スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’5

2007-04-29 21:37:57 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第四章 道を外れた魂

 スピリットの世界に戻っていく旅がこの先どうなるのかを見る前に、肉体の死
 後に、そこに到達しない、または通常のルートから外れてしまう存在について
 触れておきましょう

 
●あまりにも深い痛手を負っているために、スピリチュアルな世界の目的地へと
 帰っていく魂の主流から外れてしまう魂がいます。帰還する存在の総数と比べ
 て、これらの異常な魂の数はけっして多くはありません。

●迷える魂には二つのタイプがあります。
 一つは、自分の肉体が死んだという事実を受け入れられず、個人的な苦悩から
 スピリットの世界に帰っていくことに抵抗する者たち、
 もう一つは、人間の肉体がもつ犯罪的な異常性に堕落させられた、またはそれ
 に手を貸してしまった魂たちです。
 前者の場合、道を外れることは魂自身の選択でしたが、あとのケースでは、問
 題の魂がその他の存在とそれ以上かかわりをもたないように、一定の期間、霊
 的なガイドは彼らを意図的に別の場所に連れて行きます。(この場所から再び
 転生することもありうる)いずれの場合でも、これらの魂のガイドは個別に彼
 らのリハビリテーションに努めます。

●最初のタイプを、私たちは幽霊と呼んでいます。これらのスピリットは肉体が
 死んだあともスピリットの世界に帰ることを拒み、往々にして特定の地理的な
 場所と結び付いています。(自縛霊 birch99)これらの迷える存在は、地球の
 低いアストラル界とスピリットの世界との中間にある無人地帯に捕らわれてい
 ると言っています。彼らは大きな不満を抱えていますので、肉体が死んだあと
 も自分の意志でしばらく地球界にとどまることを選び、自分のガイドさえ近寄
 らせまいとするほど混乱しています。現世からは、悪魔払いなどによって、ま
 たスピリットの世界からも、しかるべき準備ができたら、彼らのふさわしい場
 所へと導かれていくのかもしれません。

●もっとも一般的な第二のタイプのさまよえる魂は邪悪な行いにかかわっている
 魂です。生前に自分が宿った肉体でなにを行ったとしても、すべての魂は同じ
 ようにスピリットの世界に戻っていく機会を与えられるのでしょうか?被験者
 の魂のへのケースワークを通じて、私は、この世こそ魂にもっとも大きな苦し
 みを与える場所であることを確信するようになりました。つまり、あらゆる魂
 は死後に同じスピリットの世界に行き、そこではだれもが寛容と愛をもって扱
 われるということです。

 しかしながら、一部の魂はスピリットの世界で孤立した時期を過ごし、そのこ
 とがガイドとの最初の話し合いで決められることがわかりました。彼らは他の
 魂と同じ旅のルートに沿って進んでは行きません。過去世で悪い影響に染まっ
 たことがある被験者たちは、この世で他人を傷つける衝動を抑えられない魂は
 、スピリットの世界に帰還するとただちに隔離されると報告しています。

 さらには、最初の何度かの生できわめて劣悪な人間の行いに日常的にかかわっ
 ていた若い魂たちは、個別に霊的な孤立のなかで過ごさねばならないようです
 。最終的には、彼らも自分と似たようなレベルの者たちのグループに入れられ
 て、厳しい監視のもとでいっそう学習に励むように求められています。

●それぞれの人生の終わりで、私たちの魂を喰らおうと怪物が待ち構えているの
 ではなく、私たち自身が教師のガイドの前で自分に対するもっとも厳しい批評
 家となるのです。カルマが慈悲深く、しかも公正であるのはそのためなのです
 。自分の霊的なカウンセラー(ガイド)や同じレベルの者たちの助けによって
 私たちは曇りなく公正な目で自分自身の行いに判断を下すのです。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’4

2007-04-29 19:10:07 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第三章 我が家への帰還

●死の直後に出会う親しいスピリットの存在がそれほど重要であるとしたら、私
 たちは彼らをどうやって確認するのでしょうか。魂はエネルギーの塊として見
 えることもありますが、肉体をもたない魂は自分のエネルギーによって人間の
 姿を示すこともできます。また魂は相手とコミュニケーションをするときに前
 世の姿を投影する能力を使うことが多いようです。

●被験者の大半が、スピリットの世界で最初に出会うのはガイドだと報告してい
 ます。しかしながら、ある人生の死の直後にソウルメイトと出会うケースもあ
 ります。ガイドとソウルメイトは同じものではありません。たいていこういっ
 たケースでもガイドはどこか近いところにいて、再び戻ってきた魂を彼らなり
 のやり方で見守っています。

●スピリットの世界の現象で興味深いのは、人生で重要な位置を占めていた人た
 ちが必ず出迎えに来てくれるということです。たとえ彼らがすでに別の肉体に
 転生して別の人生を送っていたとしても、それが可能だということです。(第
 六章で説明)また第十章では、自分のエッセンスを分割して、同時に二つ以上
 のこの世の肉体に宿ることができる魂の能力について検証します。

●通例、魂がスピリットの世界に戻る旅のこの時点で、この世からもち越した、
 身体的・心理的な重荷が二つの理由から軽減されます。第一に、肉体に転生す
 る以前に知っていたかつての状態を思い出すこと、第二に、この世で先に亡く
 なって二度と会えないと思っていた人たちに再び出会えることが、計り知れな
 い好ましい影響を与えるのです。


◆死後にスピリットの世界に帰還するパターンは3つある。

・パターン1 自分と霊的に親しい人たちと出会う。
 死後の歓迎の宴で待っている人たちの数は、それぞれの生によっても違うよう
 です。自分と霊的に親しい人たちは、私たちが到着したことをすぐに知ること
 ができ、どこで会えるのかもわかっていて、こういったことはけっして行き当
 たりばったりになされているのでないことが明らかになりました。

・パターン2 ガイドと出会う。
 見たところ近くにはだれもいない状況の中で自分の霊的なガイドと静かな印象
 的な出会いをするという経験です。私たちの死の直後に経験する出会いのパタ
 ーンは、私たちの性格的な特徴に応じて割り当てられた、霊的なガイドの個性
 の違いに深くかかわっているようです。(ガイドとは、守護天使、背後霊と考
 えてよさそうです。birch99)

・パターン3 誰とも出会わない。
 被験者のごく一部にしか起こらなかったことですが、自分が目に見えない力に
 引かれて最後の目的地までたった一人で到着し、そこで初めて他の存在たちと
 接触したという経験を語ってくれました。これは成熟した経験豊富な魂でサポ
 ートを必要とせず、自分が死後にどこに行くのかを完全に把握しています。(
 このパターン例が少ないのは、現世において、これらの成熟した魂を宿した人
 物は、退行催眠を受けるまでもなく、悟りに近い境地の中で生きているからな
 のではないでしょうか。もしくは、全体の魂の中で、成熟した魂の割合が少な
 いからかもしれません。birch99)

●スピリットの世界への帰還する旅での魂と魂の感動的な出会いは、最終的に私 
 たちが自分と同じ成熟度の魂たちのグループに区分けする、その前奏曲にすぎ
 ません。これは人生で自分に近しい関係にある人たちがすべて同じ発達レベル
 にあるわけではないためで、死の直後に私たちに会いに来る人たちのすべてが
 、必ずしもこの旅で最終的に行き着くスピリットの世界の学習グループの一員
 であるとは限らないのです。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’3

2007-04-29 15:17:00 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第二章 スピリットの世界への入り口

●この世を離れるときに経験するトンネル効果がスピリットの世界への入り口に
 なります。死の体験後にトンネルを経て、どんどんスピリットの世界に引っ張
 られていきながら、肉体のない穏やかな精神状態にさらに適応していきます。
 
●死んだ肉体になんとしてもしがみつこうとする、深く迷っている魂は別として
 も、死の直後にこの世の状態にしがみつこうとするのはいまだ多くの過去生を
 経験していない若い魂です。

●トンネルの向こう側に通り抜けたとしても、まだしばらくものごとがはっきり
 しないと被験者の大部分が報告しています。これは地球を包んでいるいちばん
 近いアストラル界である、神智論者たちが言う、’カーマローカ(欲望界’の
 密度によるものではないかと筆者は考えています。

●何人かの被験者は肉体を離れた直後からブーンとうなるような音を聞いていま
 す。この単調なうなるような音はトンネルを抜けた向こうではもっと音楽的な
 ものになります。この音楽は魂を活性化させるので’宇宙的なエネルギー’と
 いうぴったりの名前で呼ばれてきました。

●被験者のスピリットの世界での最初のイメージは、花が咲き乱れる野原や大空
 にかかった虹、また懐かしい我が家、学校、庭、山、海辺などです。催眠状態
 そのものがこのようなイメージをつくりだすことはありません。論理的には、
 こういった地球に特有の光景は、魂が肉体の死から移行してスピリットの世界
 に適応するためのものだと考えない限り、人々が非物質的な世界でこのような
 物質的な形をみることの説明がつきません。

●まだ若いうちに突然に人生が終わった場合には、年齢退行のプロセスのなかで
 怒りの声が聞かれることが多いようです。魂がなんらかの中断によって心に傷
 を負っている場合、たいてい死の直後に最初に出会うのは彼らの’ガイド’で
 す。ガイドは高度に進歩した霊的な教師であり、スピリットの世界に適応する
 ように導きますが、ガイドはスピリットの世界の入り口で不調和な思考を完全
 に拭い去ることに努めているわけではありません。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’2

2007-04-29 12:15:45 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第一章 死と別れ

●世の中には多くの文献があり、なかには医療関係者の観察もあって、そこには、
 事故で重傷を負った人が臨死状態になり、幽体離脱体験をしたことなどが書か
 れています。催眠で過去世へと退行する初期のステージで、被験者が精神的に
 通過する過去の死の描写は、実際にこの生で何分間かの臨死体験をもった人た
 ちが報告している内容と一致している。(肉体と幽体とを結ぶシルバーコード
 があるかないかの違い位であろう birch99)

●臨死体験者と被験者の死後の生の改装の類似点は、いずれも死んだ肉体のまわ
 りを奇妙な感じで浮遊しているのに気づき、何か固いものに触れようとすると
 たちまちそれが非物質化してしまう。また、生きている人たちに話しかけたの
 に答えてくれなかったのでがっかりしたと言っています。いずれの状態でも、
 自分が死んだ場所から引き離されるような感じがし、また恐れよりもむしろ安
 らぎや好奇心を感じるようです。また、いずれの人たちも解き放された喜びや
 、自分のまわりの明るさを報告しています。

●過去生での死の体験が語られるが、歴史上の死亡日時が現在に近いか遠いかは
 実質的に関係がなく、ほとんどの被験者はトランス状態では、幅広い過去世の
 年代や地理的な場所を特定する驚くべき能力をそなえている。

●肉体から抜け出した幽体は、肉体の近くから引き離すごとく引っ張られる力を
 感じるようです。が、この世に未練を残した魂は、いつまでも、この引っ張る
 力に抵抗することもできるようです(迷える魂に関しては第四章で取り上げる
 )が通常は、この力に引っ張られ、ただちにこの世のアストラル界を離れてい
 こうとします。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’1

2007-04-28 17:01:46 | ◆退行催眠・中間域の記録
この本を読み終えた後、やはり要約して残しておいた方がよいと思って、少しず
つアップしていくことにします。内容は、退行催眠による’死から再誕生’まで
の記録です。

イアン スティーヴンソン博士の’前世を記憶する子どもたち’から、一歩奥に
入り、スピリットの世界、いわば霊の世界で再誕生まで、どのような事が行われ
ているのかを描き出しています。

被験者とのやりとりを29ケースあげていますが、霊の世界を現世での言葉で表現
するのは難しいようです。が、大きくとらえるて見ていくと 霊訓や、マイヤー
ズの霊界からの報告と照らし合わせても、ほぼ同じような内容の一致をみます。
birch99


’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


まえがきより

●退行催眠により、過去世についての本は多いが、スピリットの世界について述
 べている本や、人々の霊的な記憶に正しくアクセスする方法などを書いた本は
 ないように思われた。

●心を三つの同心円とイメージすると、外側の層は批判的、分析的な理性の源で
 ある意識的な心。第二層は潜在意識で、最初は催眠によってその貯蔵場所に入
 るが、そこには今生や過去生で起こったすべての記憶が蓄えられている。第三
 のいちばん奥深くにある核が超意識で、ここには真のアイデンティティが宿っ
 ている。超意識は階層構造をなすのではなく、魂そのものかもしれない。
 
●被験者がトランス状態なり、脳波は、ベータ、アルファ、を通り過ぎ、シータ
 波の領域レベルに入る。シータ波とは催眠にほかならず、睡眠とは違う。この
 とき、意識的な心は無意識になっていないので、すべての記憶のチャンネルを
 開きながら、同時に催眠家と会話をやりとりすることができる。

●研究が進むにつれ驚きを禁じえなかったのは、いったん魂の状態にまで後退し
 た被験者たちが、いずれもスピリットの世界に関する質問に驚くほど一貫した
 応答を示したことだった。

●個々の被験者のスピリットの世界の報告には、多少の違いが見られるが、これ
 は、被験者たちのスピリットの世界に対する見方が基本的に違っているという
 より、魂の発達レベルの違いに由来するものだった。

●この本の各章は、魂がスピリットの世界の内外でたどる通常の進歩の道筋にそ
 って構成されている。死の瞬間から次の転生へと向かう旅の全貌は、十年間に
 わたるセッションの積み重ねから浮かび上がってきた。

●しかしながら、被験者のなかには、スピリットの世界の魂の活動を最初から最
 後まで順を追って逐一思い出すことができた人は一人もいなかった。

●スピリットの世界での魂の活動や多くの転生の歴史を意識的に思い出すことに
 よって、彼らは以前よりも強い方向感覚と生きるためのエネルギーを得ること
 ができた。

’来世体験’

2007-04-14 11:29:24 | ◆スピリチュアリズム・本
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
コリン・ウィルソンの「来世体験」 (単行本) 三笠書房 (1991/03)
梶元 靖子 (翻訳), コリン・ウィルソン (著), Colin Wilson (著)
監修・解説 荒俣宏
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多重人格・分割脳研究・転生・憑依・体外遊離・近似死体験・死者との交信・
宇宙霊との接触…が語る〈事実〉とは何か。人間の体内の意識の底に隠れた
潜在能力を追求しつづける俊英コリン・ウィルソンが〈死後の生〉の謎に挑
んだ衝撃の書。

SPR発足以前から現在にいたるまでの心霊科学の歩みをたどり、
そのなかで、’死後の生’という大問題に答えを見出そうとしている。

BOOK OFFで見つけました。
心霊科学の歴史を多角的に見ながら解説をしています。
心霊科学・スピリチュアリズムの歴史、流れを見ていく
には、とてもよい本だと思います。ただ、死後の生は、あるのか、
ないのか、来世とはどんなものかといった問題提起はしていません。


なので、アラン・カルデックやモーゼスやマイアーズは
登場しますが、残念ながらシルバー・バーチは出てきません。
どのような霊的現象があり、それが信じるに値するものかどうかを
検証し、死後も生き残るものがあるとすれば、それは人格の
根本たる土台なのではないか・・・と結んでいます。

どのように生きよといった霊的真理を説いたシルバーバーチの
霊訓は、死後存続を認めた上で成り立つものですので、
この検証段階では、シルバーバーチが登場しないのは、
止む無しといったところでしょうか?

霊的真理の広め方

2007-04-02 19:00:25 | スピリチュアル・日常
シルバーバーチは、一人ずつコツコツと霊的真理を
伝えるようにと言っていたように思います。それだけ、
霊的真理を一人の人間の魂の琴線に触れさせるのは
難しい事だと感じます。

病気を治す霊媒に対しても、シルバーバーチは、
病気を治すことにより、目に見えないものに触れ
霊的真理を伝えることが目的だと教えています。

さて、江原さん、テレビに出過ぎるんじゃない?
との声もよく聞きます。
確かにもう少し、霊的真理を説く時には、’霊界の道具’的
な謙虚な姿勢を持ってもらいたいなあとも思います。
シルバーバーチの事ももっと語ってもらいたい。
(見ていないだけかもしれませんが)
霊的なものだけでなく、サイキック的な読心能力も
お持ちなのでしょうが、そのあたりも
ごちゃ混ぜで語られている時が見受けられるように思います。

いずれにしても、どのような経路でも構わないので
個人個人の魂の琴線に触れる霊的真理が届けば
よいのですが・・・。

目に見えないものには、まがい物も沢山ありますし、
霊能詐欺もいくらでもあります。みんなそうなんだと
思われてしまうのが一番困るわけですが、江原さんも
どうか単なる娯楽番組にならないように、これからも
魂に届く言葉を発していってもらいたいと思います。