高校時代に茨城県・水戸市から月に1度は上京して、多摩美の先生にデッサンを見て頂いた。頭の中には
より合理的に目標に到達するための多くの疑問が渦巻いていて、それらを矢継ぎ早に尋ねるのだが・・・
先生曰く、描き終えたデッサンを1枚1枚積み上げて君の背丈に達する頃には、ほとんどの疑問に自らが
答えられるようになっている筈だ・・・と。いかに合理的に最短ルートを突き進んで学んでいても、それ
だけでは理解出来ない何かがある。チ・ボラグ先生に譲られた馬頭琴には、柊生練習せよと書かれている
人は物を積み上げたがる。また積み上げた物の上に君臨したがる。頂点を極めたいという願望もあるのだ
が、単に下界を見下すだけでは無く、全体を眺め理解し把握したいという、考え方もあるような気がする
喫茶多摩川には手練れの石積みの作家が存在するが、この1年ほどは作品を展示していない。バランスに
長けた作風なのだが、この石積み石像群のバランスは・・・微妙だ。崩すのが好きなのも、人間の本能か
雲の上から猛烈な陽射し、無風で蒸し暑く、気温20〜26℃。 午後2時の気温25.5℃、湿度56%
(11・133)36.1℃(78〜125)
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