腱鞘炎顛末

2018年09月14日 | 健康管理(猫)
4日ほど前から右手首の外側が痛み始める。

  この1~2年或いは2~3年前から度々起きる腱鞘炎。
  また来たか  そんな感じ。
  とうとうこのままでは自然に解消しそうにないと昨夜に
  ロコワテープを貼付する。

  14日朝に目覚めた時には昨夜までの痛みは消えていたのだが,
  右手首関節そのものがピクリとも動かす事が出来ず,,,,
  時間の経過と共に痛みが激しくなり,
  隆さんに昼食の準備をしてもらって私は休んでいたのだが,
  みるみる滝のように脂汗が流れ出し吐き気を催す。
  暫くの間吐き気に任せて嘔吐くと脂汗も吐き気も収まり,
  用意をしてもらった昼食を食べる。
 P:M 3:30, 翌朝まで待つのが辛い状況になって来たので,
  掛かり付けのO外科へ診察に行く。
  診察まで待っている1時間余りの間に3度の脂汗と吐き気が襲ってくる。
  エコー検査の結果,腱鞘炎だな・・・と。
  少し痛いけど痛み止めを注射しておこうか?
  液も少し抜くからね。。。。っと。
  この液を抜くか・・・・痛いってもんではなかった。
  思わず「ウッ」て体が仰け反ってしまったよ。。。。
  勿論,,,腕は動かさなかったけれどね。
  その後もウウゥゥっと声が漏れてしまうほどの痛み。
  その後,レントゲンを2枚撮影。
  その後レントゲンに合わせて
  添え木(ソフラフィックス®スプリントG)を作って下さる。

  乾かせるのに10分程待っている間にカシャ
  10分程待っている間だけでも手を動かす負担に
  断然の違いに吃驚。
  痛みで指を動かす事は出来ないのだが,
  手を動かす時に腕橈骨筋を使う事なく,
  上腕筋だけで大きな痛みを感じずに動かす事が出来るので,
  添え木は手首の安静にはとても大事である事が良く分かる。

  夕食は帰宅時間も遅くなりお弁当を購入する。

  このお弁当は娘が高校生の時からの馴染みのお店で,
  唐揚げがとても美味しく直ぐに売り切れるのだ。
  今は2代目の方がオーナーになっている。

   チョコは私の事情には関係なく白米のお裾分けを待って・・・・

   私も何も考えていなくて,,,,ふと・・・
   食べさせ難いなぁ~・・・なんて思っていると,
   無意識に左手でお箸を持ち食事をしていた事に気が付く。
   私って・・・ホント・・・ぬ・け・て・る~(爆)

  痛み止め(ロキソプロフェンNa錠60mg)を10日間処方されたのだが,
  痛み止めは何時から服用をすれば良いのか。
  迷いながらも夕食後に1錠を服用する。
 P:M 11:00頃, 指の腫れが引き指を動かす事が出来るようになる。

  チョコの歯磨きをどうしようか迷った挙句,
  右手では歯ブラシが倒れないように支えているのがやっとだったのだが・・・
  それでも歯磨きをした気分・・・その程度にしかならないかもわからないが。。

 9/15(土), 全体の腫れも引き添え木を外すと,
   前後の動きに対しての痛みは軽くなったが,
   手首を左右に動かす事には無理があるようだ。
   それでも家事をする事が出来るようになって一安心。
   当分の間は家事と散歩以外の事は自粛だな。

   腫れが引いたばかりでシワシワもいいとこだね。
  此処まで酷くなった原因はの1つに恐らくは,
  痛みが強くなってきているのが判っていながら・・・
  ロコワテープを張る必要性を感じていながら・・・
  雨の降る中でキャベツとブロッコリーの植え替えをした事にあると思う。
  雨に濡れた田の土というのは乾燥している時よりも
  更に重みを増すから手首への負担も増したのではないだろうか。

    手前の大根と白菜は隆さんが土の耕しから全ての世話をしている。

    現在は日々,諸々の虫達と格闘中。

    *******************

 腱鞘炎というのは日常的に指や手をよく使う事により,
 指や手の関節が強張り指を動かし難くなったり,
 痛みが走ったりする事です。
 指には腱があり筋肉と連動して動かす事で,
 指や手首を自由に動かす事が出来ている。
 腱が動く時に骨から離れないように抑える役割をしているのが腱鞘で,
 指や手首を頻繁に曲げ伸ばしをしていると,
 腱と腱鞘が擦れあって炎症を起こします。
 中高年になると腱も腱鞘も硬くなり血行も悪くなってくる事で,
 炎症を起こしやすく回復も遅れがちになってくる。

って・・・全く私の事ではないか(泣)

  ロキソプロフェンNa錠60mg
 非ステロイド性の消炎鎮痛剤で炎症に関わっている
 プロスタグランジンの産生を抑えることにより解熱・
 消炎・鎮痛作用をあらわす。
 原則として1日2回までとし1日最大3錠(180mg)までとされている。
 飲み忘れた場合は気がついた時に出来るだけ早く服用し,
 次に飲む時間が近い時は忘れた分は飲まないで1回分をとばす。
 絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
  薬局のお姉さんに1日に3錠までと言われたが,
 薬について検索をしてみると原則として2回となっているので
 薬の服用は朝・昼の2回にする。

 それにしても痛みによって脂汗が出たり吐き気が起きるなんて。
 しかも隆さんが退職をしてから体重が5k減になっているのだが,
 更に1k減になっていたのには吃驚だ。

 最もこの痛みによる体重減は痛みが消えると共に戻っていたが(笑)
で,痛みと脂汗についても調べてみた。

 汗は汗腺を通して出てくるのだが,
 汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があり
 其々に汗の性質や汗を出す仕組みが異なる。
 エクリン腺は主に体温調節の為に出る汗で,
 体の全身に分布しており無味無臭なのだが,
 アポクリン腺から出る汗は
 脂質や蛋白質等臭いの元となる成分を含んでいる。

汗をかく要因にも色々あるようで,

 温熱性発汗
  暑い時や運動した時に上昇した体温を下がる作用。
  足の裏を除く全身から発汗し汗腺の種類はエクリン腺。
 精神性発汗
  ストレスや精神的な刺激が要因となって出る汗で,
  脇・掌・足の裏等局所的に発汗し,
  汗腺の種類はエクリン腺・アポクリン腺。
 味覚性発汗
  味覚の刺激により反射的に起こる汗で頬や鼻に出る。
  汗腺の種類はエクリン腺

  私の場合は明らかな精神性発汗であり,
  診察室へ入ってから医院を出るまでも
  相当な時間(待ち1時間余り・診察入室後1時間)を要したが
  医師の診察後は発汗も吐き気も一切起きなかった事でも分かる。

  9/18(火),  経過観察の為受診をする。
  痛みはあるものの内服薬は今朝から服用を止めている。
  水仕事以外では添え木を装着しているので痛みは感じないのだが,
  添え木を外して作業をすると痛みが復活をするので,一寸面倒だなという感触がある。
  液を抜いたというのはどういう事か質問をすると,
  液というのは水であると・・・水しかないよ勿論!
  そんな雰囲気で笑顔で答えてくださる。
  2~3年前から腱鞘炎を繰り返しており,
  予備の為のロコアテープを欲しいと伝えると,
  同じ痛みであっても他の関節炎と腱鞘炎の為の薬に違いがあり,
  腱鞘炎の為のテープを予備として処方をしてくださる。
  (ロキソプロフェンNaテープ50mg)
  現在(9/18)はテープと添え木で安静を保っている。

  関節に水が溜まる理由として,
  正常な関節でも潤滑のため少量の水(関節液)が存在しているが,
  それは極僅かであり,関節液は関節内の滑膜の血管から,
  分泌されたり吸収されたりしている。関節に炎症がおこると,
  この分泌と吸収のバランスが崩れる事により,
  必要以上に水がたまることになる。
 水を抜く必要性について,
  水が溜まる事で高くなった関節内の圧を下げて関節の動きをよくする。 
  関節内の炎症を起こす物質や汚れを取り除く。
  関節液に含まれている菌や結晶を調べることで原因追及をする。
  注射器を使って水を抜く検査のことを関節穿刺といいます。