな感じがあるんだが、最近はそんなこともない。

さみしい。

そんで微妙に冷めてきた。
どうも明治京都編は自分には合わないような気がしてきた。政局も少ないしな。今回西南戦争に繋がる話をやったけど、あれだけじゃなあ。

政局と言えば、桐野利秋(中村半次郎)。
ここで出すなら鶴ヶ城開城での降伏式をもっと詳しくやっとくべきだったろう。降伏文書に書いてあること難しくて分かんなかったよ~とか容保に便宜を図ったり助命嘆願したりとかやって欲しかった。それがあってこそ見てるこっちは「あの中村半次郎が」と西南戦争で思うのに。

八重先生と話すなと父親に言われた女生徒は良かった。
その女生徒が一番に八重を追いかけていくのがまた良い。歌は唐突な感じがするけど、八重の言葉に対する答えで、役所の人間たちに遮られない、八重と生徒たちだけは分かってるというのが良い。

八重「会津の者はおとなしく恭順しねえのです」はもう一言何か欲しかった。もう一言ないなら、もう少し余韻を持たせて欲しかった。
でもこの一連の場面は良かった。

襄は体力ないな(笑)。
そのへん前の旦那と同じか。というより襄本人の伏線だろう。

琵琶湖から運河をひく計画。
まさかのヒストリアネタ。じゃなくてこれもやるのか。でも詳しくはやらなさそう。

大垣屋の説得。あれで説得になってるのか?なってないだろ。自分だったら絶対無理だ。
そういえば大垣屋清八(松方弘樹)もベテラン勢の部類に入るはずなんだが、民法時代劇の雰囲気がするせいで軽く感じる。

覚馬は当初教室の中にいただろ。いつの間に廊下に出てたんだよ。健常者なら何とも思わんが、足腰ろくに動かない障害者だぞ。
と思って録画見返したら、襄の生徒たちへの挨拶のときは教室にいて、授業が始まったら教室にはいなかった。授業が始まる前に八重に連れ出してもらったと脳内補完。

八重「建前です」は良かった。
以前の八重と槇村の会話があっての「建前」。あんなに堂々とやるとは思わなかったが。

先週あたりから槇村と覚馬の確執が見えてきて、今週で後がない感じになって、なかなか良い。
槇村正直(高嶋政宏)はベテラン勢少し手前だな。最近は槇村くらいしか見所ないな。

襄の手紙は肝心なところがない。
「もちろん彼女は美しくありませんが」という前提。あれがあるのとないのとじゃ受ける印象大違い。綾瀬はるかじゃ説得力ないから削られたんだろうとは分かるけど。そういえば米沢藩士が「こんな美人に鉄砲教えてもらって」って言ってたのを思い出した。

八重のウエディングドレス姿を襄に最初に見せたのは良かった。
まあ視聴者は予告で先に見てたけど。それにしても採寸なしであんなに身体にあったウエディングドレスってすごいなー。ありえないよなー。

次回「過激な転校生」は「熊本からの転校生」から変更。

「八重の桜」35話「襄のプロポーズ」

2013-09-03 00:56:56 | 八重の桜
脚本家が「八重が敬愛してたのは兄と殿で、旦那二人は同士のようなものだったと思う」と言ったのをどこかで見た。今回の放送で、脚本家が書きたかったであろう「同士のような夫婦」というのが見れたような気がした。

襄「忘れないでいて欲しい」で「めぞん一刻」を思い出した(笑)。あれも男が女に似たようなこと言うからだな。2回目のプロポーズでOK貰うのも同じだな。

尚之助の死に涙した同じ回に、襄のプロポーズを受けるって時間配分的に駄目だろう。
ただでさえ襄よりも長い時間出演してた尚之助に感情移入してる上に、非業の死。物語的には夏から秋に時間が過ぎているが、視聴者的には数分後だ。気持ちが付いていかない。尚之助の死と襄のプロポーズは違う回でやるべきだった。

それもこれも幕末会津編が長かったせいだと思う。
幕末会津編だったら必ずやってた八重に直接関係ない政局が、今回全く描かれてない。大河ドラマで明治以降は少ないんだから、実は少し期待してたのに。いま大山巌とか大久保利通とか木戸孝允とか西郷隆盛とか何やってんだ。

幕末会津編好きなだけに、明治京都編が思った以上に面白いだけに、つらい。
押しかけ登城とか吉田松陰とか覚馬禁足とか、そんなの全てすっとばして、2話で京都守護職受ける話で良かったと思う。追鳥狩りも象山塾も八重の子役も良かったけど、いま明治編の時間が足りないなら要らなかった。鳥羽伏見以降の時間配分は問題ないんだけど、その前段階が長すぎた。

しかしその前段階がないと「会津は悪くない」とか「会津は賊軍ではない」という主張が受け入れ難いというジレンマ。さらに言うと、その前段階を放送中は長いとは全然思わなかった。
あ、そうか。
もう少し丁寧に描いて欲しかったのか。つまり全50回じゃ足りないと。それだけハマって見ていると。どんだけ気に入ってるんだよ、自分(笑)。

尚之助の死は泣いた。
覚馬「尚之助は戦死だ。ゆっくりと死んでいった」とか襄「力強い字だ」とか。死亡報告を聞いた八重が表情がだんだん硬くなり、「仕事あるから」で逃げるように行くのも泣ける。当初現実を受け入れられないのは三郎のときと一緒。今回はあのときとは違って、わめき散らさないだけ成長したな。

が、尚之助が書いた「会津戦記」は要らなかった。こんな創作やってまで尚之助を持ちあげなくても、と思う。これに刺激を受けて「京都守護職始末」や「会津戊辰戦史」を書きました、なんて話の流れにだけはしないで欲しいんだが、どうなるか。

斉藤一(藤田五郎)が良かった。
会津で八重と会ったときは山口二郎を名乗ってたはずだが、そこはスルー。山川浩も佐川官兵衛も誰も藤田とは呼んでない。だって斉藤一と書かないと分からないし。

「あなたは新撰組の」じゃなくて「旦那さまです」で反応する女生徒っておかしくね?
ここ京都だよ。子供のころ人斬り集団の噂ぐらい聞いたことあるだろうに。

佐川「口数が増えたな」で、確かに。最初のころは一言二言くらいしか台詞無かったもんな。今回が一番台詞多いもんな。と思ってしまった(笑)。

斉藤一と襄の語らいは良かった。

で、八重は親友の時尾と再会したわけだが、ここでも「嫁に行かない同盟」は語らず。八重が結婚したときも、時尾が結婚したときも語らないなんて、がっかりだ。

それはともかく、この斉藤一見てたら「るろうに剣心」読みたくなった(笑)。

槇村は相変わらず良いな。
史実だと覚馬の協力者で敵になる人物なんだが、その辺もやってくれそうで楽しみ。特報動画「明治を駆け抜ける八重と襄」を見ると、府議会議長っぽい場面もあるし。

襄も尚之助も衣装の基本が白なのは、狙ってるんだろうな。
別次元の人というか異邦人というか本来ここにいるはずのない人というか、そんな感じ。尚之助は八重と結婚した後だったか戊辰戦争勃発後だったか、そのあたりから白の衣装を着なくなった印象があるので、襄もそうなったりするんだろうか?

次回予告。
八重のウエディングドレス姿、どうして予告で見せるんだよ。正面からの映像を使うな。せめて背中とか足元とか襄の向こう側にいる八重とか、ドレスのデザインも八重の表情も見えないところを使えば、興味をそそられるのに。
そういえば八重の角隠しも、最初に見せるのは旦那なのかと思ってたら、あっさり視聴者に見せたので興ざめだったのを思い出した。

歴史秘話ヒストリア「明治の京都へおこしやす~千年の都復興ものがたり」と「八重の桜」

2013-08-30 01:22:57 | 八重の桜
歴史秘話ヒストリア「明治の京都へおこしやす~千年の都復興ものがたり~」を見たが、これこそ大河本編でやれ、と思った。

明治天皇が東京に行ってしまい、さびれる京都。何とかしようと博覧会を計画する覚馬。了承する槇村。英語ガイドブック作りを頑張る八重。大勢の人が来て大成功。気を良くして来年も、と計画。それまで「賊軍の会津者が」という目で見てた人が「覚馬様」とすり寄る。

これだけで1話ドラマが作れるじゃないか。
英語ガイドブック作る過程で、英語が出来ないことを痛感した八重が英語の勉強に力を入れる、みたいな描写があれば良い。
ああ、もったいない。

それもこれも幕末会津編が長引いたせい。
大体、八重の人生の2/3が明治以降なんだから、3月までが幕末会津編で4月から明治京都編じゃなきゃおかしかった。遅くとも6月から明治京都編じゃないと駄目だろう。

幕末会津編が楽しかったし好きだったから複雑だが、「主人公新島八重」なら幕末会津編は短くするべきだった。

1月はキャラ紹介と会津の立場紹介。
2月は戊辰戦争勃発。
3月は鶴ヶ城籠城戦。
4月は京都。

みたいに。

実際の放送は

戊辰戦争勃発まで19話まで19話5カ月半。
戊辰戦争勃発から籠城戦直前まで25話まで6話1カ月半。
鶴ヶ城籠城戦は29話まで4話1カ月。
米沢30話のみ1話。
京都編は31話から20話5カ月。

全50話予定でこのバランスはない(笑)。
「復興大河」という縛りが問題だったのかも。

おかげで明治以降はぎゅうぎゅうになるんじゃないかと。
実際に佐賀の乱はナレーションと山川浩の台詞だけで終わったもんな。征韓論ももう少し詳しくやってくれても良かったんじゃなかろうか。
そういえば、いま西郷隆盛が何やってるのか全然説明されてない。西南戦争やるのに。
女紅場に明治天皇(皇后?)が臨幸したのもやらなかったな。八重にとっては大事件だろうに。あれ?これ同志社に来たんだっけか?

大運河プロジェクトは見ごたえあった。
学校出たばかりの若者に、これだけの大プロジェクト任せるとは、依頼者すごいな。
依頼された田邉朔郎もすごいな。明治16年か。「八重の桜」でやってはくれないだろうな。

タイムスクープハンターもヒストリアも「八重の桜」本編で見たかったなあ。

「八重の桜」34話「帰ってきた男」

2013-08-27 01:11:40 | 八重の桜
OPが月始めでないのに変更。
これは八重と新島襄が会うから変更なんだろうな。重苦しくて暗い会津じゃなくて、明るい京なんだろう。明るくて良いよ。
重苦しくて暗い幕末会津編が好きだったから、ちょいと複雑な気分。OPの鶴ヶ城はそのまま。そういえば明治7年だと、鶴ヶ城は解体済みか。

「主人公新島八重」なら、今日から見ても全く問題なし。
今までのストーリーとしては

会津は幕府の命令で京をテロリストから守ってた。
孝明天皇崩御で権力逆転。朝敵の汚名を着せられる。
朝敵の汚名をそそぐため戦った。八重も銃で戦った。しかし負けた。大勢の人が死んだ。
八重は兄覚馬を頼り京都へ。
夫尚之助とは離縁してるが、裁判が終わるまで京で待ってると約束した。

8か月のストーリーが5行でおさまってしまった(笑)。
後は、覚馬が襄に語ったことと八重が襄に語ったことで大丈夫だと思う。

山川家が旧会津藩士の子弟たちの面倒をみていたのをやってくれたのは良かった。
浩「家は貧乏だぞ」と言ったが、その貧乏であることを誇りに思ってるっぽいのがまた良い。そんな貧乏なのに、会津松平家に仕送りしてたんだからなあ。すごいよ、山川浩。

それに引き換え、覚馬は旧会津藩士の面倒を全然みてない(笑)。
まあ、面倒をみるのは同志社が出来てからなんだから、のんびり待つさ。

二葉がかわいい。アメリカ帰りの弟から帽子を強奪(笑)。それをかぶって歩く。ツンデレ風味で良い感じだ。

健次郎はもう出番ないかな。これからの人生の流れをざっとナレーションで紹介したし。

みね、性格変わってね?
うらが必死に「武士の子として」躾てたのに、物を食べながらしゃべるってありえない。こういうのは「三つ子の魂百まで」で変わらないものなのに。
それとも時栄がろくな躾をしなかったということか?それともみねはもともとこんな子で、それをうらが軌道修正しようとしてたってことか?

襄「東を向いていろと言われたら3年でも東を向いているような女性は~」って言ってる向こうで覚馬が反応してるのって、うらを思い出したのか、八重を連想したのかが分からない。
それにしても、うらが不憫だ。

八重「耶蘇の教えは分がんね」と何度も言ってたのは良かった。
卑怯なふるまいはなりませぬ、って什の掟にあるな。うん、八重には分からないな。

八重が「川崎八重」と名乗ったのって、心情はまだ尚之助にあるってことか。戸籍上は山本八重になってるけど。
尚之助に「新しい時を生きろ」と言われたのに、いまだに尚之助という後ろを向いてるんだな。
その辺は来週、襄が前を向かせるんだろう。

覚馬「妹は城で戦い、国が踏みにじられるのを目の当たりにした」で何故かちょっぴり泣けた。

象山塾の回想シーンが長い。つーか要らない。
覚えてる人いないだろうから、っていう配慮なんだろうけど、あのシーン自体が要らないと思ってたので、この回想シーンも要らない。豚を逃がしてーなんていうのをやるんじゃなくて、象山塾の授業のシーンが欲しかった、と当時思った。
っていうか、覚馬異常なほどの記憶の良さだな。象山塾で一度会っただけの西郷隆盛も覚えてたし(蛤御門の変で)。

今回政局はほとんどなかった。
浩の台詞で佐賀の乱が語られたくらいか。ずいぶんあっさりと終わったな。浩の見せ場その2がなくて残念。ちなみに見せ場その1は彼岸獅子入城。その3西南戦争は描いてくれるのかなあ。佐川官兵衛に比重が置かれそう。

あとは木戸孝允が伏線張ってたくらいか。

予告を見ただけの感想。
僧侶が襄を追い出してたけど、特報動画見たときの襄は白い服だったような。前の旦那と同じ白い服か、と思った記憶がある。台詞も違う。2回以上追い出されるってことか?
尚之助が死にそう。八重がすごく落ち込みそう。襄が八重を慰めて再度プロポーズ。かな。

「八重の桜」関連書籍の感想2

2013-08-25 00:44:55 | 八重の桜
「八重の桜」の関連書籍が色々出てるので読んでみた。関連書籍じゃないものも読んでる。簡単な感想付き。関連書籍の感想1はこちら

「八重の桜~男勝りな少女~」梨月詩。チーズ!増刊号連載。小学館。
絵も話も少女漫画。標準語でしゃべるのが違和感。八重と大蔵が両想い(笑)だが、大蔵は登勢と結婚。というストーリーなので登勢がドラマ以上に目立っている。尚之助の性格は大河ドラマ版に近い。男勝りとタイトルにあるが、鉄砲撃つ以外は恋する少女。照姫がドラマとは別方向にかっこいいが、あの時代ではありえない性格。政局は基本カット。1巻終了時点で尚之助との結婚を決意。

「会津に咲いた八重の桜 新島八重 幕末のジャンヌダルク」岩下博美。竹書房。
コンビニ単行本的な本。全1巻。絵も話も劇画。メインは鶴ヶ城籠城戦での活躍。こっちの八重の方が男勝り。尚之助が気弱な男で籠城戦後に行方不明になってる。明治期はエピローグ扱い。

漫画版(学習漫画以外)は集英社、双葉社、大都社、小学館、竹書房、角川書店の6種類だけだと思ったら、福島民報社のを本屋で見た。

「新島八重子回想録」永澤嘉巳男編。同志社大学出版部(大空社)
新島襄について八重が語ったものを昭和3年同志社新聞に連載。それを本にしたもの。写真と解説付き。この解説の一つに、八重が砲弾解体をやったときの様子を井深梶之助が書いた原文そのままが載ってる。原文だけ読むとかっこいい。
襄もなかなかの波乱万丈な生涯だが、全部やれるのかな。もうあんまり時間ないぞ。
この本ISBNコードもないし、いつの本だろう、いくらだろう、と思って既刊一覧見たら、5000円!高い!が他の本は1万円とか2万円とかしてる。一番高くて4万2000円。5000円が安く思えてきた。

「山本覚馬」青山霞村。同志社。
漢字が旧字。いつの本だろう、と見たら、昭和3年12月。定價金貳圓。附屬醫學校。←こんな風に書いてある。そもそもタイトル自体が「山本覺馬」表記なんだからそこで気付くべきだった。
漢字の形と前後の文章で内容はほとんど理解できる。漢字は旧字の方が格好良い。
「管見」全文掲載。「管見」の一部現代語訳を「八重の桜」特別展で見たんだけど、そのとき「本気でこう思ってたわけじゃないだろう」という感想を持った。が、この本読むと、覚馬があまりにも立派すぎて、本気でこう思ってたんじゃないかという気がしてきた。

「新島八重~明治維新を駆け抜けた才女~」三才ムックvol.576。2012年11月1日発行。三才ブックス。
初心者向け。尚之助は籠城戦後に行方不明、斗南藩に行ったようだ、とあったが、この時期発行なら、尚之助が裁判に巻き込まれて、という史料が発見されてたはず。史料発見がいつだったか、いまいち覚えていない。

「NHKステラ特別編集版」熾烈な籠城戦の舞台会津
本というよりパンフレット。この調子だと、襄との結婚生活編、襄の死後編あたりで2冊ほど出そうだ。

「週間江戸No.99悲劇の会津藩」2011年12月20日発行。デアゴスティーニ。
牛乳エピソードは泣ける。大河ドラマではやってくれるのかなあ。無理だろうなあ。

「週間ビジュアル日本の合戦No.9松平容保と会津戦線」2005年8月23・30日号。
八重で1ページ書いてる。この時期としては珍しい。戦争がメインの本だからか。

「会津藩不屈の600年史」平成24(2012)年12月1日発行。普遊社。
メインは幕末だけど、松平以外の藩公も解説。錦絵や屏風などを元に作ったと思われるCGが良かった。