スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’<霊>の探究―近代スピリチュアリズムと宗教学’

2007-05-30 16:14:10 | ◆スピリチュアリズム・本
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
“霊”の探究―近代スピリチュアリズムと宗教学 (単行本)
津城 寛文 (著)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
臨死体験、生まれ変わり、そして霊界通信…正負の感情的反応を巻き起こす困難
な主題に、比較宗教学の視点から果敢に挑戦する意欲作。
内容(「MARC」データベースより)
「宗教」の源へ、「知」の極北へ。臨死体験、生まれ変わり、そして霊界通信…
「霊」という正負の感情的反応を巻き起こす困難な主題に、近代スピリチュアリ
ズム・心霊研究と比較宗教学の視点から挑戦する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
津城 寛文
1956年、鹿児島県に生まれる。東京大学農学部林学科卒業、東京大学大学院人文
科学研究科宗教学・宗教史学専門課程博士課程単位取得退学。博士(宗教学、国
学院大学)。城西大学・城西国際大学助教授、静岡県立大学教授などを経て、筑
波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻教授(本データはこの書籍が刊
行された当時に掲載されていたものです)

比較宗教学の祖、マックス・ミューラーと霊訓を書いたモーゼスとのニアミス。
語られる内容の比較などは興味深いものでした。学問としてのスピリチュアリズ
ムの到来を予感させます。

アメニモマケズ

2007-05-30 12:32:31 | スピリチュアル・日常
37歳で亡くなった宮沢賢治が亡くなる二年くらい前に
手帳に書き残した
’アメニモマケズ’1931.11.3

雨にも負けず
風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ
丈夫な身体をもち

欲はなく
決して怒らず
いつも静かに笑っている

一日に玄米四合と
味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを
自分を勘定に入れずに

よく見聞きしわかり
そして忘れず

野原の松の林の陰の
小さな萱ぶきの小屋にいて

東に病気の子どもあれば
行って看病してやり

西に疲れた母あれば
行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば
行って怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば
つまらないからやめろと言い

日照りのときは涙をながし
寒さの夏はオロオロ歩き

みんなにデクノボーと呼ばれ
ほめられもせず
苦にもされず

そういう者に
私はなりたい

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まさに、スピリチュアリズムそのものです。
素晴らしい!!

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’16

2007-05-27 16:12:39 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十五章 再誕生

●私の被験者はいずれも、スピリットの世界から赤ん坊の心への移行は、戻って
 くる旅と比較してもっと迅速に進むと言っています。魂が赤ん坊のなかに入る
 ときには、私たちは全知の状態からやって来ますので、肉体の生が終わったと
 きよりも、もっと迅速に周囲の環境になじむことができます。さらにその上、
 母親のおなかにいるあいだにゆっくりと時間をかけて順応することができるの
 です。

●赤ん坊に最初に入ったときから、魂はこの世の時間を生きはじめます。魂の性
 格によっても違いますが、この結び付きは母親の妊娠の以前か以後にできます。
 出産の直前に入った魂のケースも扱ったことがありますが、これは普通にはな
 いことです。私が知りえたかぎりでは、もっと早い時期に赤ん坊に入った魂で
 も、妊娠期間中はひんぱんに母親の子宮から出て旅をするようです。出産のあ
 とは、魂と肉体の結び付きは完全に確立された協調関係となります。

●赤ん坊は流産するかしないかはあらかじめ知っています。そのような子どもに
 は最初から長い人生の割り当てがないのです。

●五歳から六歳ごろになると魂は、その子どもから抜け出すのを完全にやめます。
 過去世やスピリットの世界の記憶の記憶喪失によるブロックは誕生のあとには
 じまります。人生の最初の何年間かは、子どもたちは一般に考えられているよ
 りもずっと多くのことを知っているのです。(イアン・スティーブンソン博士
 の’前世を覚えている子供たち’の大多数は、5歳から8歳までの間に前世の話
 をしなくなります birch99)

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////
あとがきの要約は省略します。

以上を持ちまして、

死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録

の要約を終了いたします。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’15

2007-05-27 15:55:59 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十四章 旅立ちの準備

●魂が新しい人生と肉体の選択から派生する身体的・心理的な問題について、ガ
 イドや仲間たちとの相談を終えると、転生の決断が下されます。人生を巨大な
 舞台で演じられる芝居にたとえるなら、私たちはそのドラマで主役を任された
 男優や女優たちです。私たちの芝居における振舞いのすべてが台本中の他の脇
 役たちに影響を与えます。芝居の進行中に台本が書き換えられるために、私た
 ちは彼らの役を替えてしまいますし、彼らも私たちの役を替えてしまいます。
 そして人生の舞台の上で私たちと密接なかかわりをもたない魂たちは、それぞ
 れに重要な役割を担っている裏方に当たるわけです。

●いかにしてソウルメイトやその他の人生で重要な役割を演じる人々を見つける
 か、ということが私のところに退行催眠を受けにやって来る多くの被験者たち
 の主要な関心事です。退行催眠で、魂がこの目的のためにおもむくスピリット
 の世界の場所は一般的に’確認の場’と呼ばれています。私の被験者たちも、
 自分の魂がこの世に戻る通路に入っていく直前に起こる、この霊的な補強の局
 面を説明するのに、’予習クラス’といった言葉を使っています。

●私たちの多くにとって、自分にもっとも身近で最愛のソウルメイトは配偶者で
 しょう。そのほかの家族や親友も人生で大切な役割を果たしているのです。彼
 らが私たちと共にこの世で過ごす時間は長いかもしれないし短いかもしません
 。問題は、彼らが生きているあいだに私たちに及ぼす影響です。

●さまざまな見かけの肉体のなかに宿っている、スピリットの世界にいるときか
 ら知っていた存在との出会いは、喜ばしいものにも幻滅させられるようなもの
 にもなりえます。私たちは互いに相手に困難な課題や感情的な苦痛に満ちた関
 係を突きつけ合うカルマのレッスンの場合、意図的に選択された人生の試練で
 あることを理解しなければなりません。それらは往々にしてもっとも困難なた
 ぐいの試練になります。

●’目は心の窓’という古いことわざがあります。ソウルメイトどうしがこの世
 で出会うときにこれ以上のインパクトをもった身体的な特徴はありません。そ
 の他の身体的な感覚に関して言えば、魂は音や匂いの記憶を保っています。将
 来の人生では五感のすべてがスピリットの世界の後見人が与える確認のしるし
 として使われます。

●’予習クラス’では、人生のいろいろな時機に、そこにいる人たちと出会うこ
 とになります。彼らの動きや、見かけ、しぐさや話し方などを覚え、それを記
 憶の引き金とするのです。この世で自分自身で彼らを発見することで魂のパワ
 -が増します。人生の道でいちばん面白いのは転機ですから、心の中の標識に
 気をつけなければなりません。

●仕事や、恋愛や、その他のことで間違った人と結びついてしまうこともあるで
 しょう。考えすぎや分析のしすぎで方向を間違えてしまうこともあります。ス
 ピリットの世界で計画したのとは違うことをすることもありうるし、予定通り
 に運ばないこともあるでしょう。サインを見逃す権利もあります。人生には私
 たちがあらかじめ選んだ一本の主要なコースがありますが、そのほかの道も常
 にあってそれらからも学ぶことができるのです。

●被験者が、自分の人生に影響を与えることになる人たちを認識できるように手
 助けすることは、私の仕事のなかでもやりがいのある局面です。人間関係の問
 題を抱えて私に会いに来る人たちは、たまたま偶然にその時機に私のオフィス
 にやって来たのでない、と私は信じています。とはいえ、彼らがまだ知るべき
 ではないことは、たぶん催眠下でも明らかにならないでしょうし、一方で、か
 なり多くの被験者は、自分がすでに真実ではないかと疑っていることの確認を
 求めているに過ぎないのです。

●多くの魂がこの世へと旅立つ前に最後に求められることに一つに、再び長老た
 ちの評議会の前に出ることがあります。私の被験者のなかには最初の一度しか
 評議会に出席しない人もいますが、ほとんどは死の直後と誕生の直前に彼らに
 会うのです。同じ魂のグループのメンバーでも必ずしも同じ評議員たちの前に
 でるとはかぎらないようです。上級のガイドですら評議員である全能の存在た
 ちと比べたら、その発達レベルは数段劣っているようです。だれもが自分のた
 めに開かれる長老たちの評議会を、神にも等しいものとみなしてます。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’14

2007-05-27 11:04:09 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十三章 新たな肉体を選ぶ

●人生の選択の場では、私たちの魂は、同じ時間のサイクル内の一人かそれ以上
 の候補者の人生を下見します。このエリアを去るときには、ほとんどの魂は自
 分の宿主として示された候補者の、だれを選ぶのかおおよその心積もりができ
 ています。しかしながら、スピリットの世界のアドバイザーは、最終的な決断
 を下す前に見たすべてのことを、じっくりと振り返ってみる十分な機会を私た
 ちに与えてくれます。

●生物の頭脳とともに働くとき魂の心はきわめて不完全のものになります。魂が
 どんなレベルにあろうと、人間であるかぎり私たちは間違いを犯しますし、人
 生の途中で軌道修正が迫られます。これはどんな肉体を選ぼうと避けられない
 ことです。しかしながら魂が宿らない人間の性格には、五感と生存のための基
 本的な衝動以上のものがないとしたら、魂こそ私たちの人格のすべてとも言え
 ます。

●魂の自由意志によってなされたのではない、肉体の損傷を伴う本当に事故とい 
 える事故は、私が扱ったケースのなかには一つもありませんでした。しかし、
 障害のある肉体を生きているからといって、過去世で他人を傷つけたためにカ
 ルマのツケを支払っているということでは必ずしもありません。私は被験者の
 ケースからも、身体の障害を克服するのに必要な努力が進歩を加速させること
 を確信しています。この理解は自分自身の発見を通じてもたらされなければな
 りません。

●魂は自分の性格のさまざまな側面を発達させて、さらなる自己表現を求めてい
 るのです。多くの肉体を利用し、多様な身体的・心理的な手法が使われるにせ
 よ、そこにはつねにカルマの法則が働いています。異なったチャレンジを生き
 抜くことで、私たちの魂のアイデンティティは強くなっていくのです。

●自分自身に課した厳しい責務が、しばしば子ども時代にはじまることがありま
 す。魂が家族の選択を重要視するのはこのためです。

・もしも子どもの頃にその人に出会うことがなかったら、いまのあなたからはど
 のような理解がかけていたでしょうか・・・?

 霊的な自己を知ることは、私たちが両親、きょうだい、配偶者、親友などと共
 に生きている、その理由を理解することなのです。身近な人から痛みや喜びを
 与えられるとき、そこにはなんらかのカルマ的な目的があります。ここで覚え
 ておくべきことは、私たちは自分自身のレッスンを学ぶためだけでなく、他人
 の学びのドラマのなかでも役を演じるために、この世にやって来ているという
 ことです。

・互いに大きな役割を演じ合うことは究極の慈しみにほかなりません。

●魂がどのようにして、ある人生で一体となるべき人物を選ぶのかを見てきまし
 たが、一体になったからといって、完全にその肉体をコントロールできるわけ
 ではありません。魂が肉体の衝動に取り付かれたり、人生の感情の浮き沈みに
 流されていると、この表面的な自己によって魂が堕落してしまうこともありま
 す。

●現世での行動の特徴にのみ基づいて性急に魂の成熟度を測ることは危険です。
 次の人生のために現在の人生では、エネルギーを温存していることもあるかも
 しれません。ある深い理由から、実際には進歩している魂が否定的な性格を選
 ぶこともあるかもしれません。

●進歩した魂は知性が高い人間の頭脳に惹かれやすいのでしょうか?私の被験者
 たちの学問や研究の分野での実績を見る限り、未熟な魂は知性的な能力の低い
 肉体にひかれやすい、という以上の相関関係を見出すことはできません。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’13

2007-05-27 09:51:47 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十二章 生の選択

●いったんスピリットの世界に戻ってしまうと、魂は、自己認識と、親しい交わ
 りと、慈愛の世界から離れて、攻撃的で、競争に明け暮れる人間たちがかもし
 だす先の見えない恐れに満ちた惑星環境へとたとえ一時的にでも戻っていかな
 ければならないことに不安を覚えます。

●とはいえ、魂が再びスピリットの世界の聖域を離れて、この世への旅に出発し
 なけらばならない時がやってきます。その時、魂は三つの基本的な決断に基づ
 き、はっきりとした目的のある行動を起こさなくてはなりません。

・自分には新たな肉体を伴う生の準備ができているか?
・学習と成長を進める上で、特定のどのようなレッスンを受けたら良いか?
・目標が達成する最良の機会を得るには、次の生で、どこに行き、だれに宿るべ
 きか?

●ある被験者の転生の履歴を調べたところ、転生の間隔は、旧石器時代では、数
 百年から数千年、新石器時代になると、さらに短くなり、紀元1000-1500年頃
 には、被験者たちは平均して二世紀に一度となります。1900年代になると一世
 紀に一度以上の転生が普通になりました。転生感覚が短くなってきていること
 に関しては、直近転生の記憶の鮮明さなども考えられますが、人口の急激な増
 加が基本的原因であるとも考えられます。
 
●魂が再び転生することを決意すると、この世に戻るプロセスの次の段階として
 人生を選択する場所に連れて行かれます。そこでまず最初に、未来のある時代
 の特定の環境に自分が適応できるかどうかを見極めるための機会を与えられま
 す。次にこれらの場所に住んでいる人たちに注意が向けられます。ここでは、
 魂は事実上一人きりになって、見えないガイドに見守られながら、新たな人生
 の選択肢をあれこれと評価します。

●ほとんどの被験者が、人生の選択の場について話すことを好み、彼らは驚くほ
 ど似たような説明をします。それは魂がいろいろな状況のなかで異なった役割
 を演じている、未来の自分自身を見ることができる映画館のようなものだと言
 う人もいます。人生の選択の場を出るときまでに、魂は自分のために一つのシ
 ナリオを選んでいます。それは新しい人生の本番の前に最後のリハーサルを行
 うようなものです。

●過去世の経験が現在の自己発見を阻害しないよう、現在の生に生まれるときに
 記憶喪失が課せられるのと同じように魂が未来の人生を吟味するときにも同じ
 条件が存在しています。しかしながら無意識の心が個々の人生の霊的な青写真
 や、その記憶を持っています。その上での自由意志の行使こそが輪廻転生の目
 的なのです。私たちは自分自身の運命の主人公なのです。

●人生の選択の場で、魂を支援する専門職にたずさわるような魂の数は、それほ
 ど多くはないように見えます。彼らは被験者たちにぼんやりとした影のように
 しか見えませんが、そこには長老の評議会のメンバーやガイドたちがかかわっ
 ていると多くの人たちが信じています。

●人類の歴史の初期の頃には、全世界の居住地に転生してきたようですが、村落
 が出現し、古代文明の中心地が栄えるようになると、同じ地域に戻っていくこ
 とが多くなったと、私の被験者たちは報告しています。また、長年慣れしたし
 んだ文化だけでなく、魂には砂漠、山々、海岸に惹かれる傾向があったり、田
 園生活、都市生活への憧れもあります。


●魂が若死にする人生を選ぶとき、彼らはたいていそれを人生の選択の場ですで
 に見ています。魂は不慮の死を遂げる肉体を、基本的には、あらかじめ自分の
 意志で選んでいることがわかりました。魂にはちゃんとした動機があってそれ
 らの出来事にかかわっています。

●選択のプロセスではしばしば、出来事、人種、文化、地理的な場所などが先に
 来るようですが、これらのことが魂の来世の選択にとって、もっとも重要なこ
 とというわけではありません。魂にとって転生で一番重要なのは、最終的にど
 んな肉体を選ぶかということ、特定の人間の頭脳を利用し、何を学びうるかと
 いうことです。

自意識は犬に食わせろ

2007-05-23 15:37:53 | スピリチュアル・日常
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」
―退行催眠中間域全記録’の要約も、あと4章。ここまで
やったんだから、何とかやり遂げましょう。ふ~^^;


5/21新聞の夕刊に五木寛之さんの対談が載っていました。

○多彩な活動について
・エッセーを書いたり、講演をしたりすることは作家の余技
 ではなく、ラジオでしゃべることや雑誌のグラビアに登場
 することさえも、すべて表現として等価だと考えてきまし
 た。
 何を伝えるかという目的のために、乗る舟を選んでいるだ
 け。それに有史以前から、思想を伝えるためには語るのが
 本道でした。多様な表現の可能性を今は強く信じているん
 です。

○多彩な表現で何を伝えたいか
・私の考えでは、作家は憑代(よりしろ)に過ぎない。自分
 がからっぽになって、もっと深く大きなものにつながるこ
 とが表現でしょう。
 作家という存在はシャーマンと同じで、自分の声を聴かせ
 るのではなく、見えないところから聞こえてくる声を自分
 を媒体にして伝えるものです。デラシネ(根なし草)とし
 て生き、かつては’自意識なんてものは犬に食わせろ’と
 言っていました。
 親鸞のことばを借りれば’我がはからいにあらず’という
 ことですかね。

多彩な活動については、江原さんを思い浮かべてしまいますね。
江原さんブームのおかげで、日本心霊科学協会へ行く若い方も
とても増えているようです。より多くの人たちが、自分探しの
旅に出て、真理に辿り着ければいいですね。

それにしても、この五木さんの考え方は、まさにスピリチュア
リズムですね。作家にしても、芸術家にしても、天からの
インスピレーションを受け、それをこの世で表現していくの
ですが、それを自分が行ったという自意識は捨て、天からの
ものを伝える媒体なのだとする考え方は、シルバーバーチの
’神様の道具になる’と同じ考え方です。

魂の琴線に触れた対談でした。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’12

2007-05-21 23:23:22 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十一章 進歩した魂

●レベルⅤまで成熟している人は、人生設計の葛藤を解消するために退行療法の
 セラピストを探したりしません。ほとんどの場合、この世に転生したレベルⅤ
 の人たちはガイドなのです。

●彼らは自分自身のことよりも、他の人々の人生を向上させることができたとき
 にのみ、深い満足感を覚えるのです。どんな職業や地位のなかにも彼らは見つ
 かりますが、人々を助けたり、なんらかのかたちで世の中の不正と闘う仕事に
 ついている人が多いようです。

●何人かの進歩した被験者たちは、若い魂に適した宿主を見つけること専門にす
 る高度に進歩した魂たちが、百万年以上にもわたって地球の生命を見守ってき
 たと言っています。しかしながら、儀式的な芸術や埋葬の習慣などがネアンデ
 ルタール人以前に地球上に存在したという人類学上の証拠は見つかっていませ 
 ん。

●私の被験者のなかには現代の地理では特定できない地球の古代の陸地(アトラ
 ンティス大陸?)に住んでいたと証言する者もいます。

●本来ならスピリットの世界にとどまっているのに、地球の生に戻ってきつづけ
 る進歩した魂は、賢者と呼ばれ、彼らはあまり都市を好まず、人があまりいな
 い場所にいます。彼らは世捨て人ではなく、権力者たちの意のままに操られて
 いる、ありふれた人たちと一緒にいる事を好んでいるのです。

●進歩した魂が本格的にガイドとしての役割を担うようになると、これらの存在
 は一度に二つの仕事をこなさなければならなくなります。(回数は減るものの
 )転生を続けながらまだ終っていない自分の問題に決着をつけなければなりま
 せんし、肉体をもたない状態では他人の手助けをしなければなりません。

●この世であれスピリットの世界であれ、魂のアイデンティティの自己実現が目
 的ですが、成就とは、利己的な目的のために自己を育てることではなくて、人
 生で他人と統合されるのを許すことです。そこには性格や向上心も反映されま
 す。これは倫理的な行いなのです。

●霊的な教師がスピリットの世界からこの世にいる仲間たちに慰めを助言したり
 助言を与える方法について・・・この世にいる受け手のものは、心を落ち着け
 て、周囲のことから注意をそらし、静かになって、自分の中に入り、内なる声
 に耳を傾けるのです。彼らが内面の意識を広げてくれないかぎり、私は重要な
 考えに働きかけることはできないのです。受容的になるには、自分を苦しめて
 いるものの外側に出なければなりません。私が彼らに安らぎをもたらす考えを
 吹き込むと、それを彼らはインスピレーションだと感じるのです。

●創造のトレーニングについて・・・魂が生命を創造するには、細胞を分割して
 そこにDNA情報を組み込まなければならないが、それはエネルギーの粒子を
 原形質に組み込むことによってなされ、太陽のエネルギーに適応させます。物
 質的な世界や全宇宙をつくる熱核反応は、源泉・・・いにしえの者たちの集中
 したエネルギーが起こします。

●かつて所属した惑星のことを話すことのできる、あるいは進んで話してくれる
 被験者たちから集めた情報によると、魂は適当な知性的な生命体が住むあらゆ
 る世界へと送られます。彼らはその特定の世界に愛着をもつようになって、何
 生も繰り返しそこに戻っていったそうです。地球に転生してくる魂たちも同じ
 です。また、魂は地球に来る前にしばしば人間ほど知性的ではない生き物の身
 体に入るということですが、いったん人間の身体に入ったら、その魂が再び、
 精神的な進化の階梯を下った身体に入ることはありません。

●源泉そのものがすでに完璧であるのに、自分よりも不完全な知性をさらに生み
 出す必要性がなぜあるのか・・・源泉はそれ自身を成就するために創造するの
 です。私たちを誕生させることで自分自身を表現しようとしているのです。
 (生命振動は、高みを目指して活動する過程のことなのでしょうか?不完全な
 魂とその魂が宿る不完全な生命体が右往左往しながら、たどり着こうとする場
 所へと向かう動機こそが世界を作り出しているのかもしれませんね。birch99)

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’11

2007-05-09 23:36:33 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第十章 成長する魂

●魂がレベルⅡを超えて中程度の進歩の段階に進むと、グループとしての活動は
 著しく減っていきます。これは初歩的な魂が経験する孤立した状態に戻るとい
 うことではありません。中程度のレベルに達した魂は自立した活動ができる成
 熟と経験を身に付けて、本来のグループとのかかわりは少なくなります。これ
 らの魂はこの世に生まれる回数も減っていきます。

●レベルⅢとⅣに入ってようやくさらに重要な責任を担う準備がととのってきま
 す。いまやガイドとの関係は、教師と学生のそれから、いっしょに仕事をする
 同僚の関係へと変わっていくのです。

●この世にあるより進歩した魂たちは、宇宙の生命の計画について、注目すべき
 深い理解を有しています。私は彼らからできるかぎりのことを学びたいのです
 。

●魂が進歩するためにはこの世に何百回となく生まれ変わってこなけらばならな
 いわけではありません。この世に初めて現れたのが七万年前の、今やレベルⅣ
 に近づいている魂もあれば、たった四千年のうちにレベルⅢの気づきまで到達
 した被験者を見ています。

●ガイドは自分の考えを完全に読まれないようにフィルターをかけることができ
 ます。何でも解ってしまうスピリットの世界において、魂たちの成長を阻害す
 るような情報など、知る必要のないことを悟られないようにすることができる
 ようです。

●誰もが教師に向いているわけではありませんが、向いていないから青いオーラ
 の進歩した魂になれないというわけではないのです。ガイドも、他のだれとも
 同じように、それぞれに能力や才能の違いがあって、彼らなりの欠点も抱えて
 います。それぞれに学習のアプローチは違っても、最終的には、全員が同じ霊
 的な高潔さを獲得するのです。

●その人生の困難さは、その境遇が’自分にとって’どれほどのチャレンジとな
 るかによって決まるのです。’他人にとって’ではなくて。

●被験者に過去世退行療法を施している私の同僚のほとんどが、時間は重複しう 
 るものだということをこの世の二箇所に同時に生きている人たちから聞いてい
 ます。ときおり、三つかそれ以上の平行した人生を送っている魂もいます。魂
 はスピリットの世界にその一部を残したまま、この世の二つかそれ以上の肉体
 に宿ることができるのです。複数の人生を同時に生きたら、それだけ長いあい
 だ転生しないで反省の期間を楽しむこともでき、その間スピリットの世界に残
 った魂の一部は、ほとんど眠っていて残りのエネルギーが再び戻ってくるのを
 舞っているそうです。

◆この世への生まれ変りや、魂のグループ内での相互の交わりや、ガイドになる
 ための学習などで忙しくないときにスピリットの世界でどうな活動をしている
 のか・・・ある被験者は、’自我のない世界’’全知の世界’’創造と非想像
 の世界’’時間が変容された世界’の四つを知っていると答えています。

・自我のない世界
 新しく作られた魂がそこで自分について学ぶ世界。いったん与えられたら、自
 我は自分自身と与え手との契約になる。

 ガイドの助けを得て、地球以外の惑星の宿主を選ぶこともあるらしい。地球は
 過酷な場所とみなされ、地球を選ぶものたちは’冒険的な魂’と呼ばれている。

 はからずも進歩を妨げる深刻な障害を育んだ魂は、肯定的なエネルギーの回復
 力によって常態に戻される。
 
・全知の世界
 まだ若い魂はこの世界に行くことはできない。
 そこは黙想をするための場所・・・計画したり構想を練ったりするための究極
 の精神的な世界です。
 すべての思考が最終的に行き着くところのようです。

・時間が変容された世界
 この領域はそれぞれの魂にとって、自分の物質的な世界に相当します。
 自分が転生したことがある、それぞれ地理的にも異なるシュミレートされた惑
 星で学ぶのです。特定の出来事を学ぶために時間の順序が変えられる世界です。
 ここで判断力の学習をして全知の世界への準備をするのです。

 なにか自の望むことを考えるとそれが起こります。自分が手助けされているこ
 とはわかっています。私たちは過去の経験で知っているなんにでもなることが
 できるのです。自分の感受性を磨くために、実体のや質感のない無定形のもの
 になり、たとえば慈悲心のような特定の感情に完全に一体化することもできる
 そうです。

・創造と非創造の世界
 創造することと、たんに魂であることの自由を楽しむ三次元的な物質の世界。
 地球と関わっている者たちが来る地球Ⅱ。そこは、争いや、喧嘩や、競争と
 いうものがないバカンスのリゾートのようなところ。ここで創造の実験をし
 、その展開を見ることができます。自分のエネルギーから物質的な存在を
 創造できる実験室にいるようなものです。
 基本的な元素に自分のエネルギーで衝撃を加えると変化する。教師から与え
 られた材料を元に自分から放出されるエネルギーの流れをコントロールする
 。

 スピリットの世界は巨大なピラミッド構造をしているのではありません。私た
 ちはみんな、存在界を水平に延びる線路の上を走る宇宙的な列車の一部だと考
 えてみたらどうでしょう。

●私が確認できるかぎりでは、魂はレベルⅢにしっかりと定着するようになると
 、個人的に創造力の練習をすることを求められます。無生物からはじめてだん
 だんと生物をつくれるようになり、長い、ゆっくりとしたプロセスを経て、単
 純なものから複雑なものへと進歩していきます。レベルⅤに近づくにつれてよ 
 うやく、’自分は生物の進歩に実際に貢献できるかもしない’と感じられるよ
 うになる、と私の被験者は言っています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(だんだん、SFの世界のようになってきましたね。このあたりの事柄は、マイヤ
 -ズ通信の色彩界に似ています。言葉で伝えるには難しい領域のようです。
 birch99)

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’10

2007-05-09 19:02:56 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。

第九章 若い魂

●初歩的な魂には二つのタイプがあります。一方は、スピリットの世界から存在
 界に出てまだ間もないという意味でほんとうに若い魂と、もう一方では、この
 世の相対的な時間に長いあいだ転生してきていますが、いまだに未熟な状態に
 とどまっている魂です。レベルⅠとⅡにはこの両方のタイプの魂が含まれます
 。

●私が扱ったケースの魂のレベルの比率は、
 レベルⅠ:42%
 レベルⅡ:31%
 レベルⅢ:17%
 レベルⅣ:9%
 レベルⅤ:1%
 わずかなサンプルを使って、これらの数字を世界の50億人に当てはめたとして
 も正確さは望めないでしょう。私の被験者は人生で救いを求めて藁にもすがる
 気持ちで私のところにやって来た人たちかもしれませんし。しかしながら、世
 界中にこれほど多くの異文化間の誤解や暴力があるのを見るにつけ、この世に
 は低いレベルの魂がたくさんいるという見方を変える気になれないのです。レ
 ベルⅤの魂はこの世に数百人しかいないかもしれない、と私は考えています。
 (しかしながら、被験者対象という性質上、低いレベルに偏っているような気
 もします。birch99)

●一日26万人の子供が生まれ、世界の人口が爆発的に増え続けている現在、多く
 の魂が必要とされ、それは、まだあまり進歩していない魂の予備軍に頼らなけ
 ればならないことを意味しています。(これは、魂の進歩には転生が必要不可
 欠という考え方が基本になっています。もし、現世を取り巻く霊的精神が、過
 去に無い程、飛躍的に進化するとしたら別の見方もできるでしょうし、ある程
 度レベルの高くなった魂の分霊が現れることも考えられるのではないでしょう
 か?birch99)

●スピリットの世界には新たに生まれてくる魂のための、産婦人科病棟のような
 ものがあるらしいことがわかりました。ビギナーの魂が孤立に近い状態で過ご
 した相対的な時間の長さとは無関係に、この世での五度目の生の最後に魂のグ
 ループを形成するようです。ここで特に重要だと思われるのが、グループの他
 の仲間たちもまた初めてグループに参加した若い魂であるということです。

●魂のグループはメンバーすべてが互いの性格的な特徴をよく理解しあい、互い
 を支え合うことができるように注意深く構成されています。この親密さはこの
 世で知られているものをはるかに超えています。これらのグループを監督する
 熟練したガイドから得られるのと同じほど多くのものがグループの仲間からも
 得られるのです。

●私は親密な魂のグループと人間家族の仕組みとのあいだには、いくつもの類似
 点があると考えています。この世に生まれた魂は人間の性格を通して自分自身
 を実現していくからです。しかしながら、私は魂のグループのなかに憎しみ、
 疑い、蔑みを見たことはありません。スピリットの世界のような慈愛に満ちた
 環境の中では、そしてメンバーが互いを操作したり秘密を隠蔽したりすること
 ができない魂のグループのなかでは、支配を求める権力闘争は起こりません。
 魂は互いに相手ではなく、自分を疑っています。

●この世の学校のクラスやセラピーのグループとは違って、スピリットの世界の
 教師=カウンセラーは、四六時中グループの活動のリーダー役を務めているの
 ではないことがわかりました。ガイドの指導力は独裁的というよりも、両親の
 それに近いようです。

●多くの魂のグループには、進歩を阻害する同様な問題を抱える、共通するアイ
 デンティティをもつ者たちのサブ・グループがあることがわかりました。しか
 し一方では、同じサポート・グループに、性格、感情、反応がそれぞれに違う
 者たちを集めるような配慮もなされています。

●自分のいたらぬ点や倫理的な軋轢は、この世よりもスピリットの世界において 
 はるかに重要な欠陥として認識されます。

●あらゆるレベルの魂が同じように行う、ある重要な活動があります。彼らはこ
 の世(または別の物質的な世界)に行っている自分が知っている、これまでに
 世話をしたことがある者たちを手助けするために、精神的に集中する時間をも
 つことを求められるのです。私が集めた情報によれば、彼らは投影の場とも呼
 ばれる空間に行きます。彼らはここで自分が選んだ地理的な場所に向けてエネ
 ルギーを投射するのです。これは’肯定的な波動エネルギーを維持しつつ、そ
 れを投射して保護区域つくる’ための精神的なエクセサイズだと聞いています
 。こうして魂は自分の思考の波に乗って、特定の人々、建物、一定の地域に到
 達し、慰めを与えたり変化を引き起こしたりするのです。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’9

2007-05-06 19:51:02 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第八章 霊的なガイド

●どんな被験者もトランス状態に入ると、必ずなんらかのかたちで自分のガイド
 に出会うことになります。多くの場合、被験者は顔や声を認識する以前に肉体
 のない人物の存在を感じます。こういった霊的な教師を認知した人々は暖かい
 、愛情に満ちた、創造的なパワーをよりいっそう身近に感じるようになります
 。

●上級レベル異常の能力を持つガイドはたいていスピリットの世界とこの世で一
 つのグループ全体を受け持っています。これらのガイドには彼らを補佐するそ
 の他の存在たちがいます。私が知る限り、魂のグループにはたいてい一人がそ
 れ以上の実習中のかなり新しい教師がいます。結果的に、人によっては手助け
 をしてくれるガイドが二人以上いることになります。

●私のセラピー・ワークの最大の目的は、被験者が自分のガイドが人生で果たす
 役割を意識的に正当に評価する手助けをすることです。

●私の被験者たちは、人生でどれだけ霊的なガイドに依存しているか、彼らを役
 立てているかを私に示してくれました。いつしか私は、神ではなくて、彼らこ
 そ私たちの存在に直接的な責任を負っている存在だ信じようになりました。こ
 れら経験豊かな教師達はこの世の時間にして何千年も私たちとともにあって、
 この世に生まれる以前の、この世に生きているときの、そして死んだ後の幾多
 の試練を支援してきたのです。

●ガイドはスピリットの世界でなんらかの秩序立ったやり方で私たちに割り当て
 られるように見えます。その教えのアプローチはその時々によって異なります
 。

●魂の進歩のレベルは別にしても、個人の学習への意欲の強さが一生のうちにど
 れだけ頻繁にガイドが現れるのか、どのような形で援助を受けるのかといった
 ことに少なからず影響しているのではないか、と私は考えています。

●情熱あふれる若いガイドは、レベルⅢが終わろうとする頃から教師としての訓
 練に参加することができるようになります。私たちは進歩の低い段階からこの
 世の人生で友人を助けたり、生と生のあいだに相談相手となってグループの仲
 間たちを支援したりします。おそらく初級や上級の教師の割り振りにはマスタ
 ーのガイドの意向が反映されるらしく、彼らは大学の評議会にも似た、より若
 いガイドたちを指導監督する理事会のようなものを構成しています。

●いまだに転生を続けるガイドもいます。しかし、私の被験者のなかにこの世に
 生きているレベルⅤの存在、マスターのガイドである人物はいませんでした。
 レベルⅤの人物の言うところでは、レベルⅥにはもはや学ぶべきこちはないと
 いうことです。

●ガイドという力強い存在が、私たちの運命のなかできわめて重要な役割を演じ
 ていることは確かですし、私は彼らを大いに尊敬してやみませんが、彼らが私
 の調査にあまり積極的に貢献してくれないこともまた事実です。それは、暗示
 に他視する心理的抵抗などをはるかに超えていて、ガイドの慎重さが反映され
 いるようです。(催眠により知られる情報が、被験者の魂にとっての成長を妨
 げるなど)

●ガイドたちは私たちに最良のものを求めているので、ときに私たちが多くの痛
 みにも耐えて一定の目標に到達するのを黙って見守っていなければならないの
 です。ガイドは私たちに、人生の機会を最大限に生かすのに必要な変化を起こ
 す準備ができないかぎり、私たちの進歩を支援することができないのです。

●レベルⅥよりも高いレベルの魂は、非常に暗い紫色のエネルギーをしているそ
 うです。スピリットの世界にはめったに姿を現しませんが、非常に崇敬を集め
 ているということです。

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’8

2007-05-06 09:08:59 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第七章 グループ分け

●このグループに関して、多くの基本的な学習をまだ済ませていない平均的な魂
 は、同じ学校にいくつものクラスがあるように、自分たちのグループは他のグ
 ループと分かれていると主張します。催眠下の人々が、’教師のガイドが指導
 するスピリットの世界の学校’という比喩をあまりにもよく使うので、私も同
 じたとえを頻繁に使うようになりました。

●魂はそれぞれのレベルのグループに振り分けられます。肉体が死んだあとで、
 魂がある程度の成熟に達しているか、または第四章で述べたその他の理由で隔
 離されるのでないかぎり、魂の我が家に帰還する旅は、仲間たちが集う特定の
 空間に着いた時点で終わります。グループを構成しているのは、ほとんど同じ
 気づきのレベルにある古くからの友人たちです。

●一つのグループには、3~25人の魂で構成されています。(平均15人)

●二次的なグループは規模が大きく、一つの池に無数の蓮の花が咲いているよう
 に、非常に多くのグループを含んでいます。二次的なグループである池の中に
 は数千の魂を内包します。二次的なグループ同士の交流は、あまり進歩してい
 ない魂どうしではほとんどないようです。

●同じグループのメンバーどうしはいつまでも親密な結びつきを保っています。
 グループが異なる魂どうしのかかわりは、この世の人生では周辺的な役割を演
 じるにすぎないようです。(かつては親友だったが、いまは同窓生など)

●多くの場合、個人の成長にもっとも大きな貢献をするのは、生涯の伴侶や、兄
 弟、姉妹、親友たちとの関係です。このような人たちが同じグループに属して
 いることが多いようです。前世の両親の魂と同じグループになることはあまり
 ないようです。

●スピリットの世界を制約のある場所として見ている者は一人もいません。超意
 識的な回想がはじまると、ほとんどの人が移動の自由や多様な学習レベルの魂
 が集うレクリエーションのための公共スペースについて報告します。

●トランス状態にある人たちは、自分の視点を意識的な心がこの世で見たり聞い
 たりした経験からかたちづくろうとする傾向があります。かなり多くの人たち
 がトランス状態から抜け出したあとにスピリットの世界にはあまりに多くの現
 象があって、この世の言葉では説明しつくすことができないと言います。

●魂の進歩はその魂の色で判断することができます。スピリットの世界そのもの
 が全般的に白いのは別として、私の被験者たちは、ほかの大多数の魂が多様な
 色合いの白に見えると報告しています。

 私は、個人のバイブレーションの波動パターンが魂のオーラに相当するのだと
 信じています。多くのケースから、進歩した魂は高速で運動するエネルギーの
 粒子を放ち、それは青い色をしていて、もっとも集中度が高くなると紫色にな
 ることがわかりました。この世の可視光線のスペクトルでは青紫がもっとも短
 い波長をもち、目に見えない紫外線がもっとも強いエネルギーをもっています
 。

*魂の発達レベルの分類モデル

 学習ステージ       色の範囲             ガイドの能力
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
レベルⅠ初級  白(明るく均質)                  なし
レベルⅡ中等下 白っぽい(赤みがかっているが最後には黄色みを帯びる なし
レベルⅢ中等  黄(純色で白っぽさはない)             なし
レベルⅣ中等上 暗い黄色(深い黄金色で最後には青みがかる)     初級
レベルⅤ高等  明るい青(黄色みはなく最後には紫がかる)      上級
レベルⅥ最高  暗い青紫色(輝く光に包まれる)          マスター

●私が提示する魂の発達レベルの分類は、社会的にも知性的にもエリート主義を
 排除するものです。高度に進歩した魂はこの世ではつつましい境遇に見出され
 ることが多いのです。これと同じ理由から、人間社会で影響力のある特権階級
 の人間が必ずしも成熟した魂の至福を体現しているわけではありません。

///////////////////////////////////////////////////////////////////////////
◆魂の分類システムの基本的な原則の要約

●魂の誕生の時期に関係なく初歩的な段階が終わると、すべての初歩的な魂は、
 自分の理解のレベルの魂たちのグループに割り振られます。

●いったん新たな魂の支援グループがつくられると、将来的に新メンバーが加え
 られることはありません。

●似たような魂を集めるためにきちんとした選抜の手続きがあるようです。自我
 、認識力、表現力、欲求などすべての類似性が考慮されます。

●グループの大小に関係なく、魂の集団どうしがエネルギーを混じり合わせるこ
 とはほとんどありませんが、個々の魂は、基本的・二次的なグループの境界を
 超えて互いとコミュニケートすることもできます。

●レベルⅠとⅡの基本グループは、学習の必要からもっと小さなサブ・グループ
 に分けられることもありますが、グループの全体的なまとまりから切り離され
 ることはありません。

●学習の進度は同じグループのメンバーでも違います。ある魂がグループ内の他
 の魂より早く進歩することがあっても、その学生がカリキュラムのすべての分
 野で有能かつ優れているとは必ずしも言えません。平均的な学習レベルでは、
 特別な才能(ヒーリング、教育、創作など)を示す魂は、元の基本的なグルー
 プにとどまりながらも、さらに進んだ学習のために特別なグループに加わるこ
 とが許されます。

●魂の要求、動機、実行能力があらゆる自己開発の分野において完全にレベルⅢ
 に達したと判断された時点で、彼らはゆるやかな’自主学習’のグループに組
 み込まれます。通例、以前のガイドは一人のマスターの教師を通じて彼らを見
 守りつづけます。このようにして、多くの基本的なグループからレベルⅢへと
 完全に進級した一群の魂たちが、一つかそれ以上の二次的なグループのなかで
 まとめられるのです。

●レベルⅣに近づくと、魂はグループの活動から離れてさらに自立の機会を与え
 られます。魂が進歩するにつれてグループは小さくなていきますが、本来のグ
 ループの仲間たちとの親密なつながりが失われることはありません。

●霊的なガイドは、グループの特色に合わせて、幅広い教えの手法や教育上の人
 物イメージを使い分けます。
 

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’7

2007-05-02 20:19:37 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第六章 移行

●最初のガイドとの話し合いが終わると、オリエンテーションの場を去って、最
 終的にすべての魂は、私が’終結地’と呼ぶスピリットの世界の中央区域へと
 到着します。そこは、多くの人たちが集まってきてそれぞれの目的地へ出発し
 ていく、国際空港のターミナルを想像させます。若い魂はガイドに伴われ、他
 の魂は見えない力に導かれ、この終結地へと引き寄せられ、さらにその先の仲
 間たちが待つ場所へと向かいます。被験者たちはここに入って出て行くルート
 は自分にとって一つしかないと考えています。
 
●終結地の広がりで目にする群れ集う魂たちは、さながら鮮やかな光を放ちなが
 らそれぞれ違った方向へと進んでいく無数の星星のようにも見えます。

●この帰還の旅の中継地点で、魂はその先で自分を待っている他の魂たちとの出
 会いに期待を抱きます。互いに接触を求める魂たちは、特に移動中には、望む
 相手を思うだけでコンタクトをとることができます。二つのエネルギー的な存
 在が実際に互いに接近するとさらにダイレクトなつながりをもつことができま
 す。

●終結地の壮大な眺めから最後に到達する所属するグループの場面まで、被験者
 によってそれぞれに解釈が違ってきます。

●帰還からグループへの復帰までの記憶を思い出しているとき、被験者はときに
 大事な人物がそこに光として存在していなかったり、テレパシー的に彼らと交
 感できなかったりするために不安を訴えることがあります。

 それはいま終えたばかりの人生の両親や配偶者であることが多いようです。移
 行のステージの最後になると、たいていその理由が明らかになってきます。し
 ばしばそれは、その両親や配偶者の魂がいま肉体に宿っているかどうかとかか
 わりがあるのです。

 帰還するグループの仲間たちは、明滅するまばゆう光として一つの集団を作っ
 ていますが、その仲間の中で、現在一つまたはそれ以上の肉体に宿っている魂
 が発する光は薄暗いようで、戻ってきた者の歓迎に積極的に参加できないそう
 です。(これは、両親や配偶者は、同じグループの仲間たちと認識している上
 でのことである。両親や配偶者が、別のグループの場合も当然あると思われる
 birch99)

’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’6

2007-05-02 19:45:39 | ◆退行催眠・中間域の記録
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」
と「生」の間に起こること、全記録 (単行本(ソフトカバー)) ヴォイス2000/08
マイケル ニュートン (著), Michael Neuton (原著), 沢西 康史 (翻訳)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
内容(「BOOK」データベースより)
「生まれかわるまでに起こること」の驚愕の詳細。それは、ヒトの人生を深く癒
し「なんのために生きるのか」の答えとなる!ニュートン博士の退行催眠29セッ
ション全記録。


第五章 オリエンテーション

 スピリットの世界の入り口で出会った存在たちが去っていたあと、私たちは癒
 しの空間へと連れて行かれます。その後、魂が霊的な環境に再適応するための
 指導が行われる場所へ行き、たいてい私たちは自分のガイドから審査を受ける
 のです。

◆癒しの場所
 そこで行われる活動に関して、それぞれの被験者の説明の内容は驚くほど似か
 よっていて、応接室、旅の宿、途中停止地などといった名前で呼ばれますが、
 もっとも一般的なのが’癒しの場所’です。私は、この癒しのために立ち寄る
 場所は、この世という戦場から戻ってきた傷ついた魂のための、いわば野戦病
 院のようなものではないかと思います。

◆オリエンテーション
 癒しの場所で癒された魂は、自分のガイドと突っ込んだ話し合いをすることに
 なります。いま終えたばかりの人生についてガイドに報告するわけですが、テ
 レパシー的なこの世界では嘘やごまかしはありえません。多くの魂がオリエン
 テーションは部屋で行われると報告しています。

●もっと進歩した被験者の10%にあたる魂は、オリエンテーションを必要としな
 いようですが、誰もが今回の人生の報告をしなければなりません。それぞれの
 個人が人生の役割をどのように理解しそれを果たしたのか、その達成度が判断
 されるのです。

●同性愛問題>私の被験者の75%もの確率で一方の性の肉体を選んで転生してい
 ます。このパターンは、男性と女性を交互に選ぶことで、一定のバランスを維
 持している進歩した魂を除けば、すべての存在にあてはまります。ゲイになる
 人の場合、生まれる前にこのような生き方を選び、たいていカルマ的な必要に
 までたどり着くことが多いようです。

●記憶喪失>現世では、前世の存在を意識的に思い出せないわけですが、それは
 過去のすべてを白紙の状態にし、新しい人生において、同じ問題を別のアプロ
 ーチで試してみたりして真正面から取り組まなければならないからです。昔の
 記憶がなかったら・・・過去の恨みを晴らし・・・自分がこうむった苦しみに
 仕返ししようとしないから・・・時間をむだにすることものない・・・。

●被験者が簡単には催眠状態に入れないとき、あるいは彼らがトランス状態でご
 くおおざっぱな内容しか思い出せないとき、そのような障害にはなんらかの原
 因があるようです。そういった人たちには過去の記憶がないというのではなく
 、彼らはそれらを白日のもとにさらす準備ができていないのです。

●自分自身にも周囲の人たちにも有益な豊かな人生を送ったあとでは、魂はスピ
 りっとの世界に熱烈な喜びとともに戻っていくことを知りました。しかしなが
 ら過去の人生をむだにした経験をもつ被験者たちの言うところでは、特にまだ
 若いうちに自殺してしまった魂は、かなりの落胆の気持ちを抱いて戻っていく
 ということです。

●被験者のオリエンテーションの場面が混乱したものになるとき、その根本的な
 原因が、魂が過去の多くの記憶をいきなり取り戻すときの唐突さにあることが
 わかりました。

●ガイドとのオリエンテーションで準備が整った魂は、次に優れた存在たちの評
 議会の席に出ることになります。この評議会はふつう三人から七人のメンバー
 で構成され、魂は自分が所属する場所に戻ったあとに彼らの前に出ることにな
 っています。

●カルマの支払いは、未来の生でなされなけらばならない。聞いたところでは、
 人間の脳の中に倫理的な善悪の観念が存在しているわけではないので、’良
 心については魂が責任を負わなければならない’といつもスピリットの世界
 のマスターたちは言っているということです。とは言うものの、スピリット
 の世界には圧倒的な許しのエネルギーが満ち満ちています。