先日 尾高に来た両親を永源寺へのドライブに誘った。
「30分で行けるし 永源寺の階段はおばあさんにはきついから行って帰るだけでもいいよね」
そんな軽いノリだったから母ははいていたもんぺ(名古屋では着ないのに)を着替えもせず、
上は化繊のブラウスというミスマッチな服装のまま。
お寺に着いたら 石段を手すりにつかまりながらも上りきり、無事拝観も出来た。
杖と手すりを頼りにゆっくり歩く母を見ていて
(もんぺが楽なら)作務衣だったら格好いいよなぁ、、、
古い着物で作ってあげようかな。
そんなことを考えていたら この本に出会いました。
森南海子著「布への祈り」
辿りついたのは、作務衣。普段着の作務衣、、、等々
目次を見てみると 今の私のニーズにぴったり
独自の視点で服作りを提案しているこの著者の本なら
間違いないだろうとネットで注文しました。
随分前に「手縫いのリフォーム」の本も買った覚えあるし、、、
届いた本は作務衣の作り方、というよりは
手縫いにこだわり続ける著者の自伝的エッセイ。
強い影響を受けた母への想いや
華やかさを競うファッション界より
人が着るということに重きをおいた服作り。
戦中戦後使い捨ての消費の時代をくぐりぬけ
信念を持って突き進み行動し ひたむきに生きてきた自分の生き様。
「祈り」にも似た手仕事への憧憬がひしひしと伝わってきます。
すてきな言葉を知りました。
「君知らず」
和裁の縫い子さんが 仕立てた着物を渡す時
残り布をほんの少しだけ自分のために取って置くことで、
森南海子さんも小さな残り布も捨てられず 瓶に入れてあるそうです。
実は私も小さな布や革の切れ端、織りの糸の余り、
みんなガラス瓶に入れてあります。
捨てられないよね~。
「30分で行けるし 永源寺の階段はおばあさんにはきついから行って帰るだけでもいいよね」
そんな軽いノリだったから母ははいていたもんぺ(名古屋では着ないのに)を着替えもせず、
上は化繊のブラウスというミスマッチな服装のまま。
お寺に着いたら 石段を手すりにつかまりながらも上りきり、無事拝観も出来た。
杖と手すりを頼りにゆっくり歩く母を見ていて
(もんぺが楽なら)作務衣だったら格好いいよなぁ、、、
古い着物で作ってあげようかな。
そんなことを考えていたら この本に出会いました。
森南海子著「布への祈り」
辿りついたのは、作務衣。普段着の作務衣、、、等々
目次を見てみると 今の私のニーズにぴったり
独自の視点で服作りを提案しているこの著者の本なら
間違いないだろうとネットで注文しました。
随分前に「手縫いのリフォーム」の本も買った覚えあるし、、、
届いた本は作務衣の作り方、というよりは
手縫いにこだわり続ける著者の自伝的エッセイ。
強い影響を受けた母への想いや
華やかさを競うファッション界より
人が着るということに重きをおいた服作り。
戦中戦後使い捨ての消費の時代をくぐりぬけ
信念を持って突き進み行動し ひたむきに生きてきた自分の生き様。
「祈り」にも似た手仕事への憧憬がひしひしと伝わってきます。
すてきな言葉を知りました。
「君知らず」
和裁の縫い子さんが 仕立てた着物を渡す時
残り布をほんの少しだけ自分のために取って置くことで、
森南海子さんも小さな残り布も捨てられず 瓶に入れてあるそうです。
実は私も小さな布や革の切れ端、織りの糸の余り、
みんなガラス瓶に入れてあります。
捨てられないよね~。