私の洋服

私は洋服が大好きです。

子供のころは、着せ替え人形をして遊んでいました。

この頃の子供たちには、想像もつかないかもしれませんが、厚紙で女の子を作り、それに合わせて、薄い紙で洋服を作って、肩に折り返しを作って着せるのです。箱に一杯になるほど作って楽しんでいました。

10代のころ、ビートルズとツイッギーという衝撃的な人たちが現れ、それは、世界中の若者たちを魅了しました。

男の子はみんな長髪にし、女の子はミニスカートをはきました。それは、本当に楽しい時代だったと思います。

20代のころから、日本の若いデザイナーが、それぞれの魅力を発揮して、デザイナーズブランドが世界に進出しました。私も大好きなブランドがありました。

その後、ユニクロやZARAやH&Mなど、リーズナブルな洋服が出たり、海外の高級なブランドものを買ったりという時代が来ました。

私は、夫が元気な間は、ちょっと贅沢をして、ブランドものを買ったりしていましたが、夫が倒れた時、ああもう洋服は買えないと、覚悟をしました。

3年半、1枚も洋服を買わない時を過ごしました。

そして、あまりにも洋服を買わなかったときが長かったのでしょう、だんだんストレスが溜まってきて、インターネットを見ていると、いろいろなものが目に入るようになったのです。

以前のように、高いものは買いませんが、ストレスのたまらない程度に洋服を買っています。

私は、去年、70才になりました。でも、本人はあまり自覚がなくて、明るくて、ふわふわと柔らかいものが大好きです。

上の写真は、今年に入って買ったグリーンのフレアスカートとピンクの袖がシースルーのニットです。下の写真は、黄色のワンピースとグレイのワンピース、それにビジューのついたジャケットです。

年齢で着られない洋服もありますが、やっぱり、かわいくて、きれいな洋服を一生着ていきたいと思っています。