スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠中間域全記録’4

2007-10-14 01:23:32 | ◆退行催眠・中間域の記録2
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
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死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠下で語られる魂の世界と
転生、数々の体験事例に基づくさらに詳細なケース・スタディ (単行本)
マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 三山 一 (翻訳)
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内容(「MARC」データベースより)
死後の世界は秩序正しく、魂はガイドに導かれ、転生をくり返す。私たちがこの
世で体験することもすべて、魂の「気づき」と「成長」のためのプログラムで
ある。死後はもちろん、今生きていることを納得するための知恵を解説。

○第四章 精神エネルギーの回復
・魂のエネルギー
●魂は物理的には定義できませんが、私は魂のことを、知能を持つ光のエネルギーと見なしています。この
エネルギーは一見、電磁力にも似た波動性の機能を果たすようです。(物質からなる荷電粒子の制約がない
場合)また魂のエネルギーは、一様ではないようです。その組成や構成、それに波動の伝わり方には、指紋
と同じように千差万別のアイデンティティがあるのです。そんな魂の発達の固有性は、色調から見分けるこ
とができますが、その実体は明らかではありません。

●魂が流転を重ねつつ、さまざまな心の中で人とどのように作用し合い、さらにその後スピリットの世界で
なにをするのかを私は何年も研究してきた結果、魂が完全無欠になりたいと切に願っていることを知るに至
りました。とはいえ、それでも魂の正体は解りません。

●魂の正体を解き明かすことは、不可能でしょうが、この深遠なエネルギー質の諸作用や、それが人や出来
事にどう反応するのか、また有形無形双方の環境でなにをしようと努力しているのか、という問題を検証す
る作業が残されます。もし魂が純然たる思念の力で存在しはじめ、形をなしていくのだとしたら、不滅の存
在であり続けるのも、当の思念のおかげです。

・門口での標準的な扱い
●三途の川を越えてガイドと会うときの状況を調べてみると、初顔合わせのさいに使われる技術は二種類に
大別できます。
1.包み込み
この場合、帰ってきた魂は、ガイドの強力なエネルギーからなる大きな丸いかたまりに、すっかりくるまれ
てしまいます。ガイドが近寄るにつれて、まるでどちらも泡だらけになったような気持ちになるのです。こ
れは、割とありふれた手法で、被験者たちは、純然たるエクスタシーと称しています。
2.焦点効果
ガイドは近づくと、そこからどの方向を選ぶにせよ、エネルギーを魂のエーテル体のへりのどこか一箇所に
あてます。手を握られたり、脇のほうから肩をもまれたりする場合もあるかもしれません。かくてエーテル
体の特定の一点から癒しがはじめられ、ブラッシング風の愛撫に続いて奥のほうまで貫かれる、という形を
とります。

●どちらの手順を選ぶかは、ガイドの好みやそのときの魂のエネルギーの状態によります。いずれにせよ、
強力爽快なエネルギーが即座に注ぎ込まれる一方で、前方に投射されるのです。ただしもっと高級な魂、と
くにダメージのない魂の場合はふつう、愛のこもったエネルギーの助けなど借りるまでもありません。正の
エネルギーが、ガイドから魂の隅々へ流れ、ガイドの本質や知恵も、同様に伝わります。この同化作用の
美しさや妙なる感じを解き明かす被験者はいませんが、電流が走って元気を取り戻すのに似ているようです。

・門口での救急医療
●魂がスピリットの世界の門口へ着いたとき、そのエネルギーが劣化した状態にあれば、ある一部のガイド
が救急医療にいそしみます。これは、心身双方を癒すもので、それが終わらない限り、スピリットの世界を
一歩も先へは進めません。

●エーテル体(魂体)とは、魂がスピリットの世界に持ち込んだこの世での身体の輪郭です。これは肉の衣
をまだ脱いでいない状態です。ただ、いつまでもこの状態というわけではなく、やがては、エネルギーが
カラフルに発光するような姿形になるかもしれません。死ぬ瞬間に肉の衣をすっかり脱いでしまう魂もあり
ますが、人生で心身に傷を負った魂の場合は、この病んだエネルギーの跡をスピリットの世界に持ち帰って
しまう者もかなりいるのです。

・ひどく傷んだ魂を再生させて
●この世では自滅してしまう傾向の強い魂の中で、ハイブリッド魂が挙げられます。このハイブリッド魂と
は、はじめて人と化したのが、過去四千年以内の魂で、それ以前は、異次元の世界で化身したことのある魂
のことを指します。被験者の中で、死んでから生まれ変わるまでの間に別世界を訪れたという記憶を思いだ
すことのできるのは、全体の四分の一弱に過ぎません。この世に来る前に異次元の世界で実際に化身した記
憶を持つ割合となると、いっそう少なくなりますが、これこそがハイブリッド魂です。

●ハイブリッド魂が、この世で生まれ変わる理由としては、昔いた世界にもはや住めなくなってしまった場
合もあれば、もっと潜在能力を高めるためにやってきた場合もあります。以前の世界での知的水準が地球よ
りも少し高い場合は、知的能力も高く、テレパシーの使われる世界にいた場合は、超能力にも人一倍恵まれ
る傾向があるようです。とはいえ、地球に馴染めないハイブリッド魂もいて、残虐なライフスタイルを選び
続けたりするようです。そのような魂は、スピリットの世界に帰ると、エネルギーを解体して粒子にされ、
新鮮な状態にされたりします。(個性を全く無くすわけではないらしい。)それを拒んだ場合は、リンボ界
(孤独な場所)へ行くのでしょう。

●以上のように魂が汚れるのは、身体における損傷だけではなく、魂が不純なケースもあります。

・孤独の魂
●一部の機能不全の魂は、肉体の死を体験したばかりのころに、身体から離れてしばらくは引き篭り
ますが、他の魂から離れていっとき静かな時間にひたるというのは、スピリットの世界に住まう健全
な魂の通常の活動の一環です。しかしそのような沈黙の魂にはもう一種類あります。私はそれを、
引き篭もりの魂と対比させて孤独の魂と見なしています。その孤独の魂は、回復の過程をたどる健康
な魂ではありますが、孤独に身を置き深く内省する上級の魂という場合が多いようです。こうした孤
独の魂は、スピリットの世界での療養所で修復されるまでもなく、ゆっくり時間をかけてエネルギー
を得るという最善の方法をとります。

・地球でのエネルギーの癒し
*人体の癒し手
●私はスピリットの世界で病んだエネルギーを修復するのを専門に行う魂について学んだとき、この
世に転生している間に、無意識に蓄えられた精神世界の知識を一体どうやって当てはめるかを知りた
く思いました。レイキ(霊気)をはじめ、多くのエネルギー様態を研究対象とする女性の被験者のケ
ースの中では、地球でもこのような人に宿る魂を回復させる作業を続けたいと思うものは変容役(ト
ランスフォーマー)と呼ばれ、この世に転生します。変容役は、死と再生の間には別世界へ勉強に行
くようです。

●以下は、上記の被験者の言葉です。地球には、エネルギーに灰色の斑点があるせいで、どうしよう
もなくなってしまった人もいます。その灰色のエネルギーを集中攻撃して、一掃します。このスピリ
ットの世界で習ったことを、この世での応用としての表現は、両手を患者の頭のあたりに当てます。
そして、幾何学図形のエネルギーを内心で、特定の患部の配列に合わせてかたどるのです。さらに、
こういうエネルギーで構成されたものを、灰色の箇所のあたりに当てます。こうして、そうした箇所
も回復していって、緩やかな癒しの波動で直されます。これらの患者には、人生の試練が原因な場合
もあるが、宿った肉体やその成長作用と魂の不調和によるものもいます。私の役目は、転生してそう
いう人を見つけ出して、こうした障害を取り除いてあげることなのです。そうすることにより、その
人はもっといい判断ができて自信もつくし、自己評価も上がります。変容させて、もっと生産的な人
にしてあげたいのです。

●上記の被験者の用いたレイキ・ヒーリングは、病んだエネルギーの状態を鑑定して治療に取り組ん
だ後、人のエネルギーの場の凸凹も埋めると同時に、身体を調節して左右対称にしてしまいます。心
身問わず、人体のエネルギーが痛むと、オーラも凸凹になるともいわれます。他に出会った変容役の
魂の中には、手かざし療法について、その癒しの秘訣は、自己の意識ある部分を捨て去り、お互いの
間のエネルギーが自由に流れるようにするようです。瞑想やイメージ療法、マッサージやヨガ、鍼、
生体磁気療法なども、気のバランスをとるのに役立つ技術として利用できます。そして自己の内側・
外側との調和が取れれれば、肉体・精神・環境の相互の関係にもっと精力的にかかわる立場に置かれ
るのです。

*環境の癒し手
●スピリットの世界を研究調査する前には、地球環境の癒し手の特別な才能などと言われても、見当
もつきませんでしたが、地球には地球の波動の率があるうえに、この生態エネルギーに周波数を合わ
せることのできる人もいるのです。環境を癒す才能のある人の場合は、景観建築家になりましたとか、
お花畑をつくりましたとか、セカイヤメスギの古木の伐採の中止を求める抗議団体に入りましたとか
言ってくるくるのかもしれません。

●世の中には強烈な磁力のパルスを放つ場所がある、という事実に関しては数々の研究家が報告して
います。振動するエネルギー層の密度が地球各地で様々に異なるようです。(エアーズロックやマチ
ュピチュなど)こうした場所にいると意識が高まり、身体も幸福になった気分がするのです。惑星の
地場は、私たちの心身の意識に紛れも無く影響を及ぼしています。このような事は、スピリットの世
界での報告とも類似しているのです。それは、スピリットの世界の各集落の非個体の境目には、その
グループの生むエネルギーの中で特定の振動数のものが集中しているなど・・・。するとあるいは、
古代人が神聖視した一部の人里も、エネルギーが集中して渦を巻いているのかもしれません。こうし
た格子状に走る磁力線が一点に集まる場所に行くと、無意識の想念が強められ、精神世界へ通じる回
路も開きやすくなるそうです。そんな渦の位置がわかると、惑星の癒し手にとっては非常に助かりま
す。

・魂の分割と再合一
●魂には、エネルギーの精髄を分割する能力があります。地球に来る魂はみんな、エネルギーの一部
をスピリットの世界へ残してゆきます。二つ以上の人生を平行して送る者もそうです。何割のエネル
ギーをスピリットの世界に置いてゆくのかは、様々に異なるかもしれませんが、その光の粒子はどれ
をとっても、他のあらゆる’自己’と全く瓜二つのものなので、アイデンティティもそっくり写され
ています。この現象は、ホログラムで光の像が分割・複製される方法に似ていますが、スピリットの
世界に置いていかれるエネルギーの量が少なければ、そちらの自己の粒子の活動も活発ではなくなり
ます。とはいえ、このエネルギーはきれいな汚れのない状態のままなので、まだ力は秘められていま
す。

●スピリットの世界にエネルギーの蓄えがあるとわかると、実に多くのことの辻褄が合いました。例え
ば、誰か近親者が自分よりも三十年前に先立ち、以後ずっと生まれ変っていても、こちらがスピリット
の世界に戻ったとたんに、やはり再開できるのです。

●もし、百パーセント身体の中に、魂のエネルギーを持ち込めたら、脳もすっかり魂の支配下に置かれ
るでしょう。しかしそうなれば、脳に対処する難題も無くなり、魂が地球で成長するプロセスもなくな
ってしまいます。いろいろな形で生まれ変り、エネルギー全体の様々な部分を強化してこそ、すみずみ
まで強くなるのです。また、気づきや精神世界の記憶、現世での記憶も残り、物事に対する新しいアプ
ローチできなくなってしまうことでしょう。

●高い進歩をとげた魂は、エネルギーの全容量のわずか25%しか通例はこの世に持って行きません。一
方、並のそれほど自信のない魂は、この世でも50~70%身につけています。高く進化した魂のエネルギ
ーは、量が少なめでも純化されているうえ、伸縮性や活力にも富んでいるのです。魂に潜在能力を施す
にはエネルギーの量ではなく、魂の経験と知恵を表す波動性に力の質なのです。

●仮に同じ魂が同時に二つの異なった肉体に宿り、それぞれに四割ずつのエネルギーを持ち込んでも、
そのエネルギーの消費量は、肉体は違うわけですから、当然異なります。来世のことをスピリットの世
界から検討しあうときには、宿る身体にエネルギーがどの程度いるのか、アドバイスしてもらえますが、
決定権は、私たちにあります。スピリットでの活動をできるだけ行いたいと思えば、当然多くのエネル
ギーを残していきたいと思うでしょう。

●この世に転生してきて、心身にトラウマを持っていたり、心に防衛機制を設営して身を守るさいにも
、エネルギーの多くを失います。また人へ自発的にあげたり、あるいは他人のネガティブな姿勢のせい
で枯渇させることもあります。エネルギーを再び活性化させる最良の方法を一つ挙げれば、眠りを媒介
にすることです。身体が病気や無意識、あるいは昏睡といった状態にあるときには有効です。

●魂が人生を平行して送ることはよくある、という感じを抱いている人も少なからずいますが、調べて
みると、これはとんでもない話でした。地球においてみんなと同じ時間枠でふたつ以上のからだに分か
れることにした魂は、学習を加速させたがります。そのため、エネルギーの10%まではあとに置いてお
いて、残りは二、三の身体に振り分ける場合もあるかもしれません。私たちには自由意思があるので、
こうした実験をガイドも大目に見てはくれるでしょうが、やらないほうがいい、というアドバイスはし
てきます。総じてエネルギーがものすごく枯渇するので、魂もたいてい、一度か二度だけ人生を平行し
て送ってみたあげく、諦めてしまいます。

●一卵性双生児に身に宿る二つの魂の出生地を人は知りたがりますが、私のもとへ来た双子の被験者は
、ソウルメイトではありませんが、同じスピリットグループで深い縁を保っていました。その理由は、
二つありました。一つは過去世での人間関係において未解決の信用問題がありました。もう一つは次の
ように教えてくれました。子宮をずっと共有してきた私たちは、感覚を最初から一体化させました。早
い段階で心と心を接続してしまったので、スピリットグループのメンバーとテレパシーで交信する頻度
も高くなりました。二人の精神エネルギーを組み合わせた倍加されたエネルギーを使うと、自分たちと
は別の人の心を対象とする作業でも効果が高まりました。

●魂がスピリットの世界に置いてきたエネルギーと、再び結びつくプロセスが一番よく判るのは、被験
者を退行させていって、以前に死を体験した様子に遭遇させるときです。たいていの魂はスピリットの
世界の門口付近か、オリエンテーション中か、スピリットグループに戻った後のいずれかで、エネルギ
ーのバランスを取り戻します。が、大部分の魂がエネルギーのバランスを取り戻すのは、ふつう集落に
戻ってからです。

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4 コメント

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出版社を教えてください。 (892sun)
2007-10-21 16:40:30
こんにちは。退行催眠であの世について詳しく記述された本は珍しいですね。この本の出版社はどこですか?マイケル・ニュートンのプロフィールも知りたいです。
返信する
ヨガナンダの理論と符合する (テルテル)
2007-10-21 21:30:49
点もあってとても興味深い本だと感じました。とても膨大な量の抜粋ありがとうございます。

ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』の引用した部分のURLを紹介しておきますね。

http://teruterulog.jugem.jp/?eid=109

VOICEという総合出版社から発刊されている本のようです。
http://www.voice-inc.co.jp/book_last.aspx?GD1CD=0&GD2CD=0&GD3CD=1&GDCD=3022&GDSCD=0
返信する
マイケル・ニュートン (892sunへ)
2007-10-23 08:33:42
こんにちは!
退行催眠で中間生を専門に調べている方は
この方ぐらいだと思います。

内容は、マイヤーズ通信と驚くほど符合します。
1冊目を要約して、力尽きていたのですが、
他方からもエネルギーを頂き、2冊目の要約を
始めました。が、1冊目と訳者が異なり、ちょっと
読みにくいんですよ。

そんなわけで、読んで、一度頭の中で整理してから
要約しているので、かなり時間がかかっています^^;

出版社は、ヴォイス です。2冊とも。

プロフィールは、東京スピリチュアリズムラボラトリー
の下記ページをご覧下さい。

http://www.k5.dion.ne.jp/~spiritlb/3-11.html
返信する
Unknown (テルテルさんへ)
2007-10-23 08:48:19
お久しぶりです。
2冊目の要約は、やっと1/4が終った
ところです^^;
ちょっと訳が解り難いところが多く、
難儀しているんですよ~。
1冊目は、文章、引っこ抜くだけでよかった
んですが・・・。

霊界からの通信や、霊訓等とも、かなり
符合している点が多いですね。
ヨガナンダの『あるヨギの自叙伝』、
興味深いですね。
読みたい本、読まなければいけない本が
山積みで・・・^^;
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