雀蜂の巣・撤去

2024年02月15日 | 身近な生き物
2023年12月 中旬・・・強い寒波の後・・・巣をコンコンと長い棒で叩いてみる。
 蜂が全く出てくる気配がなく‥・Tさんに報告。
寒いから直ぐには出て来れない可能性が・・・
そっか・・・中で動きが緩慢になっている可能性が高いかも。
2024年 1月中旬・・・何度かの寒波を経験し・・・流石に蜂もいなくなっているのでは ?
  Tさんに報告‥‥慌てない 慌てない・・・言われてしまった。
2/13(火),1日中晴天・・・穏やかな日差しの中で蜂の巣撤去・・・と言いたかったのだが,
 13時過ぎまで歯科検診で留守・・・P:M 14:30・・・外へ出てみると
 撤去されている蜂の巣を発見・・・Tさんに尋ねると
 私が分解したいだろうから・・・置いている・・・と。
綺麗ねぇ~・・・雀蜂は怖いけれど・・・
この巣には芸術性を感じてしまうのよねぇ~🎶
こんなに大きく壊していたのね。
皆が巣立つまで 見守りたいと思っていたのに・・・
申し訳ない事をしてしまった。
雀蜂の巣の表皮はウロコ状の模様になっているが
職蜂しょくほうが樹皮のような物を噛みとって
唾液で練って塗りつけて出来る物で
材料が変わると色や縞模様が変わって来る。
育房の1つ1つが正六角形になっているのも・・・奇麗ねぇ~
育房が正六角形である事の理由があるのか・・・検索をして見た。
六角形を並べた形の事をハニカム構造と言って
構造的にとても丈夫な形として知られている。
平面に敷き詰められる正多角形は 正三角形・正方形・正六角形の3種類で
正方形に敷き詰めた場合・・・丈夫そうに見えるが
一定の方向から力が加わると一気に崩れ落ち
内部から力が加わった時に 力を小さく分散させるには
辺が多い方が有利になる。
丈夫な構造にするのには 円が良いが
平面に少しでも多く・・・そして
丈夫な構造となると正六角形が良い事になる。
まぁ~・・・蜂がこんな事を考えながら
巣を設計しているのではないだろうが
代々・・・受け継がれてきた本能なのだろうか。
蜂の入り口は 綺麗に円筒形になって‥‥
巣の中は 4段になっていたのね。