オカリナと水泳日記、あ、うつ病と拡張型心筋症なども

病気は「ついで」かい!というようなタイトルですが(苦笑)。
古い記事はうつ病との闘いの記録?や花作りがメインです。

タンギングとタヌキ(たぶん)と・・・。

2009年02月11日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)

まあ例によって、「何のこっちゃ」というタイトルです。

午前中少しオカリナを吹きにいつもの公園へ行ってました。

柔らかく暖かい音色を出したい、といつも思っていることは以前に書きましたし、そのために「風雅くん(風雅オカリーナ)」を手に入れたわけですけど。

いつもね、公園の木々や草花たちに聞いてもらうつもりで心を込めて吹いているんです。
で、ときどき自分でも「あれ?」って言う位いい音(というかメロディ)がでる時があるんです。
なんなんだろー、と思いながらその時の吹き方を再現しようと試行錯誤(というほど大げさではない、所詮趣味の領域)してたんですが、今日一つわかりました。

音の立ち上がりのスピードですな。

例えればエレキギターとバイオリンといえばわかりやすいかなあ。
ギターはピックで弦を弾く(はじく)ので、ガツンというかコンというかピーンというか音の頭が強いですよね(基本的に)。
一方バイオリンは弦を弦で擦って音を出す。なのでジワッと音が出てくる。ブワ~ンみたいな(わかりにくいか…)。

とにかくその違い。
これまでのびっきぃの吹き方はエレキギター系。コンコンと音の頭が速い。
一方、柔らかく優しく吹けた時ってのはバイオリン系。ジワッと音が出てくる。

で、後者の音を出すためにはタンギングのやり方を変えればいい、と気付きました。

…って、気付いただけです(苦笑)。

タンギングをゆっくり優しくしてやればいい、って。
でもやろうと思うと、タンギングのコントロールってまた難しいわ。

それにジワッだけでは曲にならないしね。コンコンとジワッとを一つの曲の中で自在に使い分けられるようになれたら、表現力が向上するだろうな。

のんびりと頑張ろっと。

で、休憩中の話。

目の前は草むらや木が植わっているんだけど、その草むらからガサゴソと音がします。
風での草ずれ?の音とは明らかに違う。

草むらの端から2m以内の辺りで音がする。
大きさ的には子犬程度の大きさのような音。 …って、そんな感じ、ってことね。びっきぃの耳には潜水艦のソナーが付いているわけじゃないから(笑)。

「タヌキかな?」と思い、そーっと草むらに近づいてのぞいてみる。
音はすれども姿は見えない。

仕方が無いので声を掛けてみました(笑)。
「タヌキさんかい? おじさんのオカリナ聞きに来てくれたの? 出ておいで、おじさん悪さしないから。」
って。 ま、結局出てきてくれなかったんですが。 で帰ったんですけど、帰りの車の中でハッと気付きました。

「俺、自分で自分のことを”おじさん”って言っちゃってた…。」
あぁぁ…。

でもまたあのタヌキ(決め付けてるよ、笑)、聞きに来てくれるかな。
って、それも「聞きに来た」って決め付けてるよ。笑。

今度はお友達も連れてきてね。


新しい相棒”風雅オカリーナ”です。

2009年01月27日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
買っちゃいました…f(^_^;)。

以前の記事で、今のナイト・プロヴァンスでもっと徹底的に練習して…とかいいながら(笑)。

理由は省略! いろいろあって長くなる。タダでさえ俺の記事は長いのに(笑)。

で新しいオカリナは”風雅オカリーナ”と言います。
アルトC調です。

↑クリックしてね。

オカリナは、個人で製作している方がたくさんいます。
逆にメーカーといえる会社は、国内のナイト・アケタ、イタリアのティアーモ、あと韓国に何社か。あとしらない。

で、メーカー品では満足できない!という人が自分で製作するわけです。
ものすごく難しいんですけど、基本は粘土細工の焼き物(陶器)。
修行を積めばメーカー品以上のものを作れると。

で、その”メーカー品以上の品質”が問題なんですが、なんせオカリナはとてもアバウト(?)な楽器。
形にしても、あのカタチが吹きやすく指で押さえやすいからそうなってるだけ。

理論上は、内容積で基本の音程が決まるんで、どんな形でも良いわけなんです。
障害者の為に片手で吹けるオカリナを作っている方もいますけど、そのオカリナは粘土の塊を片手で握りつぶしたようなカタチ(つまり片手でしっかり持てるということ)だったりするんです。

で、そうなるとどういうことがおこるか。
モノ(製作者の個性)と吹き手の個性(吹き方や指使いのクセなど)が合うか合わないかで、評価が全く違ってくるわけです。

つまりAさんにとっては「最高!」の一品でも、Bさんにとっては「げ~、最悪…」ということもありうるわけで。

さらに、製作者は基本的に自分が「最高!」と思えるもの(形や音色も含めて)、かつ自分の吹き方に基づいて作っているので、吹き手がオカリナに合わせてやる必要があります。

つまり今回の件でいうと、プロヴァンスの吹き方では風雅は本来の力(音色とか音程とか)が出せない、ということなんです。

で、新しいオカリナを手に入れたらまずすることは、そのコのクセを知ること。
その方法はいろいろなサイトで紹介されているから書きませんが。

まあ、幸いなことにプロヴァンスと風雅とは”そんなに”大きな違いはなかったかなあ、という印象です。
といっても違うけどね。いままでプロヴァンスしか吹いたことがないからワカラナイだけかも。

で、プロヴァンスちゃんと風雅くんです。

げっ、ピンボケしてやがる。失礼。

で、まあこの記事の流れからいくと、風雅くんのレビューなど…、ということになるんでしょうが、上記の通りオカリナは他人のレビューが”全く”アテになりません。

なので、重要な事実のみ紹介します。

最低音がAではなくB♭です。これはちょっとイタイ。
タダでさえ音域の狭いオカリナからさらに1音引かれるとねぇ。
多分音色を重視した結果だと思うんですが。

ただAが出ないことはないです。トーンホール全閉状態(B♭)で息圧を弱めればAは”一応”でます。当然音量も落ちますが。

びっきぃとしては12番穴を広げて無理やり(?)Aの音を出せるようにするつもりです。
というか厳密には最低音はあくまでB♭のままだけど、他の音を全て半音上げるという作業です。高音の出方に影響がどれくらいでるか少し心配ではありますが。

これによってびっきぃの風雅くんは、アルトC調ではなくアルトC♯調の管になります(笑)。
といっても半音くらい息圧や気温などで簡単に変化するのがオカリナなんですけどね。

また”風雅改”の写真アップしまーす。

これが天然スタジオなのだ(久しぶりの写真添付)。

2009年01月12日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
写真などアップしてみようと思いました。

思い立ってから実行に移すまで数日掛かりましたが(苦笑)。
だってやっぱり面倒で億劫なんだもん。でも”うつ”の意欲減退のせいとは思わないようにします。
”普通”の人でも面倒で億劫なことはたくさんあるんだから…。

で、写真を撮ってきたのはいいんですが。

ブログの記事に添付するのってどうやるんだったっけ…(苦笑)。
忘れちゃったよ。

まあ、どうにかこうにかアップできました。

んでテーマは、楽器(特に管楽器)やってる人に「いいなぁ~」「うらやましい!」と言わせるために(ヤな奴。笑)、”天然マイスタジオ”の紹介です。

場所は以前にも書きましたけれど、家から車で10分ほどのところにある、市が整備した森林公園(駐車場も有り)。
山(というか丘?)の中に遊歩道と広場がある程度のものではありますが、広さはかなり広い。夜中はイノシシの天下になる公園です。
だって朝行くと、あちこちにイノシシの「掘り跡」がありますからね。

ま、逆に言えば”イノシシ山”から程近いところに住んでます。ということなんですが。

この公園、立地の問題なのかどうかわかりませんが、ほとんど人が来ません。
来る人といえば犬の散歩、もしくはジョギング(というより本格的なランニングorクロスカントリーだな)に来る人。つまり、決まった人が決まった時間に来る、というような場所。
よって、来る人は基本的に顔なじみになる。

なので楽器を思い切り吹いていても”そんなに”迷惑にはならない、と。
どう?いいでしょ~v(^^)。

で一枚目の写真。

さすがに広場はみんなが犬を放したり、体操したりしているので、避けてます。
駐車場から入ってすぐの遊歩道沿いの休憩所(?)。
ここなら、他の人はびっきぃの後ろを通り過ぎる時だけガマンしてもらえば良いので(苦笑)、まだマシかな、と。
公園に入ってすぐのベンチだからここで休憩する人もいないしね。

それと山の南斜面なので結構暖かいんです。天気がよければですが。
こんな木漏れ日も…

ただ天気悪いと寒い(当然)。雨や雪が降って来たら即引き上げですけど。
曇りなら着込んでいるのでなんとか練習できます。

ただし風が吹くともうダメです。
中国山地を超え、この山も含む六甲山系を越えて冷え切った北西の季節風が吹きつける。
譜面はバタつくし(つーか倒れそうになるし)、指は冷えて固まるし(手袋はしてるけど指先部分は切ってあるからね)、風が吹き出したら帰ります(弱っ)。

でも風が吹く時は基本的に乾燥しているので神戸の街がはっきりと良く見えます。淡路島も。
写真ではあんまりですけどね。

まあ、譜面台越しの景色はこんな感じですわ。

どう?どう?うらやましい人は手を挙げて~!

って、完全にケンカ売ってますな(苦笑)。練習場所に四苦八苦している方々に…。ゴメンナサイ。
楽器をやらないみなさん、演奏家たち(特にアマチュア)は練習場所の確保に本当に苦労しているんですよ。
お隣から楽器の音が聞こえても、優しく見守って(聞き守って?)あげてくださいね。

実はね。びっきぃが本当に、一番うれしいのは、この練習場所が自然の中だってこと。

まだまだヘタなオカリナを文句も言わず黙って聞いてくれる木々や草花に愛情を感じながら、オカリナに心を込める。それがメロディーになって山肌をながれてゆく。

自己満足と言われればそれまでだけど、本当に最高の気分です(^^)。

でも、ちょっと悔しいことが一つだけ。
休憩している時に聞こえてくる、小鳥たちの歌。
どれだけオカリナが上達しても、彼ら彼女らの歌にはかなわないだろうなあ、と思うのでした。

誤字訂正(苦笑)。

2009年01月09日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
まあ、誤字脱字は他にもいっぱいあるんだろうけど。

「今日はイイ音色???」に「複式呼吸」と書いてしまいました。

「腹式呼吸」の誤りです。
腹に吸い込んだ(という感じ。実際吸い込むのは肺だもんね。)空気を、横隔膜で押し出す、と。

すると、息圧が安定(=音程などが安定)、さらに上体が共鳴版のような感じになって音に深みがでる、”らしい”と(苦笑)。

管楽器やってる方には常識なんでしょうけど…。

まあ、オカリナの技術のうち、言葉にできるものはこの「複式もとい腹式呼吸」ぐらいなんじゃないだろーか…。あとは個人ごとに異なるコツ、という感じのもの。

そして後は、前にも書いた通り「心」が演奏を左右する。

でもね。「心」が落ち着いていて、本当にメロディーに集中して心(気持ち)がこもった時の音、というかメロディーは最高ですね。
その感覚を味わってしまうと、もうやめられないですね。

ま、他人が聞けば単なる自己満足なんだろうけど、それはそれ。
迷惑掛けてるわけじゃなし(たぶん…)。
だって練習してる公園で会う人(及び犬、つまり散歩の人のみ。笑)とはもうほとんど顔見知りで会えば挨拶しあってるし、たまには雑談もするし。

びっきぃのオカリナも楽しみにしてくれている人もいるようだし(たぶん…。。。)。

あれ?単なる誤字訂正がヘンなよくわからん記事になっちまった。ま、いいか。

マニアックな楽器の世界。

2009年01月08日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
ホントはてるちゃんのコメントの返事に書きかけたんですが、また長くなりそうなので記事にしちゃいました(苦笑)。

ホントにね、オカリナって上手く吹けた時はもうたまらない音がするんですよねー。
俺はなんだか天地の精霊と繋がったような気がする。
単なる自己陶酔…か(爆笑)。

それはともかく、アンデス音楽(フォルクローレだよね)、俺も最近はまってます。
なんなんだろね、あの懐かしい感じ(俺だけ?)。

俺もケーナ欲しい!
でもオカリナ吹きがケーナ吹くと、オカリナの音になるんだって(笑)。逆もそうらしい。ちなみに尺八もその関係にあるんだって(ホントかよ、笑)。

あとチャランゴにも興味あり。どんな風に弾くのかさえよく知らないけど、もとギター少年としてはチャランゴの伴奏にオカリナのソロを乗せて、フォルクローレやってみたいな~、なんて思ったりします。

「アメイジング・グレイス」絡みで、ケルト音楽も少し聴いてみたけど、こっちはあんまりピンとこなかったなあ。綺麗だな~とは思ったけどね。まあこれは人それぞれの好みの問題だし。

でも「ティン・ホイッスル」という笛の音は哀愁があって好き。あの「タイタニック」の主題歌(MY HEART WILL GO ONだっけ?)の出だしの笛です。

なんか最近マニアックな楽器(及び音楽)に惹かれているびっきぃなのでした。

今日はイイ音色???

2009年01月05日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
夕べの記事で、オカリナのプロヴァンスAC(アルトC)は、硬めの音色に設計されているのかなあ?もっと柔らかい音色の方が(個人的には)いいなあ。
なんてことを書きましたが。

今日も午前中いつもの公園で吹いてきました。

あれ!?

なんか今日はいい音出すじゃない。
プロちゃん(プロヴァンス)、昨日の記事で怒った?
「俺の実力を見よ!」って(笑)。

まあ硬めは硬めの音色だけど、許せる範囲(3ヶ月のキャリアで何様のつもり?、苦笑)。

どうやら、問題は吹き方及び扱い方、のようですな。
しっかりとした複式呼吸。息の入れ方、そして”温度”。

オカリナって中が空洞の陶器ですからね。
温度で収縮、膨張すれば当然音程も音色も変わるんです。
なのでいつも練習に行くときは、ストラップを首に掛けて、オカリナは胸の服の中で温めながら行くんです。(題して”木下藤吉郎の草履取り作戦”)

今日はコンディションもよかったのかなあ。気温も複式呼吸も息の入れ方も…。

ということは、プロちゃんでいつでもあの音色を出せるようになるまでは、新しいオカリナは必要ない。と。

それともうひとつ。
オカリナって、演奏の幅が狭いんですよ。
和音はもちろん出ないし、音量のコントロールもかなり制限されてます。
強く息を入れれば音程が上がるし、弱いと下がる。
その他もろもろ。

つまり、複雑なテクニックはほとんどなくて、純粋にどれだけ良い音色をだせるか?
もっといえば、演奏者の心をどれだけ旋律に乗せて聴く人に伝えられるか?という
非常に奥深い楽器です。

なので、あるプロの方は言ってました。
”上手くなりたいのなら、吹ける曲を増やすよりも1曲ととことん向かい合って下さい。1年ぐらいは、ね。”だそうです。

びっきぃは、もちろん上手くはなりたいけど、それ以上に楽しむことが第一。
なので、どんどん新しい曲に手を出しています(笑)。

でも、その言葉が頭にあって、1曲だけは必ず練習の最後に毎日吹く曲があります。
「白い巨塔(新しい方)」のエンディングにもなっていた「アメイジング・グレイス」。故本田美奈子さんの舞台の方が有名かな?

楽譜的には簡単な曲なんですけどね。
毎日心を込めて吹いていると、いろいろ演奏法に気づきます。言葉にはできない気持ちの持ちようの部分が多いんですけどね。
でもそれで音色が変わるんですよ。不思議な楽器だ。ホントに。

例のプロのおっしゃった”1曲と1年付き合え”というのはこういうことに気づきなさい、それに曲ごとに違うものですよ。ということなんだろうなあ。

となると、話戻ってプロヴァンス。
このコの音色の変化はかなり敏感に感じられるようになってきたので、もう少し、少なくとも「アメイジング・グレイス」を自分で納得できる演奏ができるようになるまでは、次のオカリナは”おあずけ”かな。

ということでプロヴァンスは名器であることに気づいた今日の練習でした。
(あ、ちなみにプロヴァンスはもう売ってません。モデルチェンジでスタンダルトという新しいモノになりました。そっちの特性は知りませーん。)

また長文になっちゃった。
でも脳ミソが回復している証拠かもね(笑)。

オカリナのこと

2009年01月05日 | 徒然雑草(オカリナ・ハーモニカのこと)
今日2本目の記事。

ちょっと前まではパソコンの前に座るのも億劫で、ブログなんてとてもとても、という精神状態(うつ、ね)だったんですが。ホントようやく良くなってきたのかね~。

ま、それはまた別に書くとして。

オカリナです。なぜにオカリナ?

う~ん、どういうのかなあ、メンタルの状態が良くなってくるにつれて、音楽への興味が戻って来たんですよ。
で、興味が戻ってきたモノには手を出そう、と。それが”うつ”の回復を早めることにもなるだろうと、ね。

で、最初は聴くだけだったんですけど。
しばらくすると、演(や)りたくなって来たんです。

もともと音楽少年だったびっきぃは、鍵盤楽器とギター(アコースティック)はできるんです。
でも両方とも基本的に伴奏楽器でしょ。いや、もちろんピアノソロ・ギターソロってのもあるけど、1曲マスターするのに時間かかるのが嫌で(そのへんはやっぱり億劫さがあります)。

ということで、いわゆる(?)メロディー楽器がやりたい、と。
つまり主旋律を演奏できる楽器、ということですね。

で、真っ先に頭に浮かんだのがテナーサックス。
サム・テイラーのような甘くて渋い音色。あ~あこがれるぅ~。

でも却下。

だってあの大きな楽器、しかも管が曲がりくねって(笑)、びっきぃの心肺機能ではおそらく無理でしょう。というか負荷が大きすぎるでしょう、と。いくらリードがついているっていってもね。

それと”お高い”。初心者用でもウン万円。もし上手くなれてちょっとイイのが欲しい、と思ったら数十万円。やってられんわなあ。

で、次に候補に挙がったのがハーモニカ。
10ホールズハーモニカ(通称ブルースハープ)という種類のやつ。
よく、長渕剛やゆずなんかが吹いているアレです。

といってもびっきぃがハープ(ハーモニカ)で目指すとすれば、スウィング系のジャズかブルース。
ゆずなんかは、歌の合間にアクセント的にハープを使っているけれど、ハープを主人公(?)に演奏している、リトル・ウォルターなんかのプロのハーピストの演奏はすごいっすよ。
特にそのリトル・ウォルターって人はハープにマイクを近づけ、ギターアンプから音を出す、というやり方を始めた人で、その音色(特に低音部)はまさにサックスのような甘くて渋い音。ん~イイねぇ。

でも却下(笑)。

値段はイイ。つーかものすごくイイ。だって、初心者用のハープもプロが使っているハープも4千円くらい。
というか、初心者にも吹きやすい、という機種を使っているプロもいるくらいでね。

ただ、難しそう(笑)。
いや、あくまでも今のびっきぃにとってね。
10ホールズは、正式には10ホールズ・ダイアトニック・ハーモニカといいまして。
ダイアトニックというのは全音(つまりピアノの白鍵=ハ長調・イ短調の場合)のことで、普通に吹き吸いするだけでは半音が出ないんですよ。
”ベンド”というテクニックを使えば出せるんですけどね。

でも、今のメンタル億劫モードのびっきぃには意欲がわかない。

で、たどり着いたのがオカリナ。
うん、こいつはイイ。とりあえず吹けば音がでる。指使いも小学校でのリコーダーに毛が生えたようなもの。半音もOK。つまり、指使いを覚えれば、楽譜があれば(一応)すぐに曲が吹ける。びっきぃは楽譜読めるもんね。へへ(だからどうした、笑)。
難点は音域の狭さ。1オクターブ半しかない。

でも”歌”であれば1オクターブ半以上の音域のある歌なんてそうそうないだろうし。つまりオカリナの音域に収まるように”移調”すればいいわけだから。

でも、それよりもなによりも、その音色。
ネット上でもレンタルCDでもいろいろ聴いてみたけど、この音色は本当に良い!
優しくて、柔らかくて、澄んでいて…。

ジャズやブルースには合わんだろうけど、バラード系の歌やクラシック、民族音楽などを吹くにはぴったり。

ということで、手に入れました。
昨年10月か11月ごろ。ナイトというメーカーのプロヴァンスというやつです。音域はアルトC管というもので、ピアノの真ん中のドの上のラから始まってド~高いド~高いファまで。楽譜上は1オクターブ下に記譜するけどね。

で、毎朝というか毎午前中は、近所の森林公園(ほとんど人気がないので迷惑を掛ける心配がない、嬉)で練習するのが日課になりました。
というか日課にしました。メンタルの医師に「生活のリズムを作りなさい」と言われていたからね。

これで、午前中は公園でオカリナ。午後はジムでトレーニング。と基本リズムができました。
とりあえずここ2,3ヶ月そのリズムをキープできています。メンタル的にも良い効果がでているように思います。

目下の悩みは…、新しいオカリナが欲しいな~ってこと(笑)。
だって、2,3ヶ月とはいえ、ほとんど毎日2~3時間吹いてるわけだからね~。
それなりに上手くはなってるんじゃないかと。

もっと柔らかく優しい音色が欲しいんだけど、それがプロヴァンスの特性のせいなのか、技術の問題なのか…。

両方だと思うけど、プロヴァンスの特性の方が要因が大きいんじゃないかなあ、と思うこのごろ。

プロヴァンスの音色って硬めなの? 知ってる方いらっしゃったら教えてくださーい。
あ、あと「柔らかい音色」に重点をおいたオカリナをご存知の方も、情報をお願い申し上げますm(_ _)m。