石膏像のデッサンを描く。最初は大まかに陰陽を捉える。大まかな陰陽を、少しづつ細分化して描き込む
作業が進むにつれて、最終形が顔を覗かせ、完成時への期待感が薄れてゆく。円空の鉈彫りの様な鮮烈な
印象が姿を隠して、細部に渡って丁寧に描き込まれてはいるが、凡庸な印象のデッサンに変貌してしまう
ただ描き込めば良いわけではなく、何処で木炭や鉛筆を置くか。どれだけ期待感を残すかが・・・難しい
今回の芥川賞受賞作「貝に続く場所にて」を読み終えて、描き込み過ぎたデッサンを思い出した。文章を
紡ぐ、技術も知識も十二分に持ち合わせている。が、東北の震災で亡くなったかつての同僚が、主人公の
留学先のドイツに訪ねて来たり、主人公の背中に歯が生えたり、かなり好奇心を擽ぐる展開にも関わらず
溢れ過ぎた言葉に、その鮮烈さが埋没してしまった。真面目な秀才の作品といったところか。持てる力を
全て注ぎ込んでしまったかの様だ。丁寧に描き込むだけでなく、大胆に消し込む作業も、不可欠・・・だ
昨夕の発表で狛江市の、新規感染者4人・「退院等」2人。多摩地区30市町村の、感染率は7位を維持
現在の感染者は、2人増えて36人。50代男性2人の入院先が確保出来ないのか? 「調整中」が4人
斑らな雲が空を覆い、風は無く蒸して、気温19〜27℃。 午後3時の気温は24.6℃、湿度は71%
8時45分に家を出て、風防号で調剤薬局まで10分のドライブ。開店5分前で6番目、処方を依頼して
整形外科へ。駐輪場は100%、待合室は60%。10分の読書で助っ人医師から、右の肩2箇所に注射
20分の読書で個室ベッドでキセノンで、9時50分終了。調剤薬局で漢方薬を受け取って一時帰宅する
(51・84・42900)(11・335)36.5℃(71−104)