西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

押し迫って、、、

2011-12-30 21:30:12 | 日記
今日は、友人の娘さんの結婚式だった。



年末の慌しい時期の結婚には、いろいろと大変な理由があるのだけれど、簡素なとてもいい結婚式だった。
何より、友人の娘さんYちゃんの輝くような笑顔が嬉しかったし、最後の新郎の挨拶には目頭が熱くなった。

 


振り返って見ると、今年は大きな震災で多くの方々が亡くなられた大変な年だった。
政府は「冷温停止状態」などと発表したが、いつ収束するともわからない原発事故は続いている、、、。

これから家庭を築いていく若い二人には、厳しい現実が待っていることだろう。
しかし、負けないで力を合わせて乗り越えて欲しい。



毎日おじゃましているcosmosさんのブログに、南相馬市在住の女性「ぬまゆ」さんのブログが紹介してあり、そちらへもお邪魔したが、何の援助も支援もしないこの国の凍りつくような現実が見えて、どのような表現が適切なのか分からないが、怒りと同時に情けない気持ちになった。

http://blogs.yahoo.co.jp/kmasa924/28532025.html

「ぬまゆ」さんは明らかに被爆者である。
そして、「ぬまゆ」さんのような症状の人は、まだ大勢いるのだと思う。

それなのに、「安全ですよ、大丈夫ですよ」と国は言うのだ。
どうしてそんなことが言えるのだろう?
ひょっとして、何十年もたってから「あなた方は被爆者ではないが、被爆体験者です。」と言い出すかもしれない。


「放射能被爆には、しきい値はない。」と多くの学者が言っている。たとえどんなに低線量だとしても、体には何らかの影響があるということだ。

藤田裕幸さんは「チェルノブイリ原発事故の時、ソ連の対応はひどいと思っていたが、今の日本のほうが、もっとひどい。」と言われたが本当にそうだ。


来年は、もっと、もっと声を上げて行きたい。
日本の西の端の小さな町の小さな声にしか過ぎないけれど、頑張りたい!


…しばらくパソ落ちします。
毎年、今年こそ何も作らないと言いながら毎年作っているおせち。
今夜で、予定していたおせちはすべて完成したのだけれど、明日から子供たちが帰ってきて忙しくなりそうなので…。

みなさん、どうぞよいお年をお迎えください。

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