西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

付け替え道路工事再開15日目

2016-08-19 21:22:20 | 石木ダム
7月25日から再開した付け替え道路工事は、今日で15日目となった。

天気は曇りで、昨日までの暑さと比べると少しは凌ぎ易そうに思える。



午前9時、ダム事務所前の支援者から「佐世保の県北振興局の職員2人が応援にきた。それとダム事務所の軽乗用車が1台ゲート方面へ向かった」と連絡が入る。

このところ応援者が来た時だけ、所長以下県職員はゲート前へやって来る。

今日もゲート前へやって来るに違いない。

ダム事務所の軽乗用車も、私たちが座り込んでいるゲート前を通り越して木場のほうへ向かって行ったが、9時20分には石木へと下った。座り込んでいる私たちの人数確認などに来たのだろうか?



午前9時45分、M採石場上のカーブでダム事務所の白いワゴン車と2台の軽乗用車が止まり、県職員9人と業者3人が私たちがいるゲート前まで歩いてやって来た。



所長は開口一番、「工事のために現場に入るので進入を妨害しないでください」と言う。

「番線などの障害物を撤去してください。自主的に撤去されないときはこちらで強制的に撤去します。」とも言う。



しかし、本当に工事をやる気があるのかどうか疑わしいのだ。

業者は3人だけで、機材も何も持ってきてはいない。

多いのは県の職員で、こちらはビデオにデジカメで私たちを撮りまくっている。

どう考えても、工事をするより私たちを「妨害行為」で訴えようとしているのではないかと思えてくる。


私たちは現在、国に対して「事業認定取り消し」の訴訟と県と佐世保市に対して「工事差し止め」の訴訟を起こしている。

しかし、たとえ裁判で勝訴したとしても、工事が進んでいたなら運用が開始されてしまう。
これまでの同様の裁判でも、ほとんどが運用開始になっている。

そうならないために、私たちは工事を止めていくしかないのだ。







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