４月２５日（土）は都合により
２１時開店
とさせていただきます。
ご迷惑をお掛け致しますが、何卒よろしくお願い致します。
「テニニック28年（1982/2011）
バークロス5周年記念ボトル（10本限定）」
開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，８００円
節目となる5周年の今年は、マイナーではありますがオリジナルボトル
としては異例の長熟モルトをチョイス致しました！
テニニックはヘイグやVAT69のブレンドに使用されるハイランドの蒸留
所で、生産量は多いのですが、そのほとんどがブレンドに回されるため
シングルモルトとしてはマイナーです。
しかし、ブレンドに使用されるということはそれだけ穏やかで優しい個性
を持っているということの裏返しです。このボトルもそれを証明するに足
る素晴らしい味わいを秘めています。
フローラルでフルーティな香りとハチミツやミルキーなキャンディと穏やか
な麦芽の味わい。穏やかながらも長い余韻。
フルーツ全開、あるいはシェリー全開といった個性ではありませんが、朴
訥とした、いかにもシングルモルトらしい良さを持ったウイスキーです。
「バークロス５周年記念・オリジナルビール(45本限定）」
１本価格：１，６００円
今回は茨城県の木内酒造さんにお邪魔し、オリジナルのビールを製造
致しました！
麦芽はペールモルトを主体にミュンヘンモルトとクリスタルモルト、そして
１％程のブラックモルトを使用。ホップは苦み系のチヌークとグレープフ
ルーツ系のアロマを出すカスケード、スパイシーさを醸し出すザーツを使
用し、高めのアルコール度数７％で仕上げています。
パンクIPAのような味わいをイメージして作ってみましたが、我ながらなか
なかの出来栄えで旨いです！
ちなみにラベルにIPAとありますが、India Pale Aleではなく、よく見ると
Ikebukuro Perfect Ale となっています☆
本数が限られているため、早期完売の際はご容赦下さいませ。
「ロングロウ」
開栓日２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，０００円
＜５周年記念特別企画＞
ボトルキープ通常価格１６，５００円のところ →
４月３０日（木）までの特別価格 ★１４，０００円★
ロングロウCVの後継品的位置付けのボトルです。裏ラベルに記載
がありましたが、現在ロングロウは年間100樽以下しか生産してい
ないようです。
しっかりとピートの効いた香りを持ちつつ、アタックでは和菓子っぽい
甘さを感じさせます。段々とスモーキーフレーバーが強くなり、苦み
や磯っぽさとともにフィニッシュへ。CVよりも若干穏やかになったよう
な印象を受けました。これからの時期、ソーダ割りとの相性も良く、
ボトルキープには絶好の1本。この機会に是非！
「マッカラン18年（1974/1992）」
- 開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：４，４００円
- 5周年記念の目玉商品！
細かい説明は不要と思われるオールドのマッカラン18年です。しかも
評価の高いジオヴェネッティ表記のイタリア周りのボトルです。
最近は20万円を超えることが普通に思えてしまうぐらいマッカランの
オールド市場は鬼高騰しています。
そんな中、今回節目の5周年というタイミングで、遂にこいつを開封する
決意を致しました！
非常に懐かしい、久しぶりにかぐマッカランの香りです。ドライレーズンに
オロロソシェリー、コニャック等々の甘さとその奥にしっかりといる麦芽の
香り。オイリーで重厚。カラメルの甘みや舌にどっしりと乗っかるタンニン。
最近のマッカランとは明らかに傾向の違うこのフレーヴァーは、人生の中
であと何回味わうことが出来るのでしょうか？このチャンスをお見逃しなく！
「ロングロウ10年（1991）」
開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：２，０００円
懐かしいトール瓶のロングロウを発掘しました！輸入元、木下
インターナショナルの正規品です。
もともとロングロウは生産量が少ないため、当時から希少なボ
トルではありましたが、最近のモルト価格の上昇もあって今では
随分と価格も高騰しているようです。
ロングロウらしい、やや磯を感じさせるピーティな香りと、荒っぽ
い穀類由来のスピリッツ感。樽の内側のような木のニュアンス。
口当たりは意外にも軽く、すっと口に入ってきます。
バーボン樽由来のバニラ様の甘みのあと、若いアイラモルトに
よく見られる苦みにも似たイソジン系のフレーヴァー。そしてや
はり香り同様に磯を感じさせる味わい。
個人的にはもっと荒々しい個性の記憶だったのですが、経年変
化のためかやや角が取れたような印象を受けました。
「ザ・ディスティラーズ・エディション／タリスカー1990/2003」
開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，５００円
かつてはダブルマチュァード・シリーズとして親しまれていたボトルで、
現在はラベルデザインが一新されています。最新ボトルはヴィンテージ
が2003/2014となっているので、この頃の方が後熟期間も長かったよ
うです。
ちなみにタリスカーの後熟樽はアモロソ・シェリー樽でフィノとペドロヒメ
ネスを混ぜた甘口シェリーの空樽です。
アタックでは意外にもタリスカーのピーティーな香りの方が強くでていて、
かつての黒胡椒感が強かったオフィシャル10年を彷彿とさせます。
そう言えばヴィンテージ的にはその頃ですもんね。
口当たりはアモロソの影響でやはり甘く、シェリーやミルクチョコレートを
思わせますが、中盤からはタリスカー本来の個性がしっかりと現れ、や
はり胡椒っぽさもしっかりと出ています。
今のタリスカーには無い、古き良き荒々しさが感じられ、かつ甘みも楽しめる非常に秀逸なボトルです。
「フレデリック＆キャサリーン パコリ
／ カルバドス・ドンフロンテ ３０年」
開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，５００円
パコリ家はドンフロンテ地区で18世紀初頭から農家を営んできた歴史ある
農家で、原料を収穫するGrimaux(グリモー)農園はパコリ家により開かれ、
クロード・パコリの代で農園はさらに広げられ、1986年よりフレデリックと
キャサリーン・パコリが引き継いでいるそうです。
ドンフロンテ地区ではりんごの他に30%以上の洋梨が使われますが、パコリ
のカルバドスでは実に50%~80%もの洋梨が使用されるそうで、その分香り
味わいともに繊細で優しい仕上がりになっています。
開けたてからうっとりするようなりんごの甘い香りが広がります。香りだけでも
しばらく楽しめそう。口にすると香りよりも明確に洋梨よりの甘みが感じられます。
その味わいは複雑にして優しく、フィニッシュではリンゴの皮を連想させる微かな
タンニンがラフランスのジャムのような甘みと絡み合い極上の時間を約束して
くれます。
「ド・カステルフォール1973/2013」
開栓日：２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，５００円
珍しくアルマニャックを仕入れてみました！しかも超長熟。熟成
なんと40年です！
アルマニャックの中では最高峰とされるバ・アルマニャック地区
ノガロ町周辺の農家が共同体を作って発売するブランドで、酒名
はフランス語で「堅牢な要塞」という意味だそうです。
開けたてということもあってか、最初はアルコールの香りが強いた
め、ブルゴーニュタイプのワイングラスに移してテイスティングを
してみました。香りは白ブドウを思わせる爽やかな酸味をもった香
りでコニャックの干しブドウ系の甘い香りとは随分異なります。
味わいも比較的ドライで、白あんのふわっとした甘みにサルタナ
レーズンのドライフルーツ、金木犀を思わせる甘みを感じます。
コニャックのどっしり重いタイプのブランデーではなく、軽快でドライ
な甘さをもったこのブランデーは、ダビドフのシガーと合いそうです。
「トマーティン・BIG T 5年（特級表記）」
開栓日２０１５年４月２３日 ワンショット価格：１，０００円
宝酒造が所有するトマーティンの原酒をベースに造られています。
ラベル表記は750mlなのですが、裏貼りは760mlになっていて、
1980年代の中でも前半の流通なのかもしれません。
BIG" T "はひね香が強いものが多く、状態にやや不安がありまし
たが、今回のボトルは健全な状態でホッとしました。
オールド特有のカラメル様の甘みとウェハースを思わせる麦芽の
香りに、微かなピーティさも感じさせます。
前半に水あめや黒蜜のような甘さがありますが、中盤からはすっき
りとしてドライな仕上がりで、舌への刺激も心地よいです。
バランスもよく、状態も良い上に、5周年記念価格でお値段もリーズ
ナブル！どうぞお気軽にお楽しみ下さい♪
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