返還前の香港で仕事をしていた際に、香港在住の日本の友人から、今は亡き魔窟九龍城傍らの蛇料理専門
店に誘われた。香港でも日本同様、蛇は滋養強壮に効果があり、冬場に風邪をひきかけた時などに好んで
食され、この日もごく普通の香港人の会社員やオフィスレディが、日本の駅構内にあるドリンクバーでも
利用する感じで、蛇のスープを飲んでいた。特に冬眠前の蛇は、脂がのっていて旨いのだとか。店の壁際
には前面が金網で覆われた木を植えたジオラマ風のスペースがあって、にょろにょろトグロを巻いていた
その横に木製のポスターケースのような抽出しが並んでいて、スープ以外の注文をすると、この抽出しの
中からご存命の蛇を取り出して、速攻で皮を剥いで調理する。逃亡していないかと心配になって、思わず
テーブルの足下を覗き込んだ。因みに三蛇羹とか五蛇羹と書かれた、3種類または5種類の蛇を使用した
とろみの付いたスープの缶詰も売っていた。細切りにされた蛇は、臭みは全く無く鶏肉のような味わいだ
本日の馬頭琴のレッスン会場の入口で、「蝮に注意」なる張り紙を発見。蝮は湿っぽい叢が・・・好きだ
白く滲んだ晴れ空、強目の南風が蒸し暑く、気温19〜32℃。 午後4時の気温31.1℃、湿度39%
(11・311)36.4℃(77〜112)
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