スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠中間域全記録’8

2007-11-27 22:01:35 | ◆退行催眠・中間域の記録2
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠下で語られる魂の世界と
転生、数々の体験事例に基づくさらに詳細なケース・スタディ (単行本)
マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 三山 一 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「MARC」データベースより)
死後の世界は秩序正しく、魂はガイドに導かれ、転生をくり返す。私たちがこの
世で体験することもすべて、魂の「気づき」と「成長」のためのプログラムで
ある。死後はもちろん、今生きていることを納得するための知恵を解説。


○第八章 進歩する魂

・卒業
●魂が進歩していくと、やがて基本的なグループから離れてゆく時が訪れます。それは、
レベルⅢへと移行するあたりに起こります。

・中間段階への移行
●卒業していこうとする魂の所属していたグループは、時とは無縁の形で、そのままの状
態に保たれています。誰が卒業していこうと、旧友との絆はけっしてなくなりません。一
次集落のメンバーとは生まれたのも一緒なら、何百回となく転生を重ねる間も、ずっと親
しい間柄のままなのです。

●約五万年間も基本的なグループと一緒にいた魂もいます。一方、五千年以内にこの状態
へいたった魂の割合は、はるかに低いというのが現状です。ともあれ、いったんレベルⅢ
に達すると、上達の速度も格段に上がり始めるとわかります。

●魂はそれぞれ違う速度で発達しつつ、その途中で様々な才能を発揮していきます。魂は
レクリエーションや社交の時間を減らしだすと、もっとひたむきになり、種々の宇宙意識
の力の一因となるような、ある一定の技術を完璧にするのにもっと大きな関心を寄せるよ
うになっていくのです。

●レベルⅢに達した場合には、魂の行動も変化をきたします。すなわち、そうなると今度
は展望を拡げ始めて、基本的なグループから離れてしまうのです。進歩してゆく魂がそれ
までの知識をすっかりおろそかにするというわけではありませんが、ただもう今や訓練に
とても熱中しているので、それこそが全身全霊を投げ打つべき最終目標になってしまう、
というわけです。さらに、レベルⅣの発達域に近づいたときにはもう、移行は完了して
しまっています。ただし、移行の速度は緩やかです。どの精神鍛錬を見ても、無限に世話
を焼くほどの状態と調和を保っているのです。

●他の同志の魂と新たに専門家集団へ配属される際には、数々の要件が考慮されます。魂
が専攻を決めるにあたって、もっともよく目につく主な要素を三つ挙げると、才能と過去
の行いと個人的な望みです。こうしたより専門色の濃い魂の集団は、はじめのうちは割り
と緩やかな繋がりで結ばれています。私の規定でいえば、自主的な勉強会です。訓練は定
期的に、様々な専門教官とゆっくり始められます。そこには、トレーナーが魂を評価する
期間も見込まれています。

●この実習は、長期に及んだ魂の基本的なグループの構成とは対照的なものですが、こう
した新しいグループが課題をこなせることを実証するにつれて、指導にも熱が入ってきま
す。こうした早期の段階で、魂はもとのグループから次第に引き離されていくとはいえ、
常勤のガイドはまだ手放しませんし、基本的なグループの行事にも出席します。自主的に
勉強するさいには、魂が仕事中に自ら進路を決めるという点が、前よりも重視されます。
レベルⅣからⅤへと円熟を極めてゆくにつれて、その傾向には一層拍車がかかります。

●これまでの章では、魂の訓練内容が専門化してゆく例を、数々挙げてきました。それら
は便宜上、夢の達人、失われた魂のあがない主、復元の達人、大乳母、古文書係の魂、動
物飼育係の魂という具合に称してあります。但し、専門家によっては重複もあるようです


●講演中に専科の事を話題に取り上げると、魂はみんな、教師兼ガイドになるべく、成長
していくのだろうと思っていた、という声があちこちから上がります。私もリサーチを始
めて間もない頃には、そう思っていました。しかしやがて結局、教えるというのもスピリ
ットの世界で筆頭に数え上げるべき専科であるけれども、だからといってほとんどの魂が
大先生になるわけでもない、と知りました。

・専科
*設計の達人
●地球物理学で扱う環境に話を限れば、構造だけを専門に研究する魂と、こうしたものを
背景に、生きるものを創造する魂とがいるのです。設計の達人になるべく、修行中の魂は
、物理的宇宙で課題をこなすように命じられます。その際よく研究対象とされるのが、恒
星からつくられた後、冷却過程にある生物のいない惑星です。一方、生物の創造を研究す
る魂は、新しい生命が進化しつつある世界と連動します。そして、その技術を覚える手始
めに、生前から知っているものをスピリットの世界で創ってみるようです。

●有機物でも無機物でも、そのつくりの裏には知的な考えが必ずあると思います。この所
見は、魂は光エネルギーを使い、最終形態に望まれる物理的特性を備えた生物の分子や細
胞の構造を、着想・設計したうえで操作する、ということから生まれたものです。

●設計士の魂によると、地球外生命は何十億個もの惑星に存在しているそうです。私のも
とにも、別世界に化身した魂や、現世で転生を重ねる合間に様々な不思議な世界へ勉強と
レクリエーションをかねて赴いたことのある魂に関しては、膨大なファイルがあります。

●トレーニング講習ではなく、実際に進化を重ねて適応しても直しようのない、生態系の
問題を調整しなければならないという経験のある被験者も現れました。彼の経験には対照
実験で既存の生き物の分子の化学的性質を変える作業も伴う、と知ったのには意味深いこ
とに思えました。とはいえ、特に異次元の文明については、多くの被験者は自分に委ねら
れた知識を明かすべきではないとか、現在の人生で話すつもりはないと感じると、黙り込
んでしまいます。

*大探検家
●死と再生の間にスピリットの世界を出て、違う環境で体験を重ねるのは、大抵が大探検
家の魂というタイプだと思います。その中には、個人的な発達具合のせいで別世界でとこ
とん体験を要する魂もいれば、単に娯楽目当ての旅行者もいるでしょう。彼らは、宇宙の
有形無形の世界へ旅するばかりか、異次元にすら突入します。

●専門的な大探検家の魂は、自分たちよりも経験の浅い魂の訓練のための場を探し出した
りするのでしょう。地球から帰ってきた魂が物質界へ出かける期間は、地球の時間にして
数日から何百年にまで及ぶと考えられます。この別世界への旅行については、大量に情報
をもらい受けています。

●ハイブリッド魂の被験者と・・・彼は免疫組織が乏しいのに悩んでいますが、これは魂
がハイブリッドの被験者の間でよく耳にする不平です。つまり、人体に接した経験があま
りにも乏しいうえに、以前の暮らしから異次元の刻印をあまりにたくさん引きずっている
というのが、マイナスに作用しているからです。彼は異次元の出身で両性具有の精神世界
で転生を重ねてきました。まるで違う困難な世界に接して、幅広い体験をしてみたいとい
う思いで地球へやってきました。彼の世界から地球へは間に三つの次元があるそうです。
大探検家の魂はある種の超空間をあっという間に移動してしまうので、その速度や時間や
方向はほとんど要約できないようです。

最新の画像もっと見る