スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠中間域全記録’7

2007-11-25 16:54:35 | ◆退行催眠・中間域の記録2
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
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死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠下で語られる魂の世界と
転生、数々の体験事例に基づくさらに詳細なケース・スタディ (単行本)
マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 三山 一 (翻訳)
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内容(「MARC」データベースより)
死後の世界は秩序正しく、魂はガイドに導かれ、転生をくり返す。私たちがこの
世で体験することもすべて、魂の「気づき」と「成長」のためのプログラムで
ある。死後はもちろん、今生きていることを納得するための知恵を解説。


○第七章 共同体力学

・ソウルメイト
●私たちは、誰もが人と化す前に、スピリットの世界という無形の領域で、他の魂と共に
成長をはじめました。魂の集団で発達してきたわけです。ですから、中間性での生活は、
他の魂と共感を寄せ合う関係が要となります。地球のような物理的現実に転生している間
に他の魂と共に生きるのも、こういう集団性の表現の一環です。現世に転生することで至
福の精神体験を遮るのも、精神世界の達人が私たちの意識を拡げるのに用いるひとつの手
段なのです。

●時空を超えて人生でもう一度再会しに来たソウルメイトの興味ある過去世のラブストー
リーは、これまで何回も聞いています。愛が悩みの種になったり、奪われたり、むごいも
のであったり、死を招いたものであったり、許しがたいものであったりなどの過去世で試
練を味わう事により、次の人生が用意され、ソウルメイトとしての絆が強まったりします
。このようにソウルメイトといると喜びも痛みもあるでしょうが、私たちはそのどちらか
らも教えを学び取ります。生きていて人間関係にまつわる深刻な事態が生ずる場合には、
必ず、その裏にカルマ関連の理由があるのです。

●人生で一時’間違った’人物といたからといって、その時間が無駄になるというわけで
はありません。そういう関係も予定されていたのでしょう。トランス状態に入ると、魂同
士の繋がりはかなり明らかになります。被験者の回りの配役でいうと、恋人になることも
あれば、親友や親戚、師匠、仲間になることもあるでしょう。人間関係は人生では多くの
形をとりますし、普通は自分のグループはもとより、他のグループ出身の魂も関わってき
ます。被験者は、今の人生でこういう魂同士の繋がりを見極めたい、という強い要求があ
りますが、すでに直感的に判っている場合も多いのです。

●恋愛とは、相手の不完全な点もすべて受け入れるということです。愛と幸福は、よく同
一視されますが、幸福というのは皆さんの内面で育まれる心境であって、誰か他の人を当
てにしてはならないものです。もっとも健全な種類の愛といえば、すでに自分自身を好き
になっていて、その延長で誰か他の人を愛するというのも無私の行いだ、という場合です
。離婚経験者で、初婚の相手が実は第一のソウルメイトだった、と知った被験者も山ほど
います。愛には勤勉さもいれば、継続的に点検整備する必要もあるのです。

●第一のソウルメイトと人生の後半になるまで出会わないような理由もあるかもしれませ
ん。さらに、ソウルメイトと1~2回の転生の間離れ離れになるケースもあります。その
場合、ソウルメイトとはお互いに頼りすぎの状態に陥りかけていたので、しばらく自分だ
けで成長してゆく必要があったとの発言をしばしば聞きます。

●ソウルメイトとの関係が壊れても、そこから貴重な教えを学び取ります。大切なのは人
生を進んでいく事です。ふさわしい恋人と巡り会わないのならば、今ここにいるのは別の
教えを学ぶためなんだと割り切って、自分を解放してあげなさい。ひとりで生きていく道
を選んだ人は、平穏かつ内省的で実りの多い豊かな暮らしをしていても、実は寂しいもの
だ、などと世間では誤解しています。誰が何とも思っていない相手と、独りでいたくない
からというだけでくっついてしますのは、自分だけでいるよりも、もっと寂しいことです
。またソウルメイトが現れるということになっていても、人生に登場するのは全く思いが
けないときである場合も多いのです。

●長年の研究成果の一つとして、ソウルメイトの分類において、魂が三つのカテゴリーに
含まれることが判りました。(精神世界からやってくるガイドや存在は含まれていません

*第一のソウルメイト
●第一のソウルメイトは人生でも縁の深いパートナーとなることがよくあります。このパ
ートナーシップは配偶者のこともあれば、兄弟姉妹や一番の親友ということもあるでしょ
うし、時に親というときもあります。第一のソウルメイトほど重要な魂はほかにありませ
ん。

●第一のソウルメイトと第一の集落(グループ)を混同してはなりません。第一のグルー
プは、多くの魂の仲間として影響を及ぼしあうところです。

●私がよく受ける質問に、第一のソウルメイトについての記述や魂の分化をめぐる発言は
、魂双子説といかにかかわるのか、というものです。答えはというと、’関係ない’です
。どうすれば魂のエネルギーを分割して、人生を平行して送る事ができるかということや
また、この分身能力があればこそ、人と化す間にもエネルギーの一端を、スピリットの世
界へそっくりそのまま置いてゆけるのだ、ということも述べました。しかし、私の調査で
は、双子の魂という概念を裏付ける証拠はついぞ、一片たりとも見つかっていません。

*仲間のソウルメイト
●第一のソウルメイトは永遠のパートナーですが、第一の集落にはソウルメイトと呼んで
もかまわない魂が他にもいます。要するに魂の仲間です。こうした魂は特性も違えば、才
能も互いに補い合うようなものを様々に持っています。この集落にはふつう、私たちと特
に親しい魂からなる内輪のグループもあります。そういう魂は、私たちの人生で重要な補
佐役を果たしてくれますし、こちらも同じ事をしてあげます。この数は様々ですが、平均
でいうと三名から五名の魂がいます。

●集落の仲間の魂は、スタートは一緒でも、発達率はそれぞれに異なります。これは才能
もさることながら、動因やモチベーションとも大いに関係があります。どの魂にもなにか
強みを持っていて、集団で化身中の仲間がそれを頼りにすることもできます。グループが
小型化するにつれて、専攻が別々になる場合は少なくないものの、それでも疎遠になるこ
とはありません。

*同系列の魂
●この魂の分類法は、当の第一群に入らないものの、精神世界でだいたい同じような近辺
に位置する二次的なグループのメンバーにかかわるものです。集落をとりまく二次的なグ
ループの数は、千個以上にのぼることもあります。転生を重ねる中で何度も知り合うにい
たる同系列の魂がここにはいるのです。一方、人生において、つかの間だけ交わる魂もい
るでしょう。また、親がこうしたもよりの集落の出身という場合も結構見受けられます。

●二次的なグループの魂にしても、密接に関係づけられる場合もありますが、被験者から
はソウルメイトと見なされていません。このグループには、皆さんの人生にカルマの教え
をもたらすのにそれこそ必要な一定の特徴があるのかもしれません。

*第一のソウルメイト同士のストーリーから
●第一のソウルメイト同士が、同時に死んだ場合、一緒に霊界へと向かうのではないかと
思われますが、それぞれ独自の波動線のルートを別々にたどって昇天するものです。(例
外的に、小さな子供が近親者と一緒に亡くなった場合は、一緒に昇天していきます。)か
りに同じ魂のグループに戻るところだとしても、各々のガイドや友達と出会う場所の違い
や、昇天する速度、エネルギーを取り戻す速度などが違うからです。

●差し迫った惨禍を生き抜くチャンスが身にはもうない、と心が悟ると、魂は現実に死ぬ
一瞬前に身を離れていく事がるようです。この方が、エネルギーを元に近い状態に保って
窮地を脱する事ができるからです。

●死と再生の間にスピリットの世界で時を過ごせば、過去世体験の残留効果も一掃される
はずだ、と皆さんは思うでしょう。確かに大抵の場合はそうなのですが、肉体的・感情的
な身体の刻印をある人生から次の人生へと引きずっていく魂もいます。特に、当の刻印が
来世におけるある特定のカルマの教えと関係がある場合はそうです。

●この例に挙げた若い頃、危ない運転での車の事故で同時に死んだソウルメイト同士は、
レベルⅠの魂のグループでした。このグループには十二の魂が存在しますが、程度の差は
あれ、激しい闘士や危険をいとわない存在です。この昇天の後、一人はシニアガイドの元
で、もう一人は査問とオリエンテーションにかなり長い時間をかけました。そして、どん
なにこの人生を悔やんだことでしょう。そして現世では、どちらも多くの心痛を体験して
、お互いの存在なしに人生を切り抜けました。こうして現世においては生まれてから五十
年後に再会を果たしたのでした。

・精神世界の家族と人間の家族とのつながり
●原則として、同じ魂のグループのメンバーは、次に転生するさいには遺伝子の同じ人の
家族にはなりません。つまり、アメリカ先住民の言伝えには反しますが、祖父の魂が孫の
身体に転生するようなことは、通例はないのです。新鮮な教えを受けたがる魂にとって、
遺伝形質、民族性、文化的環境はおろか、ことによると地理的情景まで前世と同じからだ
に戻るという事は、例が限られているばかりか、余計なことですらあります。転生するた
びに地球各地の違う家族に宿るからこそ、大変様々な人体を選ぶ機会にも預かれるわけで
すし、この多様性こそ、世に生まれ変るということに深みを与える要素なのです。

●珍しいケースではありますが、魂がある特定の家族の中でカルマの務めを果たしきって
いないのに強くこだわった挙句、同じ家族に戻りたがるのをガイドが大目に見る、という
場合もあるでしょう。これらの魂は今一度、ひどく不当に遇されたことの解決に取り組ん
だり、あるいは、その家族に及ぼしたまた別の害を修復したりさせてもらえるかもしれま
せん。ただ新世代の子どもに転生することならできるでしょうが、それも、注目すべき因
縁の当事者がまだ生きているうちに限られます。因果応報の目的でこんな遺伝通りの生ま
れ変りが起きるのは非常に珍しい、という点も力説しておきたいと思います。


★図10 スピリットと人の系図★

●魂は通例、過去世と遺伝形質の等しい家族には転生をしませんが、同じグループのメン
バーが新しい家族を選ぶ際に、一緒に居られるようなところに宿るのは、一目瞭然です。
魂のグループのメンバーは、血縁、および地理的に近い所に住むことで、生まれ変わるた
びに交わる傾向があるのです。

●図10は、現世でルースの魂のグループの面々が過去三世紀にわたってお互いのつながり
を維持するために、人の家族の中へどう生まれ変っていったのかを示したものです。当人
のいる集落から挙げた魂が六名、系列グループ出身の魂が二名、という陣容が各世紀にう
かがわれるわけです。

●ルースの第一のソウルメイトのハローが、保護にゆかりの黄色に染まっているのに対し
て、ルース本人のハローは白と青の混ざった色合いなので、彼女は話が明快で学問が大好
きだとわかります。この第一のソウルメイト同士は、はじめて人生を共にして以来、約七
千年にわたり、すっかり定期的に仲間になっています。

●同じグループのメンバーは、グループ特有のカルマの教えと直接関係があります。また
、同系列のグループにいる何百もの同系列の魂も、私たちの人生で代々脇役を担い続けて
いくかもしれません。同系列の同じ魂が、時代を超え、重要な役割を果たしていることも
あるのです。

●この図のように第一のソウルメイトが、現世において、伴侶とは限りません。一連の人
生でとくに親しい三~四名の魂を、故意に代わる代わる伴侶にして、ある一定の難題をこ
なす被験者もいます。

・自分を傷つけた魂と再びいっしょになって
●生きていて何らかの形で傷つけられ、その直後に同じ魂のグループにいる当のだれかと
会うのはどんなものなのでしょう。スピリットの世界では、相手の魂の心の中に入り込み
相手が一体どう感じているのかを丸ごと感じ取る事ができるのです。

●人生で役を割り当てられるには、みんな目的があります。ことのほか気難しい親の元で
育ったとしても、この人物のおかげで何を学んだか、その親が人生に一度でも現れなけれ
ば身につかなかったような、知恵を授けれくれたのではないか、と考えるべきです。

●性格の弱みを荒立たせるようなタイプの身を絶えず求める魂もいます。ある一定のタイ
プの体質の嗜癖にあっさり染まってしまう魂です。気分を変える(カルマの解消)効果を
もたらす強迫行動は苦しいので、そのこうして同じような状況に身を置き、まずはこれを
克服しようと思っているのです。

・魂のグループどおしの相互作用
●若手の魂のグループは、ほとんどすべてが自分たちの勉強の場にとどまるようです。特
にレベルⅠとⅡの場合は、教室と教室とのあいだに自ら境を設けているので、その指定の
スペースは、神聖で侵す事ができないようなものになっているほどです。

●魂のころを調べてみると、みんな勉強を強制されることもなければ、中には長い休みを
とる者もいます。とはいえ、私と話をする魂の場合は大抵、何か課題をずっとこなしてい
る時にクラスメイトと一緒にいないと不安を覚えるようです。

●魂のグループ同士が交流する際は、メンバーを選び、一定の理由のもとに行われます。
つまりこういう視察を行うのは、教師兼ガイドから招待してもらったときのことなので、
スピリットの世界では法則というよるも、むしろ例外にあたることなのです。ともあれ、
レベルⅡの訓練も終盤にいたると、魂はみんな真剣になってきます。他の集落を視察する
機会の事がもっともよく話題にのぼるのも、この時期です。

・スピリットの世界でのレクリエーション活動
*余暇の時間
●R&R<REST(休み)とRECREATION(レクリエーション)という言葉は、じつはスピリッ は、これまでに何百人の被験者の発言に耳を傾けているほどです。
●スピリットは肉体の死後も、浮き世の生活の他愛ない記憶を保ち続けます。飲食物を味
わったり、人体に触れたりしたさいの強烈な印象、砂漠を歩いたり、山を登ったり、地球
の海で泳いだりしたときの匂いや眺めや音は、魂のもとに残るのです。

●よって、魂がスピリットの世界で昔のからだを創造しなおして、これらの惑星での記憶
を維持したがる、というのも無理のない話しです。なにしろ、有機物を創るべく概念で計
画が立てられ、ゆくゆくはエネルギーの雛型が作られ始めたのも、ここスピリットの世界
での話しなのですから。

*R&Rとして静かにひとりでいること
●魂のグループの作業活動は過酷なものなので、オフタイムにはひなびた情景を好む魂も
います。とくに辛い人生のあとは、独りきりの調整期間が随分と長いことかかります。(
だからといって、存命中も孤独を好むとは限りません。)グループ講習と独りきりの時間
をうまく使う魂もいます。禁欲主義者の魂を調べてみると、グループ活動に加わるのが苦
手で、黙想を好む魂もいます。こういう魂は、訓練中こそ付き合いが悪いものの、専門分
野では多大の貢献をなすタイプもいます。

*R&Rのために現世へ行って
●死と再生のあいだに物質環境を体験しなおせればとの思いで、現世へやって来る魂もい
ます。かつて現世で出入りしていたところを楽しむようです。

*動物の魂
●被験者によると、どの動物の知力にもそれならではの類型があると話しています。スピ
リットの世界で様々な動物とかかわった被験者たちによると、いずれの動物にも、ある種
の魂のエネルギーがあるようです。それは、人の魂には似ていないと同時に、千差万別の
ものでもあるというのです。こういう動物の発するエネルギーは死後、人の魂とは別の空
間に存在するようです。

●スピリットの世界には動物の魂に関する専門家がいるようです。彼らは、動物のエネル
ギーを探し出して創りなおすのが得意な魂のようです。

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