心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー2245 マイトレーヤが語る自由意志

2024-09-18 20:58:42 | Weblog
ナンバー2245   2024.09.18  マイトレーヤが語る自由意志

『マイトレーヤの教え いのちと目的』(ベンジャミン・クレーム著 シェア・ジャパン発行)で、マイトレーヤは自由意志について
『自由意志こそ、あなたに与えられた最も大切なものである。個々の魂は、すべて私と一体である。この一体化の中で、あなたがなくなってしまうのではない。あなたは調和をつくるのである。あなたが肉体で転生しているとき、政治家や宗教家などが鼓舞する特定のイデオロギーの名の下に、なぜ真我を犠牲にするのか。真我が心(マインド)、生気(スピリット)、肉体のパワーの餌食になるとき、あなたは自分の自由意志を失う。これらの力が真我を駆り立てて、その意志に反した行為を犯させるだろう。あなたは条件付けられたものの奴隷となる。すべてのものが自由意志を持つ。その自由意志が機能していないとき、あるいは間違って導かれているとき、「主が介入される」』と言います。
現在、自分の人生を自由に生きられていない、と感じる人や、自分のやりたいことがあるのにほんとうにやりたいことができないと感じる人や、人生をかけて取り組みたいことや人生の目的を知って本当の人生を生きたい、という人が多いのではないでしょうか。
私たちは本当にやりたいことがわからなかったり、わかっていても取り組むための時間や知識やお金や環境がなかったりしますし、今を生きるために必要な労働を一日中して税金を払っているのに、全然生活が豊かになったように感じられない、本当にやりたいこともできないで働き続けているだけとしか思えない、真我を犠牲にした生活になっている、こんな暮らしを続けても豊かになれない、お金の奴隷になっているように感じる人もいるのではないでしょうか。
マイトレーヤは『いかなる人にもあなたは自分の自由意志を奪わせてはならない。それはあなたの聖なる遺産である。』と言われます。
マイトレーヤとハイアラキーは人類の自由意志を尊重されますから、私たちの生き方に指示や命令をして生活を支配するようなことは何もされません。
私たち一人一人が持つユニークな個性・独自性は尊重され、あなたの自由意志によってあなただけの個性豊かな人生を失うことは何もありません。
マイトレーヤはもし人類の自由意志が侵害され苦しむようなことがあれば「主が介入される」といいます。
ナンバー2246  2024.09.22 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2244 モーセの十戒と自由意志

2024-09-14 21:01:16 | Weblog
ナンバー2244   2024.09.14  モーセの十戒と自由意志

モーセの十戒の後半5つの人に対する義務は、やってはいけないことと理解しているのが現代人だと感じます。
善悪を判断する力も自制心もなく、神から戒めを守るように、と言われることが必要だったモーセの時代よりも、現在の私たちは誰かに命令されなくても善悪の判断を自分でおこない、悪いことをしないで自制できるように成長したということでしょう。
人が自らの意志で考えて決定し行動できるようにするために、ハイアラキーは地上から撤退したのだと思われます。
人類はレムリア時代には、身体能力と機能を発達させて肉体を完成さることが目標でした。
次のアトランティス時代には、感情を豊かに表現できるようになることでアストラル体(感情体)を完成させることが目標でした。
快適な生活に必要な知識や環境という高度な文明をハイアラキーから贈り物として与えられ、ハイアラキーによって導かれていました。
しかし大洪水によって文明は跡形もなくなると同時に、ハイアラキーも地上から人里離れた砂漠や、山岳地帯に撤退し隠とんしました。
こうして人類だけで暮らしはじめて、自らの自由意志によって具体的な思考を明確におこなうことでメンタル体を成長させてきました。
すると世界中で十戒の後半部分を自分の意志でできるようになり、自分の意識を自分で制御できるようになってきました。
さらにこれから、12本のDNAが正常に働くようになると、人と環境全体への配慮を自ら進んで喜んでできるようになり、私たちは自分と人に対して自由に生きながら、愛と調和の世界を実現できるでしょう。
すると誰もが自由意志で魂が生まれる前に決めてきた人生の目的を、自らの意志で行動しはじめるでしょう。
『ハイラーキーの出現(上)』(アリス・ベイリー著)に『アトランティス時代には自由意志は全くなかった。今日では、自由意志を求める傾向(この言葉に注意してほしい)があり、それは自由や独立性、思想の自由、自分の属する集団を左右する問題や左右すべき問題を解決する個人の権利と呼ばれている。これらはすべて自由意志の属性や特質であるが、自由意志という聖なる原理そのものではない。』とあります。
そして『こうした神聖な特性のうち、自由意志と、マインドの識別力の使用が際立った特質である。』といいます。自由意志はすべての人が持ちます。
ナンバー2245  2024.09.18 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2243 モーセの十戒について

2024-09-10 21:00:18 | Weblog
ナンバー2243   2024.09.10  モーセの十戒について

『ハイラーキーの出現(上)』(アリス・ベイリー著 AABライブラリー発行)によると、現代では物質主義と霊性を分ける線はますます明瞭になっていて、このようになるために役立ったものが二つあるといいます。
一つは旧約聖書の出エジプト記第20章でモーセに授けられた十戒です。
モーセの十戒とは次のようなものです。
①あなたには私のほかに、ほかの神々があってはならない。
②あなたは、自分のために偶像を造ってはならない。
③あなたは私の名をみだりに唱えてはならない。
④安息日を覚えて、これを聖なる日としなさい。
⑤あなたの父と母を敬いなさい。
⑥殺してはならない。
⑦姦淫してはならない。
⑧盗んではならない。
⑨あなたの隣人に対して偽りの証言をしてはならない。
⑩あなたは、隣人の家の持ち物を欲しがってはならない。
この十戒の前半の5つが神に対する義務で、後半5つは人に対する義務の二つに大別できます。
この十戒の形式は「何々してはならない」あるいは「何々しなさい」と否定的で独断的な表現ですが、これによって問題点や求められる態度が明瞭になります。
十戒が授けられた当時の人類の一般的な知性は比較的低い段階のため、「何々をしてはならない」という否定的な言葉で表され、人はそれによって物質的に現われているものに注意を向けることになったと『ハイアラキーの出現(上)』にあります。
十戒の後半部分をよく読んでいると、私が幼い頃に親から盗んではいけない、噓はついてはいけない、といったことを言われたのを思い出しました。
十戒の内容から、受け取った当時の人たちがどの程度の理解力だったのか想像できるように思われます。
『来るべき時代において、十戒は正反対の形式で表されるだろう。山上の垂訓(マタイによる福音書・第5章)と八福(キリストが山上の垂訓で説いた八つの幸福)はその萌芽的な形式である。』と『ハイラーキーの出現(上)』にあります。
物質主義と霊性を分けるようになるために役立った二つ目のものとして、人類が成熟して分別をわきまえられるようになったことから、無理強いや過保護によって不利になるような条件を負わされたり妨げられたりすることなく、その主要ないくつかの神聖な特性を表すことができるように、ハイアラキーが撤退した点だといいます。
ナンバー2244  2024.09.14 に続く予定です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2242 12本のDNA

2024-09-06 20:57:09 | Weblog
ナンバー2242   2024.09.06  12本のDNA
12本のDNAが正常に働くようになると、肉体的な面では現在よりも消化や栄養の吸収が良くなり、細胞の代謝も良くなるためエネルギーとバイタリティーが高まり、健康的な体型も維持できるようになるそうです。
肉体的な健康を維持できれば精神的にも不安やストレスが少なく疲れにくくなり、思考も明晰になり理解力と集中力と記憶力、直観も高まります。
自分にも他人にも自信を持ちありのままに接することができるようになり、肯定的に考えることができて寛容になり、愛と感謝、優しさが増すそうです。
自信にあふれると、前向きに考えて評価し価値を認めることができるので、人生に良い変化を起こすことも容易でしょう。
DNAにはすべての情報が記録されていると言われていますから、自分の過去世を思い出すことも、生まれてくる前に決めた人生での役割や目的も思い出すでしょう。
また宇宙の進化の目的や宇宙の真理や法則なども思い出せれば、個人的な進化だけでなく宇宙全体と地球と調和しながら進化することにも貢献できるでしょう。
毎年、太陽がしし座(ライオン)にある8月8日前後に、地球とオリオンベルト、シリウスの3つの天体が一直線に並ぶライオンズゲートの時は、宇宙の特別な天体の配置でスピリチュアルなエネルギーの通り道ができるため、高い周波数のエネルギーが地球に届くと言われています。
このエネルギーの上昇気流にのると、アセンションできるとかDNAも活性化するという話もあります。今年はライオンズゲートのエネルギーが、かなり強力に地球に降り注いだため、様々な現象が起こっているそうです。
自分の力を今は過小評価している人も、このようなエネルギーによって内なる力が目覚めると、正しい判断と評価をできるようになり「これ以上は無理、限界だ」という狭く限定した固定観念で過小評価して、決めつけていた限定や固定観念を外して、本来の本当の力を認め発揮できるようになるといいます。
モーセたちがカナンの地に向かう途中で、海の水を二つに分ける場面は、人が本来持つ能力が発揮された場面だと思います。
またシナイ山で、モーセが神から十戒を受け取りますが、これは人間の意識が物質性にばかり重点が置かれていていることに対する警告なのではないかと思われます。 
ナンバー2243   2024.09.10 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2241 人が持つ本来の力

2024-09-02 20:57:03 | Weblog
ナンバー2241   2024.09.02  人が持つ本来の力
エジプト人の監督を殺したためにパロ王に殺されそうになったモーセは、すぐにアラビア半島のミデヤン人の遊牧民の中に逃げて、羊飼いとして隠れて暮らし始めます。
40年間遊牧民として暮らしていたモーセの前に神が現れると、エジプトで奴隷となっているユダヤ人を救い出し、カナンに連れ戻すように、といわれます。
詳しいことはわかりませんが、第18王朝の時代のエジプトに、エジプトの民衆にバアル信仰が入り広がり始めたことが、ユダヤ人がエジプトを脱出する原因のようです。
モーセに率いられたユダヤ人はエジプトを出るとカナンに向かって歩き始めますが、後ろからエジプト王の軍隊が追ってきます。
モーセたちが紅海に差しかかった時、モーセが手を海の方に伸ばすと、海の水が二つに分かれて道ができたので、歩いて海を渡ることができましたが、これは人間が本来持っている能力を現わしているように私には感じられます。
私たちの現在のDNAは2本のため、物理的・生物学的な肉体を維持して生存に必要な最低限の情報だけが働いているようです。
そのため肉体が怪我や病気になると、自己治癒力が働き修復しますが、ある程度の限界がありますし老化現象そのものを止めて失った歯や手足などをよみがえらせることはできないという固定観念が私たちにはあります。
ところが現在ジャンクDNAと呼ばれているものを含めて、12本すべてのDNAが本来の働きをするようになれば、誰もが病気を克服できたり、老化を自分の意志で止めて30代の若々しい健康な状態をずっと維持できたりするそうです。
古代シュメールの王の在位期間だけで1万年あったそうですし、旧約聖書にアダムが930歳まで生きたことが書かれていますが、ストレスや争いなどが増えたためでしょうか、しだいに寿命が短くなっています。
現代では体に良くない農薬を使った食品や添加物まみれの加工食品などを知らないうちにたくさん食べていますし、健康に良くない生活習慣を改めにくい環境だったりします。
12本のDNAが正常に働くようになると、こうした添加物や加工食品を本能的に体が受け付けなくなり、健康的な食事をしたい、不純物を体内から排泄するデトックスをしたい、といった欲求が自然に出て本来の健康な状態を維持するための行動を直感的にとれるようになるそうです。
ナンバー2242  2024.09.06 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2240 モーセに対するパロ王の態度

2024-08-28 21:01:18 | Weblog
ナンバー2240   2024.08.28  モーセに対するパロ王の態度
アブラハムがエジプトで暮らし始めて360年経った頃、ユダヤ人の人口は非常に多くなりました。
エジプト第18王朝のパロ王は、第2王朝時代にヨセフがエジプトを飢饉から救う政策をしたことを知らずに、ユダヤ人がこれ以上増えて敵が攻めてきたときに、イスラエル人が敵側についてエジプトを攻めるのではないかと考え恐れて、ユダヤ人をエジプトの町を建設する奴隷にして苦しめました。
それでもユダヤ人が増え続けるため、助産婦にユダヤ人が男の子を生んだ場合は、すべてナイル川に捨てるように命じました。
エジプト第18王朝パロ王は、第2王朝の時のことを知ろうとせず、自分本位の横暴な態度でユダヤ人を見下し奴隷にして自尊心が強いようです。
こうした状況の中で、アブラハムの子孫に男の子が生まれましたが、すぐにナイル川に捨てられました。
たまたま水浴びに来ていたパロ王の娘が、その赤ん坊を拾うと、かわいい赤ん坊だったのでイスラエル人とわかっていながら、モーセと名前を付けて養子として育てることにしました。
モーセにイスラエル人の乳母(実は赤ん坊の本当の母親)をつけて、宮廷で当時の最高レベルの教育をします。
モーセは愛国心と正義感にあふれた高い教養を身につけて、何不自由なく暮らしていました。
ある日モーセは、ユダヤ人がエジプト人の監督から鞭で打たれているのを見て、あたりに誰もいないのを確認して監督を殴りましたが、これはモーセのイスラエルに対する愛国心と正義感からの行動と思われます。
しかし打ち所が悪く監督は亡くなったため、モーセは死体を砂に埋めて隠しました。ところが、それをユダヤ人が見ていたため、モーセがしたことがパロ王に知られることになり、パロ王はモーセを殺そうとします。
パロ王にとってモーセもイスラエル人であり、奴隷と同じに扱ってもいいと考えたのでしょう。
どのような人にも生命があり、肉体を維持し健康に生きようとする意志を持ち、物質性と精神性を併せ持っています。
どのような人に対しても謙虚で誠実に、欲から離れた温和な状態で接することが大事でしょう。
しかしパロ王は、イスラエル人は奴隷であり、いつ自分たちを裏切るかわからないという独断と偏見で判断をする、強欲で猜疑心に満ちた態度でイスラエル人に接しました。
ナンバー2241  2024.09.02 に続くでしょう 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2239 意識の進化目標とユダヤ人

2024-08-24 20:58:48 | Weblog
ナンバー2239   2024.08.24  意識の進化目標とユダヤ人

人類の意識は時代とともに進化していますし、進化のためのハイアラキーによる計画と、計画を進めるための人類への直接または間接的な働きかけもあります。
この計画によると、アトランティス時代は感情の体であるアストラル体を完成させることでした。
人は本能的な食欲や性欲などの欲求を満たすと、その喜びを感情で表現しますが、欲しいものを得られないで悲しい思いや悔しい思いをすると、欲求を満たすための方法を考えて欲求を満たそうと行動することで、感情表現の幅が広がりより豊かな表現力になります。
こうしてアストラル体を魂が完全にコントロールできるようにするアトランティス時代の目標は、充分に達成できています。
現在の人類の目標は、低位メンタル体によって具体的な思考をできるようになることです。
アトランティス大陸が沈没した直後は、感情的になるとアストラル体が優位になり、まだ具体的な思考をするために意識をコントロールできない状態です。
そのためバアル信仰のような、自分の本能的な欲求を満たすことで神が願望をかなえてくれるという、やりたいことを存分に楽しませてくれる信仰に引かれやすい状態にあります。
こうした状況で、低位メンタル体を使えるようになるには、自分で生活を自立できるように具体的に考えて生きる力を鍛えることが必要です。
そこで慣れ親しんだ環境に満足しているアブラハムの意識を変えるために、ハイアラキーはアブラハムにウルからカナンへ向かうように指示を出したのだと思われます。
アブラハムは長い旅の末にカナンの地に着くと、そこで暮らし始めました。
ウルの地では多神教が信仰されていましたが、カナンの地にもバアルという多神教の信仰があり、欲求に任せて本能を開放することで願いをかなえる安易な信仰の方が気楽ですから、ヤハウェの一神教から離れていく人が出たことでしょう。
アブラハムの孫のヤコブの時代に、カナンに飢饉がありました。彼らは生き延びるために紀元前1876年エジプトに移住しました。
その時ヤコブの息子ヨセフが、巧みな経済政策をおこなってエジプトを飢饉から救ったことで、エジプト第2王朝の王とエジプトの国民からも感謝され、ユダヤ人はエジプトの肥沃な土地を与えられて暮らし始めました。
ナンバー2240  2024.08.28 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2238 ユダヤ人迫害の歴史 アブラハム

2024-08-20 21:00:31 | Weblog
ナンバー2238   2024.08.20  ユダヤ人の迫害と離散の歴史 アブラハム

『旧約聖書』の物語は、アーリア人種が形成される初期の段階の過程が描かれていると『ハイアラキーの出現(上)』(AABライブラリー発行)にあります。またユダヤ人に関しては『旧約聖書』の時代に、多神教を信仰する人々の中で一神教を守り通した歴史と、イスラエル王国という民族としての国を失い、囚人として扱われた歴史があります。
これらのことから、ヤハウェだけを信仰することを自覚した一つの民族集団として、自分たちが神から選ばれた民であることを意識します。
これが選民思想につながり、他の民族から迫害を受けることにもなります。
今から数千年の昔、ノアの子孫のアブラハムは紀元前2165年頃にバビロニアの南部カルデアにあるウルの地で誕生したとされていて、家族と羊の群れや奴隷もいて快適な暮らしをしていたといいます。
当時のウルでは偶像崇拝が盛んで、多神教が信仰されていたといいます。
ウルは5000年以上昔にシュメール人が創設した都市国家の一つでもあるため、ウルの多神教とはシュメール人が信仰していたバアル信仰と同様の宗教だったと思われます。
日本の神道も多神教ですが、シュメールには天・地・冥界の総数3600の神々がいたそうです。
シュメールの主な神としてはアム、エンキ、エンリル、イナンナなどですから、この信仰の起源は人類が創成された時代(ナンバー2188~2190)にさかのぼることができることになります。
こうした多神教を信じるウルの地で暮らしていたアブラハムの家族だけは一神教を信仰して、『あなたの生まれ故郷、あなたの父の家を出て、私が示す地へ行きなさい。そうすれば、私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大いなるものとしよう』(創世記12章)と言う唯一神を信じて、長い旅に出ました。
この旅をアブラハムに勧めた神は、アトランティスの時代から続いてきた物質的な欲求を満たすことに夢中になるような感覚的な生き方から退いて、知性を働かせる生き方をアブラハムに求めたのだと思われます。
人類の意識の進化は段階的に行われ、レムリア時代には魂が肉体を占有し完璧にコントロールできるようにすることが目標です。
次のアトランティス時代になると、魂は感情の体であるアストラル体を完成させることが目標です。
ナンバー2239  2024.08.24 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2237 アーリア人種の基盤となったノアの息子たち

2024-08-16 21:00:14 | Weblog
ナンバー2237   2024.08.16  アーリア人種の基盤となったノアの息子たち

『ハイアラキーの出現(上)』に『この救出された核になる集団が現在の根本人種つまりアーリア人種の基盤を形成した。『旧約聖書』のテーマ全体が、この核になる集団の発達と成長を中心に構成されている。』とあります。
『旧約聖書』によると、大洪水から助かったノアには三人の息子がいました。
ノアの息子セムの子孫のアブラハムやイサク、ヤコブの12人の息子(12部族)の歴史を旧約聖書で扱っていますが、セムの子孫たちはユダヤ人、アルメニア人、フェニキア人、アラビア人、アッシリア人になりました。
ノアの息子ハムの子孫はカナン人となり、さらにその子孫はパレスチナ人になります。
ノアのもう一人の息子であるヤペテの子孫は、エーゲ海からカスピ海にかけて分布して広がっていくと、インド・ヨーロッパ語族となります。
アブラハムの息子イシュマエルの子孫はアラブ人となり、後にイスラム教徒になります。
ヤコブの子孫もユダヤ教徒とキリスト教徒になります。
ヘブライ人から世界三大宗教が生まれると同時に、現代のアーリア人種の基盤が形成されたことがわかります。
彼らは大洪水の後の時代から、現代まで世界の歴史の表舞台の主人公といえるでしょう。
この表舞台で行われる活動の、裏で脚本を描いてサポートしているのがホワイトロッジで、陰謀を企てて邪魔をしていたのがブラックロッジです。
世界には戦争や紛争が絶えず起こり、貧困問題や環境問題、また病気で苦しむ人々も常にいる状態で、いまだに平和と幸福を享受できていません。
ネットには様々な陰謀論があるため興味があったり、陰謀論に詳しかったりする人もいるかと思いますが、ホワイトハットの今後の動きについて、人によっていろいろな予想があり、複数に意見が出ているようです。
しかしホワイトロッジのハイアラキーによる長期にわたる計画と、人類が達成すべき目標があることを知る人はごくわずかでしょうし、人には自由意志があり自分の人生を創造する権利が与えられています。
そのため舞台裏でどんなに優れた脚本が書かれても、現実を生きている私たちが、その脚本を受け取らないで自由に生きることもできます。
ブラックロッジとホワイトロッジで行われてきたこれまでの出来事の経緯がわかれば、今後を見通す良い判断材料になると思われます。
ナンバー2238   2024.08.20 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第3章 光とともに ナンバー2236 背後に退いたハイアラキー

2024-08-12 21:00:05 | Weblog
ナンバー2236   2024.08.12  背後に退いたハイアラキー
古代の人々は「自然力を抑制し統御する魔術的な能力」を持っていたようです。
新約聖書の「ルカによる福音書」にはイエスと弟子が舟に乗っていると突風が湖に吹き降ろしてきたため舟が揺れて危険な状態になった時、イエスが風と荒浪を叱ると、止んで凪になったといいます。
また「ヨハネによる福音書」の14章に、『わたしを信じる者は、またわたしのしているわざをするであろう』とありますから、イエスが起こした数々の奇跡や、モーセが海を分けたのと同じような能力を誰もが人間本来の力として持っていて、誰でも奇跡を起こせることを伝えているのでしょう。
海の水を二つに分けることなど、できるはずがないと信じていれば、もちろん奇跡は起こせませんが、できると信じることで現実化できることを知らせているのだと思います。
信念を持って集中した意識状態で発した言葉には、現実化する力があることは、光と想念の性質(ナンバー182~202)などに書きました。
『ハイアラキーの出現(上)』(AABライブラリー発行)の続きです。
『この救出された核になる集団が現在の根本人種つまりアーリア人種の基盤を形成した。
『旧約聖書』のテーマ全体が、この核になる集団の発達と成長を中心に構成されている。
象徴的に言って、箱舟の住人とその子孫、そしてユダヤ人種は、救助された――途方もない困難に遭いながらも、自分たちでも知らないうちにグレート・ホワイト・ロッジに救助された――人類の生存者を代表している。
ここで二つの点が注目に値する。魂の観点から見て重要性がより少ない一つ目の点は、現代の調査隊を魅了しているわずかな考古学上の財宝を除いて、さらには、現代の研究者を調査や発明へと導き、いわゆる「現代科学の目覚ましい業績」を上げるよう鼓舞する、古代の科学的な達成についてのおぼろげな記憶を除いて、素晴らしいアトランティス文明の印がほとんどすべて地上から消滅したという点である。
二つ目の点は、人類のためにハイアラキーが背後に退き、人間が正しい方法で物質主義という幻覚やイリュージョンから自力で脱出し、ゆくゆくは古くからの分裂を終わらせるよう人間に任せたという点である。
望ましい目的に達する手段として、最終的には戦争を放棄することを視野に入れて、戦争を最終的な地点にまでもっていき、表出させなければならなかった。』
ナンバー2237  2024.08.16 に続くでしょう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする