「霊学概論」は、東京スピリチュアリズム・ラボラトリー会員によるブログ、
「スピリチュアリズム・ブログ」の高森光季氏の「霊学概論」投稿をまとめたものです。
スピリチュアリズムの歴史、スピリチュアリズム周辺、キリスト教、神道、仏教・・・と
非常に濃い内容です。是非、お読みください。
霊学概論
東京スピリチュアリズム・ラボラトリー
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スピリチュアリズムの歴史、スピリチュアリズム周辺、キリスト教、神道、仏教・・・と
非常に濃い内容です。是非、お読みください。
東京スピリチュアリズム・ラボラトリー
以前に
を投稿して、読んだつもりになっていたのですが、よくよく考えてみたら読んでなかったのでありました^^;
で、本を読んで、DVDも観てみました。
この体験は、「特別な種類の臨死体験」です。
脳が機能を停止していたせいか、臨死体験中に、人生を振り返ったり、関わりのあった人に出会ったり、
自分の行為の良し悪しを見たりなどはせずに、「世俗記憶喪失状態」での霊的臨死体験であるわけです。
高次の世界へ入る段階的プロセスにおいては、この世での愛着や執着を捨てなくてはならないが、
「世俗記憶喪失状態」だったために、純粋(私心・エゴの無い状態、本心の状態)にあちらでの体験が
されたように思われます。
息子さんのアドバイスにより、臨死体験などの本を読む前(先入観を入れる前)に、まず自分の臨死体験を
記録に残した上で、他の臨死体験の事例などに照らしています。
体験者に共通の心情かもしれませんが、以下の記述が心に響きました。
「(生還後の教会にて)以前には何も感じていなかった目に入るもののすべてが美を謳いあげ、
音楽を奏でて、記憶を鮮明に呼び戻した。聖歌の低音のリズムは、貧寒としたミミズの目の世界を
思い出させた。ステンドグラスの雲と天使たちを見れば、ゲートウェイのうっとりとする光景が思わされ、
パンをさいて弟子たちに渡すイエス・キリストの絵には、コアで神聖な交わりを想起させられた。
あちら側の尽きることのない無条件の愛がありありと思い出され、私は身体を震わせた。」
また、この世界を生きている間の心情の中では、
「ユーモア(人を笑わせるための言葉 や行動)、ペーソス(物悲しい情緒、哀愁、悲哀感)、
アイロニー(反語、逆説)は、慰めとして機能しているだけでない。慰めであると同時に、ほんの短い一瞬
ではあっても、存在の本質を認識させてくれてもいる。」
という表現も、臨死体験からの解釈のようにも思います。
昏睡から目覚め、あの世とこの世のつながりの為に、最も役立ったのは、モンロー研の瞑想法だったと
語っています。
最後に解説(他界の証拠 by 京都大学教授・カール・ベッカー)から・・・・メモ的に。
●レイモンド・ムーディ・・・アレグザンダー医師の臨死体験は、この現象を研究してきた40年あまりの中で、
最も驚異的な話だった。
●しっかりとした他界観を持っている方が、燃え尽きずに介護をやり続けられる?
●日本人は古くから臨終体験のことをどの民族よりも記録し大事にしてきた。奈良時代以前・・遺体を数日の間
安置する「モガリ」という慣習の間に蘇って、あの世の話を語るケースが記録されている。(「往生要集」
「日本往生極楽記」「扶桑略記」「元享釈書」「往生伝」など)1000年に渡る臨終の記録の中には、死んでも
意識があり、後で確認できる情報を得ている、というものも多々ある。