私の住む町では、新型コロナウイルス感染が、まだ収まったとはいえない状態です。
私と母とは、あまり出かけることもなく、出かけるときは、マスクをし、手洗いを丁寧にしています。でも、うつるかもしれないという気持ちは、いつも強くあります。
うつったら、家族全員、重症者になるかもしれないということも思っています。夫は寝たきりで、母は95才、私は喘息からの難病にかかっているからです。
もし、重症者になれば、家族との面会もできず、骨で帰ることになると聞きました。
とても怖くて仕方ありません。夫はわからないままに命を落とし、母は寂しがって逝くのだと思うと、本当にどうしようと思います。
どうしたらよいかということも分からず、暗澹たる気持ちになってしまいます。
私は、2016年に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症にかかり、股関節を骨折し、心臓と肺の血栓を取り、そのうえ、軽い脳梗塞も起こしました。
1年のうち、7か月も入院して、そのころから、自分の命はそんなに長くないと実感するようになりました。(でも、それから4年ほど生きているのですけど、、)
それから、いつも暗い気持ちで、これから先のことを考えます。
そして、物心ついてから、私が人にした非常識なこと、無神経なことを考えます。
そして、人にされた多くの悪意や意地悪を考えます。
特に、自分がした取り返しのつかないことを、その時まで帰って、やり直したいと思います。
そうした暗い心は、多分、自分の未来が閉ざされているからなのでしょう。未来を考えると、明るいものは何も見えません。
でも、ずつと暗い心のままで生きていくことは、とても難しいので、何か起こったら、その時にそれに対処しようと、気持ちを切り替えながら生きています。
そして、自分の人生の辛かったことを、日々かみしめながら、でも、それが自分の人生だと納得しつつ生きています。
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