スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

「西式甲田療法」~30年以上、一日青汁一杯で過ごしている方も。鍵は腸内環境。

2020-06-30 15:49:15 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

「西式甲田療法<断食、少食療法>(西勝造・甲田光雄)」
について紹介します。下記に詳しく書かれていますが、

山田健康センター|西式甲田健康法とは

西式健康法とは、明治時代に虚弱体質だった西勝造が、良いといわれる民間療法、伝承治療、自然療法など片っ端から自ら試し、作り上げた健康法です。その西式断食法を自ら実践し、断食・玄米食・小食の療法を体系化させたのが甲田光雄医師でした。

https://blog.goo.ne.jp/birch99/e/500a506f1d6c76b6c57850fc636cd923

上記に、私の断食の様子を書いています。どうして断食をすると心身の状態がよくなるのか?上記に書いたように、

「人間は、‘食’という人間が生きていく上で、もっとも重要なことがブロックされると、肉体的にも精神的にも‘生きる’という人間の本能が刺激され(呼び戻され)、内蔵は活性化され、神経も正しい本来の状態に戻っていくのではないだろうか。」

という解釈は正しいのだろうか・・・? 

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一日一食の人がいます。
芸能界では、タモリ、ビートたけし、福山雅治、千葉真一などが一日一食のようですね。

一日一食、青汁一杯のみの人がいる。

「食べること、やめました」

森美智代(もりみちよ、1962年 - )は、日本の鍼灸師。20代のころ脊髄小脳変性症を患い歩行困難となるが断食療法の甲田光雄のもとで治療する。以来、1日青汁1杯で生活しており、2010年には森を中心にしたドキュメンタリー映画の『不食の時代』が撮影されるなど注目を集める。森美千代 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』最終更新 2019年8月5日 (月) 20:57 

FBで繋がっていますが、今でもお元気で鍼灸師をされています。

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ところで、最近、偏った食生活なのに、健康な方?が居ます。それはなぜなのでしょう。鍵は腸内環境・腸内細菌です。

11年間、朝昼晩、ジャムパン以外何も食べなかった少年

ヨーロッパのある少年が4歳のときから15歳になるまでの11年間、朝昼晩をジャム パン以外、何も食べなかったそうです。どんなにおいしい食べ物があっても食べず、いつも ジャムサンドイッチのみ食べ続けたのです。栄養失調になるのではないかと心配した両親が健康診断をしてもらった所、普通の食事をしている他の少年と何ら変化がなかったというのです。

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パプア・ニューギニアの少数民族であるパプア高地人の体つきは、 筋骨隆々で日本人よりたくましいが、 たくましい肉体を作るには多量のタンパク質と運動が必要だと云われていますね。プロテインなどなど。。。
ところがこの少数民族は、 ほとんど蒸し焼きにしたタロイモやヤムイモしか食べない。 タンパク質量は約15g。 日本人の摂取量は1日約90g。 栄養学からみるとこの摂取量で通常の筋肉を維持することはできないし、 長時間続けると栄養失調となるはず。
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更に、

7年間フルーツしか食べていない男性 死ぬ覚悟で自らを実験台に 

果実だけしか口にしない男・・・この6年と11ヵ月の間、ごはんひとつぶも、パンひとかけらもお肉も魚も、水もお茶もお酒も一滴も口にしていないとのことで、それでいて健康体を維持しているという。この人は最近テレビで見かけましたね。

要するに、腸内環境さえ整えば、私たちは偏った食事や小食でも生きていけるのです。ただし、腸内環境が整わないうちに、急にこららの真似をしたら、栄養失調になってヘタをすれば死に至ることもあるでしょう。(この場合の、腸内環境が整うとは、自ら体に必要な栄養素を自分自身で作り上げるということです。)

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また、更にこんな人もいます。

70年断食の印ヨガ聖者、科学者も仰天

70年前から食べ物も飲み物も摂取していないという83歳のインド人ヨギ(ヨガの聖者)について、体の仕組みを15日間にわたって調査したインドの科学者たちが、観察期間が何事もなく終了したことに仰天している。期間中、ジャニさんは一度も飲食せず、トイレにも行かなかった。実験期間中、(ジャニさん)が液体と接触したのは、うがいと風呂の際だけだった」と声明。

なんと、70年の断食!!!!!!
食べなくても生きていける???

これを腸内環境で説明するとなると、コレはあくまで想像ですが、太陽光やなんらかの空気中の物質を体内に取り込んで肉体に必要な栄養素に変えているとしか解釈できないんですよね。

食べない人たち (「不食」が人を健康にする)

 

ググってみると、かなり「食べない人たち」がヒットするようになりました。とはいえ、「食」は人間の三大欲求のひとつですし、この世界で生きていく楽しみが無くなってしまうと思う方も多いでしょう。
食の楽しみを謳歌するのは良いと思います。ただ、もし、ご自分が食べられない状況になったとき、このような方々がいる、この世で生きていく道は閉ざされていないと、アタマにインプットしておくだけでもメンタル的にも肉体的にも有効だと思います。


野口整体<愉気・活元運動>(野口晴哉)について

2020-06-12 16:47:56 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

かつて、投稿していたかと思って、ブログ内検索をしましたが、多少触れている程度でしたね。

「野口整体<愉気・活元運動>(野口晴哉)」について。
私的には、野口整体の活元運動も実践したことがあります。

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野口整体(のぐちせいたい)
野口晴哉が提唱した整体法。活元運動、愉気法、体癖論から構成される。

野口晴哉(はるちか)
・12歳のときに関東大震災に被災し、このとき本能的に手をかざして治療をしたことを契機に、
治療家を目指したという。
・後に霊術家の松本道別に学ぶ。
・17歳で「自然健康保持会」を設立、入谷に道場を開き門人を育てた。 1943年(昭和18年)
には手技療術の法制化を目的とした組織「整体操法制定委員会」の設立に携わり、議長を務める。
・多種多様な手技療術の中から共通点を抽出し、その標準型として整体操法をまとめあげ、
昭和22年にはその指導者養成のため「整体操法協会」を設立。療術界で中心的役割を果たした。
・ 一説には「整体」という言葉は野口の発明とされる。
・ 昭和20年代後半には、人間の感受性研究の成果として体癖論(これも野口の造語)をまとめる。
・1956年(昭和31年)に旧文部省の認可を受けて社団法人整体協会を創立。
・昭和30年代に治療を志向することを捨て、自らの活動を「体育」であると位置付けるようになった。
・体癖論の他にも、活元運動、愉気法、潜在意識教育など独自の概念や方法論を持つ。
・野口は多くの後進の整体指導者を育て上げ、整体協会の他にも、独立した分派が多数存在する。
・スズキ・メソードの鈴木鎮一と親交があり、音楽家の坂本龍一にも大きな影響を与えたといわれている。
野口晴哉 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 2018.3.28 14:20
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野口晴哉は、特定の病気を患っている人物は特定の心理的・体質的・運動傾向を示すことが多い、
と気付いたことを契機としてさまざまな試行錯誤の末、昭和20年代後半に、身体の偏り傾向による
10種類と、さらに過敏・遅鈍の2種を加えた計12種類の「体癖」の概念を確立
した。
体癖論に関しては、下記のwikipediaを参照してください。

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活元運動
活元運動(かつげんうんどう)
とは、野口晴哉が提唱した、身体自らが不調を回復する動き、またはその
ための体操法・行法。
この活元運動ですが、方法は、下記のサイトに詳しく載っています。

ある準備運動を行った後、身体に意識を向けてジッとしていると、身体が勝手に動き出す。その動きに
任せて動いていくと身体の凝りとか悪いところが調整されていく、という運動
です。

わたしは、どんな風に動くのか興味津々だったのですが、動きを最初に知ってしまうと先入観が入って
しまって、うまく動かないのではないかと思い、独りで自分の部屋で行いました。動くまで3週間以上
かかったように思います。最初は、自分の呼吸に合わせてゆらゆらと身体が勝手に動くのに任せていました。
そんな状態が数日続いていましたが、ある時から、とんでもない動きが出るようになりました。

数年後、体験教室のようなところで活元運動を教わりましたが、わたしのやり方は間違っていなかった
ようです。が、実に変わった動きだと先生には云われました。ともあれ、自分自身がスッキリするので
良いかなと思います。

しかし、この活元運動は危険である、との意見もあります。

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↓↓↓ クンダリーニ症候群 ↓↓↓

クンダリニー症候群は臨死体験や、強い外傷や、瞑想のし過ぎ、ヨーガのし過ぎ、神経衰弱、スピリチュアル
緊急事態によるものである。

というわけで、万能的にお薦めはできません。が、「活元運動は無意識の運動」と云われていますが、
私的にはそうは思えません。運動の誘発は、私の場合は、呼吸による身体の揺らぎから発展したもので
したが、途中で動きを止めることができます。活元運動では、運動の止め方も教えています。

●活元運動のとめかた
途中で電話やらお客があったりして、止める時は、必ず片目ずつ開ける様にします。息を大きく吸い込んで、
鼻から漏気(ウームと声を出して息をもらすこと)し下腹に息をおろし、息をこらえたまま、片目ずつあけて、
それから息を吐きます。

「止めることができる」のであれば、自分でコントロールすることができるわけで、無意識の運動とは
云えないのではないかと思うわけです(無意識と意識的の中間か?)。
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最近は、加齢とギックリ腰をやった為、身体の可動範囲がかなり狭くなってきて(+太ってきた)、疲れ
やすくなりました。「整体法の基礎(野口晴哉著)」という本も出てきたので、こちらの整体運動
(活元運動も含め)も参考にして、やってみようと思っています。


知らぬ間に自分の居心地の良い情報を引き寄せている

2020-06-04 10:55:32 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

前回、「誹謗中傷」と「感情・思考の観察」と「リズム運動+マインドフルネス」を書きましたが、少し

付け加えます。

インターネットが一般の家庭に入り始めたのは、1995年11月、Windows95日本語版が発売されてからで

しょう。

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私は、その翌々年にパソコンを購入しました。プロバイダーに加入して、最初のホームページを作成

したのが1997年12月でした。それから23年の月日が流れました。閲覧方法・交流方法も、ホームページ

から掲示板、ブログをからツイッター、ミクシー、フェイスブック、ライン、ユーチューブ、インスタ

グラムなどへと変化してきました。

以前ならば図書館や本屋さんへ行って、そこから知りたい情報を入手していましたが、今では、何でも

ググれば情報を瞬時に得ることができます。週刊誌を買わなければ得られなかった情報も、あっという間に

情報がネット世界を駆け巡ります。当然、ウソやデマもあるわけですが、そのウソやデマでさえも、かなりの

速さで訂正・修正されていきます。

知らなくても良い情報まで入り込み、人々は情報過多に陥っています。いつでもアタマの中は情報処理に

大忙しです。

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さて、なんでこんな事を書いたかというと、インターネットの普及のおかげで、もちろん、良い面が多い

わけですが、悪い面のひとつとして、

自分の好む情報だけをチョイスして、その世界が、あたかも「一般の世の中」であると錯覚してしまう恐れ

があります。

更に近年では、ビッグデータやパーソナルデータの活用で、個々の好みの情報がコマーシャルされたり

アナウンスされたりするようになりました。

自分自身の心の中に、「差別」「偏見」が僅かでもあると、その「差別」「偏見」のニュースやコラムや

書き込みに引き寄せられて、さらにその思いが増幅され、更にそれらの情報を好んで閲覧するようになって

しまう。それは、まさに自己マインドコントロール状態です。

また、逆に「誹謗中傷」などを規制しようと政権が動くと、「政権批判」にも規制が入るのではないかと

拡大解釈する方もいます。

テレビに関しても、ドラマなのだから、映画なのだから、ヤラセなのだから、と一歩引いてテレビを観て

いる視聴者もいれば、自分自身を投影して、気が付くと感情移入してしまう視聴者もいます。この場合も

良い面だけでなく悪い面もあります(もちろん年齢による経験値にもよりますが、生きてきた時代背景も

あるでしょう)。これらの自分自身のバイアスを、どうすればフラットにできるのでしょうか?

・自分の立ち位置を確認する。

・自分に都合の良い情報だけを引き寄せていないかを常に自分自身に問う。

・集団イジメへとつながる世の中の批判大勢に乗っかっていないかを知る。

要するに「己を知る」「自分のエゴを知る」、ということになります。

そのためには、少し離れたところから自分自身を見る「自己客観視」を鍛えることが必要です。

・私にとってポジティブなもの、ネガティブなものは何なのか?
・私にはどのような過去の経験があって、現在このように感じているのか?
・どのような自分の育った家庭環境が今の私が作り出しているのか?

もし、何にも該当せず、思い当たることがなければ、記憶のない子ども時代のネガティブな出来事

かもしれないし、更には前世から持ち越している状態が影響しているのかもしれません。

ならば、性格診断で・・・・エニアグラム、16タイプ性格診断などがありますが、あまりにのめり

込むと、自己啓発関連へと誘導されますのでご注意ください。己を知る手掛かりにはなるかもしれ

ませんので、参考程度に留めておくことをお勧めします。


「誹謗中傷」と「感情・思考の観察」と「リズム運動+マインドフルネス」と

2020-05-28 16:20:46 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

先日、誹謗中傷による悲しい事件が起こりました。現在、新型コロナウィルス感染拡大に

伴う「不安」や「恐れ」が世の中に充満しています。私たちは自分自身の「感情」と「思考」

をよく見つめなければなりません。
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私たちの精神活動である思考や感情(想念)は、メンタル界やアストラル界の要素

(エレメンタル・エッセンス)から作られる形体(想念形体(エレメンタル))となって

浮遊したり、波動となって放射されたりする。

肉体・・・荒魂(あらみたま)・・・主に食欲と性欲の媒体
幽体・・・和魂(にぎたま)・・・主に感情・情緒・芸術的感覚の媒体
霊体・・・幸魂(さきたま)・・・主に理性・知性・学問的才能の媒体
「人生は本当の自分を探すスピリチュアルな旅 近藤千雄著より」
(肉体~幽体=アストラル体に、幽体~霊体=メンタル体に当たります。)
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わたしたちの思考や感情は「想念形体(エレメンタル)」として浮遊したり波動となって

放射されたりします。

現在、世の中には「不安」と「恐れ」が充満しています。私たちは、この世の中の状態を

引き寄せ、個々の人たちの内面に蓄積していきます。それらが「自粛警察」などの「自分の

行動だけではなく、他人の行動にまで過剰な興味を持ち、干渉する行為」へと増幅されて

いきます。

「引き寄せの法則」は、このような事象でも起こるわけです。

「自分の思考や感情をフラットな状態にする」
「自分自身の主観を認識する」
「何が自分の思考や感情にバイアスをかけているのかを知る」

自分自身に向けて、常にこのような作業を継続的にやっていかなければ、気が付くと

世の中に流されたりしていきます。

私たちの私心(エゴ)には、常にその人の主観のバイアスがかかっています。それぞれの

人のそれぞれの過去の経験の蓄積がソレを作っています。

時代背景も、それぞれの人の主観を形作っています。時代の流れと共に道徳や常識も変化

していきます。

第一印象も自分の主観の投影です。

茶髪の人をどう捕えるか?
スーツをピシっと着ている人をどう評価するか?
茶髪の人にいじめられた経験を持つ人、
茶髪の人に助けられた人、
また、スーツを社会活動の鎧(よろい)と思う人、
スーツを着た人に詐欺にあった人・・・・・

様々な、それぞれの、個々の、経験によって「思考と感情」が生まれます。その「思考と

感情」は見えないこの世の中を漂う、見えない「生き物」です。

この「思考と感情」を、常に注意深く、自己観察しましょう。

特にこの「思考と感情」が粘着質である場合は、マインドフルネス(ヴィパッサナー瞑想)

が有効です。

とにかく、その「思考と感情」の状態を一度断ち切ってみる。一度断ち切ると、その後、

同じ状態に立ち返っても粘着性は落ちていることに気が付くでしょう。

ストレスの発散・・・個々の人たちによって手法は違いますね。カラオケで大声を出して

歌を歌う事がストレス発散になる人も居れば、歌う事が苦手で歌を歌う事自体がストレス

になる人もいます。スポーツも同じです。

万人向けの手法は散歩でしょうか?20分以上のリズム運動はセロトニン神経を刺激して

覚醒状態を高める効果があります。同時にマインドフルネスをしながら散歩をすれば一石

二鳥でしょうか?散歩ができない方は、寝ながら、座りながらでもリズム運動+マインド

フルネスができるでしょうか。

話がズレてきてしまいましたが、ともあれ、このような不安と恐怖が渦巻く状況下では、

各々の人が各々の「思考と感情」をよく観察することが必要であると感じます。


映画『今夜、ロマンス劇場で』と、コロナウィルスと、恋愛を含む生活スタイル変化と

2020-05-22 09:36:40 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

昨日、録画してあった『今夜、ロマンス劇場で』を観ました。

2018年2月10日公開の日本映画。主演・綾瀬はるかと坂口健太郎によるラブストーリー。

公開から4ヶ月後に死去した加藤剛の最後の映画出演でもあります。

いや~、感動しました。

「ネタばれ」書きますのでご注意を(ラストシーンは伏せておきます)。

古いモノクロの映画から飛び出してきた美雪(綾瀬はるか)。

おい、しもべ!と牧野健司(坂口健太郎)をいじくり倒します(笑)。

そんなやり取りも面白いわけですが、今のコロナウィルスの時代に

ストーリーが妙にマッチングしていて、いろいろと考えさせられました。

 

古い映画を見つけ出して牧野がお姫様の美雪に惚れてしまうわけですが、

そんな美雪が、

「逢いたかったんだ、おまえに。見つけてくれてありがとう」と語ります。

そして、美雪はスクリーンの世界の住人だから、

「わたしは人の温もりを感じると消えてしまうんだ」

という運命を背負っています。

だから、記念写真もこんなに離れていて・・・ 今のコロナウィルスまん延の世の中のようです。

手も繋げないからハンカチの片側を持って・・・

さらに、美雪はスクリーンの住人だから歳を取らないのですね。

牧野は年老いてゆきます。

あの世へ旅立つ間際の牧野と美雪のやりとりはホントにうるうるしてしまいました。

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ソーシャルディスタンス、タッチレス社会になりつつあるこの世の中で、

恋愛のスタイルも変わっていくのでしょうか?

すでにアバター代理恋愛からホントに結婚したカップルも居ますね。

動物要素を持つ人間は、スキンシップ無しに生きていくことができるのでしょうか?

死語と化した「プラトニックラブ」は復活するでしょうか?

精神的恋愛は、人間の進化のカタチなのでしょうか?

 

地球は、現在、爆発的な人口増加をしています。地球サイドの自然の摂理として、

人間はこれ以上、地球の住人として必要ないのかもしれない。

となると、

人間は本能的に生殖を必要とせず、子孫を残すことも減っていくのかもしれない。

生殖能力がなくなる・・・最低限残す行為は無菌室や試験管の中で行われ、

精神的恋愛が当たり前になる・・・そんな世の中になるかもしれない。

 

ただ、メンタルを維持するために「温もり」を代替えするなんらかの手法も

出てくるかもしれませんね。

それは、多幸感が得られる合法的な薬物かもしれないし、脳内物質コントロール手法、

進化するVR技術からも生み出されるかもしれない。ある種の瞑想かもしれないし、

五感の触覚以外の感覚増幅手法かもしれない。

 

いずれにしても、このコロナウィルス感染拡大によって、

恋愛も含む生活スタイルがググっと変わる予感がします。

 

「あの世で暮らす霊たち」は肉体を持たない。

コロナテストにより、わたしたちは、霊たちの暮らしに少しだけ近づく・・・

それは、いずれ「あの世の住人」となる私たちの予行練習かもしれない。


不安定な世の中に付き物の変なメールがたくさん来ます。ご注意を!

2020-05-14 12:45:39 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

桜子先生の桜占い

どんなに綺麗な花であっても、道端に生えていれば踏み付けられて

しまうでしょう。あなたの人生の花を正しい場所へと移植し・・・・

 

霊媒師「大道照子」

林さんからの連絡は無事受け取りましたか?

でしたら私のことを聞いていますよね。

そうです、私が霊媒師の大道照子です。・・・

 

 

 


親を選んで生まれてきた?とんでもない!

2020-05-14 12:33:19 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

「独りでこの世に生まれてきて、そして、独りでこの世界を離れていきます。」

この宿命は、変えることはできません。

どう生きればよいのか?

誰もが悩み、答えを見出そうと、もがきます。

スピリチュアリズムには、そのヒントがたくさんあります。

親を選んで生まれてくる??

冗談じゃない、こんな親を選ぶなんてとんでもない。

ふざけるな!

なんでDVするような親をわざわざ選ぶんだ!ふざけるな!

と云われる方もいらっしゃるでしょう。

これらの問題だけでなく、様々な要因で、

どうしてこんなに苦しい人生を過ごさなければならないのか?

と思われている方もたくさん居られると思います。

神さまは背負えない荷物しかお与えになりません。

と言われても、

どうして自分だけが?
どうして私なのか?
どうして?どうして?

と思ってしまいます。


啓発系や心理学講座などでは、

「心が強くなる手法」や「思考をコントロールする方法」などが、あいこちにあります。

自分の思考回路をネガティブからポジティブに変えるとか・・・、ありますね。

それはそれで良いと思いますが、なかなか自分の性格を変えるのは難しい。

学べば、瞬間、目の前が明るくなりますが、長いスパン(10年、20年、30年~)では、

そのメッキが剥がれて、元の木阿弥になったりもします。

それは、学べてないんだよ、と云われればそれまでですが^^;



スピリチュアリズム、特にシルバーバーチは、これらの人生に対する考え方、思考方法として

「霊的真理」を説いています。

それは「自然の摂理」だと説きます。

簡単な法則だと教えています。

感情面でも思考面でも行動でも、左に大きく逸れるようになれば、その人生で修正ができなければ、

その後の転生で、右に戻すように埋め合わせが働くと教えています。

前世で悪いことをしたから、今生で、その報いを受けているとは限りません。

長い生まれ変わりの転生の中で、その埋め合わせは、どのタイミングで起きるのか?

それをいつ本心(大いなる自己)が選ぶのか?

それは、この世界に居るあいだ(私心・自我)は分からないでしょう。

目には目を…的な因果応報は、同じような事象では起きない事だってあるでしょう。

マイナスの行いをしていなくても、本心が、過酷な境遇に置かれることを決めたかもしれない。

少しずつ魂が成長して、神の領域に近づいていくのかもしれないが、

順風満帆に行くとは限らない。上がっては下がり、遠回りをしたり一足飛びに進歩していく

とは限らないようです。上がり過ぎれば下がる。振り子のように、螺旋のように・・・。

シルバーバーチは、それらの法則の全貌を、この世界で図り知ることはできない

とも言っている。

ならば、どう生きるのか?

起きた事に丁寧に一つ一つ対応していくしかないかもしれない。

風向きの悪いときもある。

いろんなことが起きる。

愛する人の死、病い・・・・

さまざまな難題が降りかかってくる。

誰もが、この世界に生きている間に、たくさんの良いことも悪いことも経験する。

民族のカルマ、国のカルマ、地球のカルマも背負うのかもしれない。

お天道様は知っている…。

自分に非がなくとも、こんなふうにコロナウイルスが攻めてくる。

これは人類のカルマなのかもしれないけど。

これから、ソーシャル ディスタンス、タッチレス社会に世の中は大きく舵を切るだろう。

手の温もりを感じなくとも、癒される手法が問われる時代になるかもしれない。

それは、個々の人たちが、自分の精神世界のイマジネーションを、より増幅させる方向へと

動かす方向へシフトするのかもしれない。

 

いずれにしても、私たちがこの世に居る期間は、限られている。

あの世から観れば、こちらの世界にいる時間など、あっという間だという。

我々は、はるか昔に生まれ、未だ見ぬ未来に向かって永久に歩き続けていくのです。


どうせ、いつかは死んでしまうのだから・・・

2020-05-08 12:31:46 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

「独りでこの世に生まれ出でて、そして、独りでこの世界を離れていきます。」

この宿命は、変えることはできません。

どう生きればよいのか?

誰もが悩み、答えを見出そうと、もがきます。

スピリチュアリズムには、そのヒントがたくさんあります。

どうせ死んでしまうのだから…

例えば、80歳になったとします。

その時、

どうせ、長生きしたって、あと、10~15年の命なのだから、

美味しいものでも毎日食べて、だらだら過ごそう・・・。



どうせ死ぬんだから…

なにをやっても無意味でしょ。

ギャンブルやって、酒をかっくらって

自暴自棄に人生を投げやりに送る人もいる・・・。



逆の考え方もあります。

死ぬ気になれば、なんだってできるじゃないか。

生死の境を彷徨った人は、一度死んだも同然だから、

怖いものはもうない。やりたい事をやって生きていくんだ・・・。

 

はやくラクになりたい。

と、痛みと向き合いながら床に伏せている方もおられます・・・。



死と向き合うカタチは様々です。

人それぞれです。

誰もが苦しまずにピンピンコロリを願います。

でも、こればかりは自分の意思ではどうにもなりません。

「神のみぞ知る」です。

 

「神のみぞ知る」・・・スピリチュアリズムの教えでは、

今のその人の人生は、自分が選んで生まれてきた、と解釈します。

 

自分では、そんなつもりは毛頭ないと思う方もおられるでしょう。

が、「小我(私心)」はそう思っても、「大我(本心)」は、

自ら、選択して、この世界に生まれ出でたとスピリチュアリズムは

教えています。

少し話が逸れましたが、

どうせ死んでしまうのだから…

この答えは、スピリチュアリズムの教えから、

「人は死なない」「魂は不滅である」「死後に個性存続する」する、となると、

たとえ、80歳から何かを学んだり、奉仕活動を行っても、その生き様は、

魂に刻まれて、無意味ではないということです。

よく、いつまでも好奇心を持つことが若さの秘訣と云われます。

生きている限り、この世の事象に興味を持ち、好奇心を持ち、学び、活動する・・

これらは決して無駄にはならないのです。


「日本の魂に入れるのでしょうか?」

2020-04-30 21:32:49 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

目撃!にっぽん「故郷と祖国~加藤登紀子 サハリンへの旅~」

をチラリと観ました。

「日本の魂に入れるのでしょうか?」と、もう他界された松崎さん

が仰っていました。「故郷(ふるさと)」の歌が心に沁みました。

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故郷(ふるさと)

兎追いしかの山

小鮒釣りしかの川

夢は今もめぐりて

忘れがたき故郷

如何にいます 父母

恙なしや 友がき

雨に風につけても

思いいずる故郷

こころざしをはたして

いつの日にか帰らん

山はあおき故郷

水は清き故郷

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そろそろ投稿を再開します。

自分のためにも。

週に一度くらいを目安に自分を見つめ直し時間を持ちたいと思い始めました。

それを投稿という形にしていこうかと思います。

わたしは還暦を過ぎました。

 

コロナウィルス感染拡大で、暮らし方、生き方が大きく変わりつつあります。

わたしたちが、この世界で生きていく時間は有限です。

そして、誰もが

「独りでこの世に生まれ出でて、そして、独りでこの世界を離れていきます。」

この宿命は、変えることはできません。

どう生きればよいのか?

誰もが悩み、答えを見出そうと、もがきます。

スピリチュアリズムには、そのヒントがたくさんあります。

いろいろな角度から書いていこうと思います。


シュタイナー&ダスカロス(近況)

2018-09-19 20:37:52 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

シュタイナー&ダスカロス

今一度、読み込み始めました。

どうこの世界と折り合いを付けつつ学んでいけるのか?

まだまだ道半ば、紆余曲折、試行錯誤ですが、

ベース、基軸は、やはりこの辺りなのかと・・・。

いずれまた投稿します。

「黎明」も読み直したいですね。

59歳になりました。

 

 

 


花崗岩(地霊的考察)

2017-06-02 12:50:43 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

2017.5.27 山梨県の日向山へ行ったのだが、頂上は、花崗岩のザレ場でとても美しかった。花崗岩の巨石は、
あちこちで見ているのだが、再度、花崗岩とは何ぞや?と調べていた。

それとは、まったく関係なく、借りてきていた「レイラインハンター」日本の地霊を探訪する(内田一成著)を読んで
いたら、「花崗岩」について書いてあった。

(「レイライン」は、知っていたが、パワースポット同様に、軽量スピ系かと思っていたのだが、この方のレイライン
考察はすごい。GPSとデジタル地図を用いて正確に割り出している。未だ読書半ばなので楽しみである。)

以下、抜粋

・ゲーテによれば花崗岩は、地球の創世の記憶を内に秘め、宇宙へ向かって地球の意思を放出する一種の記憶装置で、
 花崗岩の上に人が位置したとき、その内部に秘められた地球の記憶をリーディングできるのだという。

・日本の北東北で生まれ育った宮沢賢治も、しばしば静かな月夜の暁に花崗岩盤の山に登り瞑想し、そこで神から
 啓示を受けたような瞬間を体験したという。
「レイラインハンター」(内田一成著)p46

う~む・・・これは、ちょっと掘り下げる必要がありそうだな。。。。と感じた瞬間から、身体が震えだした。
活元運動の起こる兆候だ。すぐに座りなおして、ひとしきり活元運動を行った。私の場合、胡坐をかいた状態から
背骨に沿って上下に激しく動く動きが出る。以前、活元運動の講座に参加したことがあるが、「珍しい動きですね」
と云われた。私の活元運動は、運動の先入観抜きに単独自己流で始め、一晩1~2時間、二週間くらい座り続けて
動き出した。変な動きだなあと思ったが、動き終わると、ホントに爽快なのでたまに行っている。

活元運動を「憑依」的に考えて、あまり良くないのでは?と云われた事もあるが、運動後はスッキリするし、途中で
止めるというコントロールも効くので、私的には問題ないだろうと思っている。

話がズレてしまったが、私は、このような「繋がり」を大切に、掘り下げる方向へアンテナを向けながら生きている。

日向山山頂の花崗岩ザレ場から望む八ヶ岳


永遠のヨギー

2016-06-01 17:30:14 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

 

「永遠のヨギー」を観て…

まだまだ、私的には世の中を偏った見方で観てるな・・・。

それは、刷込みというか、前世か類魂による嘘や騙しが嫌いな性質に由来しているようにも思う。

これは、自分自身へも攻め立ててくるから厄介だが。

と改めて気づかされたのでした。

ユクテスワの物質化やあの世での暮し、構造も出てくればもっと良かったなと。

瞑想によって脳の思考回路などを変化させ、エゴや欲望を消し去る事ができる、これはヴィパッサナー瞑想をやり続ける事で

同じ効果が期待できるなと。

ヨガナンダは、いつまでも寝てられる。いつまでも起きてられる。それは本心との同化を果たしているから可能なのだろうな。

現代の人たちは、ゲームや娯楽に時間を割く事が多く、内に入る時間、瞑想する時間がほとんどない。

 

いろいろと収穫がございました。

ユクテスワの通信については以前こちらにまとめてあります。

http://blog.goo.ne.jp/bi…/c/21fad5d601ace7197df9b5cc0ea8e29a


前世の記憶を持つ3歳の少年が、殺人犯を特定。「僕はあなたに殺された」

2016-03-02 12:22:26 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

 前世の記憶を持つ3歳の少年が、殺人犯を特定。「僕はあなたに殺された」

3歳の少年が語った「4年前に殺された記憶」

数世紀前の話というのではなく、少年にとってはたった4年前の記憶だった。
つまり、生まれる直前の記憶ということになる。

少年は前世で殺されたと話していた。
そして、自分が殺された土地を両親へと語っており、額にある母斑はその時に受けた傷だと主張していた。

前世の名前や住んでいた村は実在した

問題の場所は、シリアのゴラン高原。当初は誰も信じてはいなかったが、彼が該当する地域へと大人たちを

誘導したことで少しずつ周囲の考えが変わっていった。

3歳の少年は自分が暮らしていた村の名前や、以前の自分の名前を知っていた。その情報を元に、

直接村へと問い合わせてみたところ、4年前に失踪した男性の名前と一致した。

少年の証言により、
犯人が自白へ!

当初、少年は自分を殺した相手の名前を覚えてはいなかったが、村を訪ねて前世の自分の家を尋ねたところ

記憶が徐々に蘇ってきたようだった。そこには多くの見物人がいたそうだが、ある男性を見てこう発言したそうだ。

「アナタは****(名前)さん?」と。

男性はその質問にイエスと答えたそうだが、次の瞬間少年が発した言葉に顔が青ざめたという。

「以前、ぼくはあなたの家の近くに住んでいた。よく喧嘩をしていて、それであなたに斧で殺されたんだ。

ぼくの体が今どこにあるのかもわかるよ」

そして、証言通りに
遺体や斧も発掘された…

彼が誘導した地点を掘り起こしてみると、そこには地面に埋められ白骨化した遺体があった。

少年は額に母斑を持っているが、頭蓋骨の同じ箇所に大きな損傷があった。

遺体の近くには、農家の男性の衣服が発見され、付近では殺害に利用された斧も発見。

そうして遂には、少年に加害者だと指名された男性は自身の犯行を認めたという。

http://tabi-labo.com/157270/last-life/

より抜粋。

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「前世を記憶する子どもたち」のイアン スティーヴンソン博士による

生まれ変わり型事例に頻繁に見られるいくつかの特徴の中の下記に一致していますね。

 ○生まれてきた子どもに母班や先天的欠損がある
  (前世の記憶を持つとされる子どもの中には、前世の人格の肉体に付いて
   いた傷(その他の目印)と符合する母班や先天的欠損を持って生まれて
   来る者が多い。検死所見や傷跡に関する医学的記録から判明した事例も
   ある。)

 ○子どもが前世について物語る
  ・前世の記憶を持つ子どもが初めてその話をするのは、2歳から5歳までの
   間がほとんどである。

  ・話し始める平均年齢は3歳2ヶ月。

  ・大多数は、5歳から8歳までの間に前世の話をしなくなる。その後の成長は
   一般に全く正常となる。
 
  ・子どもの記憶は、前世最後の日の近辺で起こった出来事の周辺に集中
   する傾向がある。前世の自分の死に様を覚えているという者が四分の三
   近くあり、しかも、自然死の時よりも横変死を遂げた時の方が、死の
   状況を記憶している比率が高い。

    ・前世時代に知っていた人物や場所や物品を見分けることができる多くの
   事例がある。


システムは、あなたを神から切り離し、あなた独りで生き、働くように強要する。

2014-05-02 16:08:43 | ◆スピリチュアリズムを小脇に抱えて

攻撃性や利己心や恐怖心といった後天性の闇の想いをもたない人間は、愛の光を発する。

それは見えないけれど、太陽光線よりも強力なもの。そのエネルギーは生命を呼び起こす。

 

育児、子育てのシステム・・・全てのシステムはしょせんシステムにすぎない。それはいつも、

小さな人間(子ども)から心と魂を奪いとり、彼がそのシステムに服従し、ほかのみんなと同

じように、システムに適応しながら成長するように意図されて作られている。これは何世紀

にもわたって続いてきたこと。魂の内にある人間の洞察力を弱め、宇宙の所有者である人間

に神が与えた魂そのものによって、自身のもつすべての美を開花させることから、人間を遠ざ

けてきた。

 

子どもたちの行く手を阻んではいけない。

彼らがもつ意識を、神が願われたものとして見なければいけない。

宇宙に存在する光の勢力全体の願いは、生まれてくるひとり一人の人間に、宇宙にある最善

のものすべてを伝えること。

両親の義務は、その創造的な光を、人為的なドグマで遮断しないこと。

子どもの思考プロセスを妨げることは断じて許されない。

 

一匹の昆虫は、人間が作ったどんなものよりも-とりわけあの原始的な組み立てセットよりも-

ずっと完璧な仕組みをもっている。

 

この広大な宇宙のすべての生きものの中で、神と天国と幸運の星と、この小さな人間との間に

入り込んできて、小さな人間の運命に影響を与える存在が、ただひとつある。

それは人間の両親。

誰でも幸福を願う。だが、彼らはその幸福への道を忘れてしまっている。親たちが、善なる意図

にもかかわらず、子どもに暴力を用いてしまう理由がここにある。

子どもは、絶望のかすかな痕跡をも残すまいとし、母の胎内にいたときの記憶も消そうとする。

胎児は母親の苦しみをとおして、世界の悪習を感じ取る。

 

(生まれてすぐに、)

縛りつけられるように布にくるまれる。

ベビーベッドにひとり、無力な状態に横たわされる。

自分ですべてを考え、すべてを理解したかったが、

両親はほほ笑みながら、あなたがいつ食べ、いつ眠るべきかを決めた。

頻繁に、ホーホーと声をかけ、天井すれすれまで放りあげた。

(あなたは)どうして?と考える時間もほとんどなかった。

与えられたおもちゃには何も見つけられなかった。それでも探し続けた。でも無駄だった。

それが、宇宙の統治者となるべく生まれてきた人間が、初めて挫折を味わった瞬間。

そのときあなたは、自分は何一つ解決できない存在なのだと決めてしまった。


あなたは自分を運んでくれた人たちに裏切られ、あなたは自分自身を裏切った。

子どもの天性に対する暴力があなたにもたらした感覚は、これまでの全人生をとおして

あなたにつきまとい、それはさらにあなたの子孫にまで組み込まれようとしていた。

そして、学校へ行く。今の世界観を教え込まれる。これが、個というものが侵害されて

いったプロセス。これが、システムというものが、それ自体を保持するために奮闘し、

人々を押しつぶそうとするやり方。

でも、あなたは人生のある時点で、システムがたくさん存在し、それぞれが異なっている

ということに突然気が付いた。

あなたは自分の世代が、人生で誤って生きてきたのだと理解した。あなたはもうひとつ

別のシステムを生きなければならなくなった。

あなたは親になった。何も考えず、あたかもあなたの子どものために良いことをしているか

のように、あなたはあなたの子どもにその新しいシステムを引き渡した。

これが自分の子どもにたいしての暴力行為。

何千年にもわたって互いに入れ替わりながら、異なるシステムが次から次へと

現れては消えていったけれど、それぞれが同じ目的をもっている。

つまりそれは、あなたを神から切り離し、あなたと神との間に立ちふさがって、あなた独り

で生き、働くように強要する。

これが、すべてのシステムの本質。

子どもに対する意識と子どもをとりまく意識・・・キリストは、キリストを産んだと信じる母親に

よってのみキリストとして生まれる。世の両親が、キリストあるいはマホメットに対するように

自分たちの子どもに接すれば、その子は彼らのその意識に従っていく。

・ 

大人の訪問者たちは、子どもたちに触りたいという欲求を抑えられないようだった。彼らは

子どもたちに触り、ハグし、まるで子猫に対するように撫でまわした。自分たちの好奇心を

満足させ、この建物の住人たちから放射される恩恵に浴そうとして、やってきていた。

彼らは自分のほうから何かを与えようとはせず、ただ触り、奪っていく。

「聖なる場所から恩恵を得ようとするときは、あなたがそこに何を残していけるかを考えて。

もしあなたが光を放射することができないなら、なぜ恩恵を奪って、まるでお墓の中に埋める

ように、それを自分の中に埋めてしまうの?」

 

われわれの先祖たちの記憶は、宇宙の構造と宇宙的次元での生き方を知っています。です

から、子どもたちには知らないことがある、という考えを締め出すことがとても大切なのです。

子どもは大人に比べて身体的には弱いが、大人よりはかり知れないほど優れている。

子どもはしみひとつなく、社会通念に縛られていない。

「響きわたるシベリア杉 シリーズ3 愛の空間」より 

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いや~、すごい言葉です。目からウロコが落ちるというか、目が覚めるというか・・・・。アナスタシアは、

タイガの森の中の草原で子育てをするわけですが、子ども本人の意思、興味、考え、思いを最大限

に尊重しながら育てています。親のエゴ、先回りした恐れの排除などをまったく無視して・・・。これは、

現代社会の中では非常に難しいことなのかもしれない。でも、このような育て方が、彼を神に結びつ

け、霊的能力を維持させるのかもしれませんね。

 

私たちが、盲目の方に接する時、盲目の人が歩いているときに、目の前に大きな穴があったとします。

私たちは、危ない!と思い、良かれと思って、突然その人の手をとって脇に引っ張る行動をしたとします。

実は、この行動は、盲目の人にとっては非常に恐ろしいことでだそうです。盲目の人は杖でその危険を

自分で回避できる能力を持っていますし、まずは声をかけることが先決でしょう。子どもの教育に関して

も目の前にある不安や恐怖を事前に取り除くのではなく、自分で学べる環境を作ることが一番なのかも

しれません。

 

それにしても、これらの文章を読むと、おぎゃーと生まれたときから親の制約を受けてきたことがよくわ

かりますね。「たかい、たか~い」とか、ガラガラを子どもの寝ている顔の前で行う行為、いわゆる「子ども

をあやす」というのは、親のエゴなのかもしれないなあ。母親のぬくもりの与え方も、子どもが要求した

段階でのみ行うものなのでしょうか?

 

育ってきた環境で人の性格は形成されるといいますが(前世から持ち越しているものもあるでしょうが)、

物心付く前の、こういう育てられ方もまた、大きな影響を及ぼしているのでしょうね。

 

アナスタシアの子育ての中の一場面に、子どもが、老鷲に掴まれて空高く舞い上がる箇所があります。

以前読んだ「神との対話」の中に、「子どもは墜落の恐怖と大きな音に対する恐怖の二つの恐怖を本能的

に携えて生まれてくる」という箇所がありましたが、空高く飛ぶことによる墜落の恐怖はなかったのかな?

 

シュタイナー教育は、wikipediaによると、

「シュタイナー教育の目指すものは、宇宙にある諸事物の理念を、人間と結びつけて理解し、それにより

ミクロコスモスとしてのわたしを活き活きとした理念で満たすこと」となっています。私はよく判りませんが、

子育て、教育に関しては何かしら共通するものがあるのかもしれませんね。