東京は中学受験、真っ盛り。
週末は受験の親子をたくさん見かけました。
家の近くにある開成中学では、
毎年のことながら、マスコミが多く駆けつけていました。
私自身は中学受験は5戦全敗、
という最悪の結果でしたので、中学受験の難しさを肌で知っています。
試験問題の難しさもありますが、
体調管理、モチベーション、競争というメンタル等、人生で初めての大勝負。
是非、目標を勝ち取っていただきたいものです。
今日は都内の中高一貫の都立中等教育学校の受験日ですね。
都立は、試験問題が独特。
私立の学校の対策しかやっていないと、運任せになる部分も多く、親御さんも不安ですよね。
都立は発表も先ですので、
都立第一志望、私立第二希望の場合は、
今日、明日中には入学金の支払いが必要なところも多く、親も色々と悩ましい季節です。
この教育資金準備のために
去年できた制度が教育資金の一括贈与の非課税制度。
ざっくり言えば、
祖父母が孫のために教育資金を出してあげる場合、
1500万円までは贈与税がかからない、という制度。
その都度、出してもらうよりも、一括贈与してもらう方が、
親の生活設計も立てやすい(教育資金の不安が目に見えて解消できる)
祖父母の相続税対策としても有効(相続税がかからない、贈与税も使い切ればかからない)
というメリットもあり、人気が高いようです。
一方で、
・富裕層にしか恩恵がない
・子がいる家庭と子がいない家庭で不公平が生じる
という面もあるようです。
この制度を使える家庭は老後資金設計、住宅資金設計に集中できる分、メリットが大きいですね。