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~カウンター越しより~

カナディアンウィスキーの歴史

2006年04月13日 18時43分09秒 | Canadian Whisky

カナダでは17~18世紀にフランスやオランダからの移民たちが
ブランデージンを製造していた。
1776年のアメリカ独立宣言に反対したイギリス系の住民が、
カナダに移民しライ麦や小麦などを栽培し始める。
五大湖周辺で製粉業が発展し余った穀物から、
加工品としてウィスキーを製造していきます。
製粉所がウィスキー蒸留所を兼ねるようになります。
1920~1933年のアメリカ禁酒法時代に「アメリカのウィスキー庫」
として大量に製造し密輸する。
おかげで、カナディアンウィスキーの全盛期を築くことに。
今でもアメリカではバーボン以上にカナディアンウィスキーが飲まれているらしい。
1980年以降、ハードリカーの低迷でアメリカでのウィスキー消費が落ち込み、
蒸留所の統廃合が相次ぎ、そのため全盛期200近くあった蒸留所が現在はつしか残ってない。