★ BIO-GARDEN ★

山の中に移り住んだbioが 
大好きな植物や手仕事のこと 思いつくまま綴ります。

仙台四郎くんと集まりの報告

2011-08-25 11:32:03 | 仙台四朗くんプロジェクト
24日の中日新聞「中日春秋」に仙台四郎君のことが書かれていました。
↓ちょっと抜粋

江戸から明治にかけて仙台に「仙台四郎」という名の人物がいた。
いつもにこにこ笑っていて、立ち寄る店は必ず繁盛するといわれていた。
・・・・・・・・・略
商売繁盛の「福の神」として、仙台では今も、四郎さんの写真や人形を神棚やレジの横に置く商店や飲食店が多い。
・・・・・・・・・略
鉄骨だけが残る宮城県南三陸町の防災対策庁舎に近い「千葉のり店」は今月上旬にプレハブ小屋で営業を再開した。ほとんどの家屋が流失した町の中心街で、他に営業しているのはガソリンスタンドしかない。
店も家も工場も流されてしまった。
・・・・・・・・略
机の上に、四郎さんの小さな人形がちょこんと座っている。友人が届けてくれたという。
店の再開は、何もかも失った町に灯った希望だ。試練は続くだろう。でも大丈夫。福の神も見守ってくれる。



↑これは天野さんが描いた四郎くん。

とっても可愛いいイラストで、またその由来を聞いて(実際仙台の商売屋さんにはよく飾ってあるそうです)
ピッタリと思い、この活動を仙台四郎くんプロジェクトと名付けました。

お盆休みを利用して仙台に里帰りした(やっと、という思いだったそうです)天野さんを囲んで、18日に集まりをしました。
彼女が撮ってきた写真を見ながら、
いつも満席だった仙台行きの飛行機がガラガラだったこと。
空港に降り立ったとき、人の少なさと周りのガランとした様子に途方にくれたこと。
ジャスコやドラッグストアなどが立ち並び学生の頃よく歩いた町が何もなくなっていたこと。
かろうじて建っている家は一階が抜けてしまっていること。
福島の町が見渡せる小高い山に登って感じたこと。
ほんとうに人が少なく、このまま忘れ去られてしまうのではないかという不安。
、、、などなど

テレビで商品がいっぱい並び賑わっている仙台の商店街の様子などが映し出されると、
ずいぶん普通の暮らしが戻ってきているんだな。よかったなぁ、、、と
現地を見たことのない私はそんな感想をもってしまうのだけど
戻ってきている部分と全然そうでない部分が隣りあわせで存在していて
その間を行ったり来たりしながら皆生活しているんだなぁ。

4日の「秋の森ま、受付」の集まりでは少し時間をいただいて
そんな天野さんの気持ちを聞いていただけたら、と思っています。

‘2009’森のまーけっとin秋

http://blog.goo.ne.jp/bio-g/e/9f45744b803967de3bf4dea9913b7d64