高源寺・紅葉

2020年11月22日 | ドライブ
11/18(水),Tさんが出かけている先のリハビリの先生から安国寺の紅葉が綺麗と聞いて来たのだが,
安国寺(豊岡市)はコロナの影響で拝観を中止していますと連絡を頂く。
2日連続で遠出のみならず歩き疲れているだろうから今日はゆっくりするか・・・と・・
ゆっくりするつもりが紅葉も終盤に差し掛かっているようで今しかないよね。
という事で高源寺へ向けて出発をする。
第2駐車場に止めるもやはり山門までが遠そうだ。。。
然し遠くに止めて正解だったかも・・・遥か向こうに小さく見える車の列。
石龕寺でも観光バスを見かけたが此処でもツアー客が来ているようだ。
ガイドのお兄さんが持っている小旗に京都観光って書いてあったのには吃驚。
拝観料を支払って惣門の方へ・・・
惣門は弘巌玄猊禅師が織田藩の援助を得て建立したもので
正面の額には弘巌玄猊禅師の筆による「丹丘勝処たんきゅうしょうしょ」の額があります。
Tさんは階段を避けて横の坂道を登っていきます。
山門が見えて来ました。
山門は別名「紫鳳楼しほうろう」と呼び,二階にはお釈迦様と十六羅漢が祭られています。
二階の天井には弘巌玄猊禅師筆による天女や経典の画が描かれています。
この建物も弘巌玄猊禅師の建立です。
山門の向こうに仏殿が見えています。
仏殿は灋王殿ほうおうでんともいいます。
中には高源寺の本尊「釈迦如来坐像」が祭られている。
山門に佇むと鐘楼の鐘の音が響いて来て厳かな気持ちになります。
仏殿の横の階段を上がると多宝塔と鐘楼があるようなのですが,
上まであがるとTさんを待たせる時間が途方もなく長くなりそうで諦める。
多宝塔の中には「輪蔵」という造りで経典が納めてあり,
正面には三国伝来の印度昆須鳩摩の作と伝えられる開運「毘沙門天」が祭られている。
この建物も弘巌玄猊禅師の建立によるものです。
仏殿の横には心字の池があり小さな滝がある。
おまけと言っちゃあ悪いけれど・・・・
開山の遠谿祖雄禅師が中国杭州の天目山で禅の修行をしてこられました。
その後丹波に帰り高源寺を建立しましたがその折に
中国天目山より持ち帰った楓の種を境内に植えた事で天目楓と呼ばれている。
心字の池で休憩中にイタグレの飼い主さんと久々に犬談議に花を咲かせて・・・
楽しい一時を過ごした後で帰路につきました。
帰路は私も坂道の方から・・・
画像は800×533サイズにリンク。