スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

’死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠中間域全記録’9

2007-11-28 23:40:21 | ◆退行催眠・中間域の記録2
’死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠中間域全記録’
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死後の世界を知ると、人生は深く癒される―退行催眠下で語られる魂の世界と
転生、数々の体験事例に基づくさらに詳細なケース・スタディ (単行本)
マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 三山 一 (翻訳)
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内容(「MARC」データベースより)
死後の世界は秩序正しく、魂はガイドに導かれ、転生をくり返す。私たちがこの
世で体験することもすべて、魂の「気づき」と「成長」のためのプログラムで
ある。死後はもちろん、今生きていることを納得するための知恵を解説。


○第九章 運命のリング

・来世の映写室
●来世の選択の場は、輝くエネルギーのスクリーンからなる力の極めて集中した場の詰ま
った球と見なされています。この人生の選択の場は、運命のリングと呼ばれ、みんなそこ
ではじめて、来世のわが身を眺めるのです。スピリットの世界の学習センターに見受けら
れるものよりも巨大なスクリーンで、来世で遭遇する事件や人に関する場面を見せられま
す。

●映写室全体の作りは、図書室の場合と同じように、鑑賞者が自分の行動を眺めるか、あ
るいはその中に身を投じるかを選べますが、学習センターの場合よりも多くの人が、スク
リーンに入る方を選ぶようです。それは、何らかの最終決断をくだす前に、未来に起きる
ことを実際に体験したいという思いからです。

●スクリーンに映るものは、自分の為に編集されている上に、観察できるものにしても、
図書室にいる場合ほど制御はできない、と被験者はみな感じているようです。しかも、未
来を覗いているときには、後半生より前半生に関する内容の方をよく目にするという印象
があります。ただしこれは、報告の際にバイアスがかかるせいかもしれません。人生初の
大きな岐路があるであろう、八歳から二十歳までの内容が多いようです。また、来世のあ
る歳月は大変詳しく見せられるのに、他の部分はすっかり省略されてしまうと語る被験者
も少なくありません。これも思い出すことをガードされているように感じているようです


●人生の選択の間における前回の経験や身の選択に関する解釈の記憶を蘇らせるのは、多
くの点で、催眠療法の時間の中で、一、二を争う治療に役立つ有益な局面です。被験者が
リングに戻ると、臨床作業もぐっと能率が上がります。

●ここでも専門の魂が活躍しています。すなわち時の達人といって、過去・現在・未来の
人や出来事のタイムライン(時系列)と連動し、その順序を整えていく存在です。これは
極めて練達の専門家で、スクリーンで上映される内容を実際に監督しているようです。こ
ういう達人の魂も、ガイド、古文書係、査問会議の長老を含む人生立案者の総会のメンバ
ーで、私たちの未来を懸命に考え出しているわけです。この時の達人は表に出ず、影のよ
うな姿をしているようです。

・時の達人
●時の達人の魂を持つ被験者は数年に一度位しか出会いない、貴重な魂です。また専科の
魂には重複した専科を履修している場合がかなりある為、時の達人にしても被験者の心の
中で立案者というレッテルを貼られ、全部ひとまとめに扱われてしまうことも多いのです


●魂がどんなことを専攻していても、ガードがかけられて知らせない事や、被験者にも本
当に解らない事があります。なぜ関連質問を他にしなかったのかと思われるかもしれませ
んが、そのような質問をしても何の答えも返ってこなかったのが現状です。

・自由意志
●俗に、自由意思と運命とは反対の力だと考えられています。運命というのは何万何千年
にもわたって流転する中で取った行いの積み重ねによるものなのです。どの人生にも選択
の自由がありました。そして、今の人生は過去の全経験に相応しているので、私たちもこ
れまでになしたすべての選択によって生み出されたものなのです。

●もし、運命があらかじめ決まっているのなら、生まれ変わりにもなんら意味がなくなっ
てしまうでしょう。

●一つの大源泉、もしくは小神の一団は、災い、痛み、飢え、怖れに悩む人たちの住まう
地球という惑星に責任を負うということになります。私たちは地震やハリケーン、洪水、
火事その他、なすすべのない災害の渦巻く世界に住んでいます。またこれは何度も述べて
きたことですが、魂も現世のことを非常に難しい道場と考えています。この世の大いなる
教えといえば、人生を台無しにしてしまうこの惑星ゆかりの勢力にも個人に内在する力に
も打ち勝ち、精進を重ねてだんだん強くなっていき、前へ進みつづける、ということなの
です。

●カルマは罰くさい気がする思えるときもあるかもしれませんが、そこには正義やバラン
スもあるのです。人生の試練(難題、逆境、破局など)よりも重要なのは、こうした件に
どう対応するのかや、その結果をどう処理するのかのほうです。

・若者の魂
*からだと魂の新しい協力関係
●魂の着く前に創造された機能本位の有機体が、魂が母親の体内で合体する相手です。こ
うなると、働く自我はある意味で二つあることになります。催眠療法の時間でこれが一番
わかるのは、被験者がリングへと連れて行かれ、やがて胎児と合体するときのことです。
身魂の協力関係は、まさに胎児の段階から本当にはじまっているのです。

●新生児の魂と脳は、まずふたつの別々の霊体として付き合った上で、ひとつの心になる
ようです。私がふたつの霊体の位置とか、身魂の二重性とかいう場合も、それは、魂の不
滅の特性は存続するのに対して、身体に備わった人格のほうは滅んでしまう、という意味
なのです。まさに魂こそが、身体の心と力を合わせ、一個の自己というかけがえのない人
格を創造していたのです。身体という有機体は滅んでしまっても、その身体に宿っていた
魂は、特定の時間と場所で世の中を体験させてくれた宿主のことを、けっして忘れはしま
せん。

●どんな人間の心の概念・発想・判断も、当の身体に宿っている魂と直接関係があります
。激しい感情が沸くと理屈に合わない行動をする人もいれば、論理的な対処行動を取る人
もいるかは、生理学者には解りません。私に言わせれば、その答えは魂にあります。宿っ
た胎児の体内で、身魂の協力関係が進行中のときは、脳の回路が新生児の体内でうまく微
調整されているか、それとも少し混乱気味なのかについても、多数の被験者から報告を受
けています。

●魂がレベルⅢに達しているときにはもう、胎児に宿ったとたん、大抵はすばやく調整を
はかることができるようです。どの身魂の相性にも、カルマ関連の理由があります。IQ
が高くても、進歩した魂のしるしにはなりません。経験の浅めの魂にとって問題なのは、
低いIQではなく、取り乱して理性を失ってしまった心なのです。

●身魂の相性に関しては、様々な人生を志すことができるよう、選択肢も誠実に示されま
す。リングで身体を選択する時に、何か上達にふさわしくない状態におとしいれられる、
などということは絶対にありません。身魂の融合から学び取れるのは、身魂が仲良く結び
ついた状態をつくりあげ、両者が一体となって機能するようにすべきだ、という教えです


●身体の相性も場合によっては確かに、欲求不満のつのる人生や、非常な難題をもたらし
ます。けれども、胎児の体内に入ってみて、調整はどうしても無理だと解ったので転任を
希望した、と認めた魂は、この仕事を始めてからこの方、二度しかありません。ちなみに
どちらの場合も、臨月になる前に別の魂と交替してしまいました。しかし、性格の不一致
のせいで出生前に交替する、というケースはごくまれです。

●魂の不滅の特性は、脳のあらゆる属性や気質に影響を受け、成熟してゆくのです。人生
で負の影響力の餌食に人一倍なりやすい魂もいます。とはいえ、魂が新生児と合体すれば
、魂の短所も、心身がほかならぬこの魂を欲する状態も、協力関係によって解消の方向に
向かうだろう、とかなり自信を持って言えます。人生を企画した達人たちは、私たちのた
めに身体を選ぶのは、その性格の欠点をある一定の身体の気質と組み合わせて、ぴったり
の人格のコンビをつくろうとしているのです。

●発達中の脳に宿るときには、習慣的に妊娠四ヶ月前後に合体します。宿るのが七ヶ月目
以降ということは、絶対にありません。とある被験者は答えています。がしかし別の被験
者は、八ヶ月目と報告しています。また一般的な魂の場合は、新しい宿主に探りを入れて
情報を求めますが、それは一面、’子どもをおだててたのしませてやること’とも称され
てきました。要するにこれは、身体と魂がひとつにまとまるための大切な時間であり、同
時にこの知己を得る過程には、母親の精神も絡んできます。魂の宿るところには脳しかな
い、というわけではありません。魂のエネルギーにくまなく放たれるのです。

●ある被験者は次のように語ります。身体に入り込んでまずは脳をなでます。するとたち
まち、愛を捧げたい、付き合いたい、という暖かい思いを投じることができるんです。ほ
とんどの赤ちゃんは、あっさり自分の一部として受け入れてくれます。赤ちゃんは、私が
物事を一緒にできるように友達になりたがっていると解ります。赤ちゃんに生まれ出る覚
悟をさせたりします。自分のエネルギーの波動を赤ちゃんと母親の身体のリズムと揃えま
す。そして誕生をもってして融合というわけではありません。六歳位までは、話しかけた
りするのです。赤ちゃんの一人遊びの独り言は、私と遊んでいるのです。ガイドも幼児に
なった私たちと遊んで楽しむ事もあります。

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