スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

食べない、死なない、争わない1

2015-09-23 19:20:37 | ◆人間だもの・この世の中で

さて、この不食や少食・断食に関する本を読んでいるなかで、「食べない人たち」の本に登場する

稲葉 耶季さんの書かれた「食べない、死なない、争わない」の本を読みました。

食べない、死なない、争わない (人生はすべて思いどおり--伝説の元裁判官の生きる知恵)

2015/4/15 稲葉 耶季 (著)

内容紹介
食べないから健康、死なないから幸福、争わないから平和。
ベストセラー『食べない人たち』に登場する「不思議なI先生」こと稲葉耶季が遂にベールを脱いだ!
渋谷は公園通りの東京山手教会に生まれ、裁判所で判事を務めるかたわら、ヒマラヤで学校づくりに奔走し、
現在は尼僧−−−−本能のままに行動して、すべてを実現させる生き方を余すところなく紹介した一冊。
「いまを生きる16の知恵」を収載。 amazonより

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すごい本でした!!!!!

主に不食について書かれている本なのだろうなと思ったら、第一章が「食べない人達のメカニズム」、
第二章が「生まれ変わりと魂について」、第三章が「戦争に関しての達観的考察」、付章として、
「いまを生きる16の知恵」が書かれています。

「食べない、死なない、争わない」・・・この本の中から要点をまとめてみます。このブログは
スピリチュアリズム関連のものですので、その観点からの偏った要点抜粋であり、私的な意見も含みます。
 
 
第一章 食べない
 
断食と不食とは、ある意味ではまったくの逆。修行の目的で食欲をがまんし、つらい思いで行う、
断食に対し、不食は楽しく快適・・・・体の準備ができたときにやめるきっかけに出合う。
 
「食べもの」に対して、採食は身体に良いとか、肉食問題(ご自分のきっかけは食べ物になる
生き物の苦しみに思い至ったと語ってられますが)を取り上げて、強制するような表現ではなく、
「体の準備ができたとき」とし、不食もむやみに人に勧めるつもりはないと書かれておられます。
第二章にも第三章にも、この本を通して、魂(この本では「本質」と表現されています)の成長
の度合いが人それぞれ違うのだから(けして見下しているのではなく、誰もがかつて通ってきた
道なのだから)という思いが根底に貫かれています。
 
・肉や魚や卵をやめたらお腹を壊さなくなった。
・玄米ごはんほど美味しいものは他にない。
・西洋医学を避け、食事とホメオパシーで健康を保つ。
・ウシを養う穀物で10倍の人が養える。
 
・不食のメカニズム~腸内細菌、プラーナ、空気
 
・食べない人ほど眠らなくてすむ
 睡眠の意義として、脳の休息や記憶の定着などがあるが、実際には「食べ物の消化のために
 寝なければならない」という面が大きいようです。
 
・不食で飢餓をなくせるか
 不食に至る人は、食べ物以外で心身が満たされるという前提がある。その前提がないなか、
 飢餓で苦しむ人たちに不食を広めるのは困難だろう。食べないこと自体より、食べない恐怖の
 ほうが体を蝕む。
 
現代栄養学、基礎代謝量の論理では、不食の現象を説明することはできない。仮に不食の人たち
を無視するとしても、この論理では、草だけを食べて生きている、筋肉隆々なゾウや牛などの
草食動物の説明もできない。
 
人が三食食べるようになったのは長い人類の歴史の中で、ごく最近の事で、さらに飽食の時代は
ごくごく最近の事。なので、人の体はそのような作りになっていない。要するに近代の食物摂取は
過剰なのではないか。西洋栄養学からは考えられない、ほとんど食べなくても元気に暮らしている
人たちがいるという事実。一日青汁一杯で暮らしている森さん、ほとんどイモだけしか食べないのに
筋骨隆々なパプア高地人、ジャムパンしか食べないのに健康な青年・・・・。偏った食物摂取の人、
少食の人も腸内細菌で自分で足りない栄養素を作り出しているらしい。しかし、当然、急激に
食物摂取の仕方が変われば、腸内環境が整っておらず、栄養失調に陥るだろう。
 
全く食物を摂取しないでも生きている人たちがいる。これはどう説明できるのか?
プラーナ(宇宙エネルギー、生命エネルギー、太陽エネルギー、光のエネルギー、気とも呼ばれる)
を取り込んでいるとするのならば、普通の人たちは、プラーナを取り込んだ植物を草食動物が食べ、
その草食動物を肉食動物が食べるという連鎖によって、間接的にプラーナを得ている、とも考えられる。
まったく食べずに生きていられる人は、このプラーナを直接的に受け取っている、とも考えられる。
 
不食のメカニズムとして、プラーナを持ち出さない場合の仮説として、普通に食事をする人にとって
は、重要なのは約2割の酸素であるが、約8割を占める窒素と他の元素を栄養源として使っているとも
考えられる。(窒素はタンパク質の主要成分)水分もとらない不食者は、空気中の水分も活用している
のか。
 
ならば、なぜ栄養失調や餓死が起きるのか?腸内環境が整う、整わないという事もあるだろうけれど、
お腹が空くと耐えられない、食べないと生きられないという固定観念、先入観、思い込み、刷り込みが
人のメンタル面に作用して、肉体にまで影響を及ぼし、自らが細胞を不活性させているのではないか?
本によると、不食に至る人は、「食べ物以外で心身が満たされる」という前提が必要とも書かれています。
いずれにしても精神面での解放と充足というある程度、霊魂不滅も含む、高みの境地に達する事が
必要なのかもしれません。
 
つづく

不食について

2015-09-18 10:08:41 | ◆人間だもの・この世の中で

若い頃、自律神経失調症になった時に、いろいろ調べ、断食が短期間で大きな効果を上げる、

との情報を入手しました。そして10日間、水だけ摂取する断食を行いました。確かに効果があり、

良い結果を得ることができました。

リンク先参照>>>>>> 断食

 

その後、実母が難病になり、西洋医学ではサジを投げられ、余命宣告を受けます。どうにかしたい

との思いから、東洋医学を調べだしました。主に宝島社の「気で治る本」を参考に、野口整体や

触手療法、また、鉱泉水やエドガーケイシー療法などを試しました。(いろいろと試し、少しは延命

されたようにも思いますが、残念ながら根治することはできませんでした。)

 
その中に西式甲田少食療法の紹介もあって、青汁一杯で元気に過ごされている森美智代さんの事を
 
知りました。(もしかしたら、森美智代さんについては別の本だったかもしれません。)
 
その後、70年間飲食をしていないインドのヨギのプララド・ジャニさんが紹介されたり、「あるヨギの自叙伝」
 
に登場する断食50年の女性ヨギ(ギリバラさん)について知ったり、11年間、朝昼晩ジャムパン以外何も
 
食べない健康状態良好な少年や、筋骨隆々なのにほとんどイモしか食べないパプア高地人などの
 
情報も得ました。
 
 
現代西洋栄養学では考えられないことになるのでしょうけれど、実際に栄養失調にもならずに元気に
 
生きている人々がいる・・・・・腸内細菌がキーポイントのようで自分自身で不足している栄養素を作り
 
出し、補っているようなのです。(何も食べない人は空気中の窒素を変換??)、確かに腸内細菌の
 
種類や量は食事内容により、 半年もかければ変化するとも云われていますが、自分には縁のない
 
別世界の人々だと思っていました。
 
 
 
が、今年に入り、森美智代さんも共著されている「食べない人たち」を読んで、個人的に少食・不食が
 
さらに身近になりました。また、俳優の榎木孝明さんが30日間の不食を行い話題になりましたね。
 
更に親友が腸の調子が良くないのをきっかけに少食療法を始めたとの事。とても調子が良いそうです。
 
 
そんな周りの出来事や情報に感化され、私も無理のないところから、半日断食っぽい摂取を日常的に
 
始めました。といっても甲田療法で云う半日断食とは、夜食べ終わってから18時間食べずに過ごすと
 
いうもので、朝は野菜ジュースを飲んでも良いという、ナチュラルハイジーンを実行していた状態と
 
ほとんど変わらないのです(15~16時間空けるような感じですが)。ですので、すんなりと馴染んでます。
 
更に昼食の量を少しずつ減らしていこうかと思っています。
 
 
 
半日断食を行い出してから、メンタル的にも非常に良いように思うのです。お腹に意識がいくというか、
 
それが余計な思考を削ぎ落として、逆に活動的になれているような気がするのです。普通に考えれば、
 
お腹が空いて、ふにゃーとなっちゃうと思うのですが。ほとんど食べなくても生きていけるんだと知って
 
いるだけで下支えになるというか…不思議ですね。食べなければ生きていけない、食べなければ
 
チカラがでないという固定観念、先入観的な思考によって、心身の活動にブレーキをかけているの
 
かも知れません。夜もよく眠れています^^