美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

未来を見れば

2020-05-08 01:37:44 | 私の日々
私の住む町では、新型コロナウイルス感染が、まだ収まったとはいえない状態です。

私と母とは、あまり出かけることもなく、出かけるときは、マスクをし、手洗いを丁寧にしています。でも、うつるかもしれないという気持ちは、いつも強くあります。

うつったら、家族全員、重症者になるかもしれないということも思っています。夫は寝たきりで、母は95才、私は喘息からの難病にかかっているからです。

もし、重症者になれば、家族との面会もできず、骨で帰ることになると聞きました。

とても怖くて仕方ありません。夫はわからないままに命を落とし、母は寂しがって逝くのだと思うと、本当にどうしようと思います。

どうしたらよいかということも分からず、暗澹たる気持ちになってしまいます。

私は、2016年に好酸球性多発血管炎性肉芽腫症にかかり、股関節を骨折し、心臓と肺の血栓を取り、そのうえ、軽い脳梗塞も起こしました。

1年のうち、7か月も入院して、そのころから、自分の命はそんなに長くないと実感するようになりました。(でも、それから4年ほど生きているのですけど、、)

それから、いつも暗い気持ちで、これから先のことを考えます。

そして、物心ついてから、私が人にした非常識なこと、無神経なことを考えます。

そして、人にされた多くの悪意や意地悪を考えます。

特に、自分がした取り返しのつかないことを、その時まで帰って、やり直したいと思います。

そうした暗い心は、多分、自分の未来が閉ざされているからなのでしょう。未来を考えると、明るいものは何も見えません。

でも、ずつと暗い心のままで生きていくことは、とても難しいので、何か起こったら、その時にそれに対処しようと、気持ちを切り替えながら生きています。

そして、自分の人生の辛かったことを、日々かみしめながら、でも、それが自分の人生だと納得しつつ生きています。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 犬のいる暮らし | トップ | ささやかに薔薇の花 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

私の日々」カテゴリの最新記事