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ええ加減にせんかい!社会保険庁

2006-05-23 09:07:06 | FP
●未納者を勝手に免除扱い「未納」と「免除」は大違い

大阪社会保険事務局、長崎保険事務局では、
合計4.2万人の未納者に対して、
加入者の申し出なく、勝手に保険料を免除したり納付猶予を承認する通知書を
送ったそうです。

対象者本人から観ると「親切やな~ ありがとう!」となりますが、
きちんと加入している人から見ると「何しとんねん、ドアホ!」となります。

実は
「未納」「未加入」 受給資格期間にカウントせず、年金も1円も増えない
「免除」      受給資格期間としてカウントされ、年金も少し増える
「猶予」      年金は1円も増えないが、受給資格期間としてカウント。

というように「未納」よりも「免除」「猶予」の方が嬉しいわけです。
何故、こうなったかというと、見かけ上の納付率を改善するためと思われます。

ドアホ!
てめえの金で埋め合わせしろ!
退職金を前借りして、穴埋めせい! と言ってやりたいです、ほんと。

●苦情2116通

社会保険庁に届いた年金に関する苦情。
「年金が少ない」「受給資格要件を緩く」というのは、
仕方ない部分があるにせよ、
「職員の対応が悪い」のは何とかしてほしいものですね。
ま、役所にいれば、役所的人間になってしまうものかもしれません。
丁寧な対応をすれば、給料が増えるというわけでもないようですし。
一番の対策は、役所の肩書きを外して、多くの人と触れ合う時間を
作ることだと思います。
社会保険庁職員に 強面系が運営する道場に入門してもらって、
叩きなおしてほしいものです。

いずれにしても、少子化、高齢化を受けて、
●介護保険
 自己負担を2割に?
 20歳から加入?

●雇用保険
 国庫負担軽減。少子化財源として一部活用

●医療保険
 毎回、治療時の一定額は全額自己負担とする「保険免責制度」の導入

など、社会保険の見直し論議が盛んなときに、
平和ボケした危機感のない行動はして欲しくないものですね。
コメント (2)
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