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世間の感覚、天下がとれるか奈落の底かの別れ道

2008-05-09 05:00:14 | マイビジネス
今日は昼は國學院大学、夜は日本大学で講義。
Wヘッダー、仕事を楽しんで来ようと思います。

さて、タイトルにもありますが、
ビジネスマンとして、
「マナー」「専門スキル」「コミュニケーション」も大切ですが、
世間の感覚(常識)をキャッチすることも大切な要素です。

吉兆の社長のコメントを聞いて、新たそうに思い直しました。
「食べ残し」ではなく、「手をつけなかった召し上がり物」。

漫才・お笑い、なぞなぞ、国語の授業などであれば、
そのような御託も面白いですが、商売人としては、再起不能への片道切符確定。

世間が期待するもの、
吉兆で言えば
「最高の素材を最高の方法で料理したものを、最高の仲間と最高の環境で食べる」
というブランドを認めていたからこそ、値段が高くてもお客さまが
ついてきたわけです。

仮に
「普通の素材を普通の方法で料理したものを、普通の仲間と普通の環境で食べる」
場合には、ブランドはありませんので、普通の値段でしか商売はできませんし、
強烈な生存競争の中で闘うことになるわけです。

だからこそ、どの企業も「わが社だけのブランド」を
立ち上げるわけです。

しかし、吉兆は
「悪い素材(お客さまの食べ残し)を料理する」
というお客様を犬・猫・豚・牛などと同じような扱いをしたわけです。
これでは、普通の値段でもお客は来ませんし、タダでも来ません。
(これがキャバクラやクラブとかであれば、顧客が来る目的が
 店の雰囲気おやホスト・ホステスにあるため、フルーツも盛り合わせなどの
 使い回しをしてもさほど影響を受けませんが・・・)

信用は築くのは時間がかかるが、失うのは一瞬。
料理人も洗いざらい告白してしまったほうが、
料理人のスキルを重い存分発揮できるだけでなく、
大切な料理人のココロを取り戻すことができるでしょう。
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